【完全ガイド】比較的安価で最高の音を録音!ボーカル向けおすすめ機材を一挙紹介!

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最近では、Vtuber・歌ってみた・オリジナル曲制作などSNSでの活動の幅が増える中、最初はこの機材で大丈夫!と見て購入したけれど、物足りなくなったり、良い音を出している他の人の機材と比べて、やっぱりこっちにするべきだったか...と思う方は少なくないと思います。実際に筆者も何度も機材を買い替えての繰り返しで、数年かけて納得するものに出会えています。

しかも、機材は種類もメーカーも様々、値段もピンキリです。本来であれば色々試してみて「自分に合う機材」を探すのも有効的な手段ではありますが、ここでは、これがあればしばらく買い替えは検討しなくても良い、筆者も最初からこんな商品あれば良かったな....というものを、オーディオインターフェース・マイクから小物まで一挙に紹介します。

特に、歌や声優的な活動を今から始めようかなと考えている方や、最初の機材から買い替えたいんだけど比較的安くて長く使えるものを、と考えている個人活動者の方は必見の記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事は、
・ボーカルを始める為に機材などを調べている初心者から中級者の方
・出来るだけ失敗を避けて判断したい方
向けに、実際の使用経験や比較検討をもとに、「遠回りしにくい考え方」をまとめたものです。

結論や判断ポイントを先に知りたい方は、見出しごとに拾い読みしても問題ありません。

※すでに基礎知識がある方は、このセクションは読み飛ばしても問題ありません。

ボーカル録音に必要な機材は、以下のような種類です。その必要性と役割を紹介します!

  • DAW(有料)
  • マイク(コンデンサー・ダイナミック)
  • オーディオインターフェース
  • モニターヘッドフォン
  • ポップガード、リフレクションフィルターなど

※すでに基礎知識がある方は、このセクションは読み飛ばしても問題ありません。

DAWとは、音楽制作や録音を行うPCのソフトウェアのことです。最近では自宅録音を行う方が多くなり、一見DAWは個人的に使用するものと思われていらっしゃる方も拝見します。ですが、DAWは音楽制作の全ての窓口になりますのでプロの環境でも当たり前のように使用されます。

各DAWによってそれぞれ得意なジャンルや音の質感も変わってきますので、ここではボーカル録音向け・初心者だけどボーカルミックスに挑戦してみたい方向けに、オールラウンドで使用できると筆者が考えるDAWを紹介していきます。

価格は製品やそのグレードにもよって大きく異なりますので、「これ気になるけどまだ買うのは少し怖い...」という方は各製品から体験版が出ている場合もあるので、そちらを使用してみるのもいいかも知れません。

メーカー/製品名Steinberg/CubaseApple/Logic Pro
対応OSWindows/MacMacのみ
価格(※1)サウンドハウス:12,800~64,800円(税込)
楽天市場:13,200~69,300円(税込)
買い切り:3万円(税込)
サブスク(iPadのみ):700~7000円(税込)
体験版あり:60日間あり:90日間
購入サイト(サウンドハウス)
購入サイト(楽天市場)
公式サイト

Steinberg Cubaseシリーズ

グレードElementArtistsPro
価格(税込)(※1)通常版:13,200円
アカデミック版:8,800円
通常版:39,600円
アカデミック版:24,200円
通常版:69,300円
アカデミック版:44,000円
対応OSWindows/MacWindows/MacWindows/Mac
オーディオエンジン64bit64bit64bit
最大サンプリングレート192kHz192kHz192kHz
最大トラック数MIDI:64トラック
オーディオ:48トラック
MIDI:無制限
オーディオ:無制限
MIDI:無制限
オーディオ:無制限
テイクコンピング利用できない利用できる利用できる
VariAudio使用できない使用できる使用できる
オーディオアライメント使用できない使用できない使用できる

公式ホームページはこちら

Good Points
1. 国内外問わずシェア率が非常に高く、わからないことがあっても大体のことは調べれば解決する。
2. 音質的なより好みもなく、オールラウンドで使用できる。
3. VariAudioでピッチの編集やタイミングの補正、テイクコンピングも行うことができる。(Artists以上)
4. オーディオアライメント機能で複数のボーカルのタイミングの補正を自動で行うことができる。(Proのみ)
5. 遠隔で録音できるため、同じCubaseユーザー同士であれば制作者とリモートで制作することができる(Proのみ)

Bad Points
1. 他のDAWに比べ、オーディオ編集の画面の見方や細かい機能に手が届きにくい時がある
2. 大体のことはArtists版でも行えるが、これがやりたかった!という機能がPro版に付属している場合が多い

Cubaseは世界的なシェア率が高く、なんでもこなせる万能DAWですが、ボーカル録音においても最もおすすめできるDAWだと言えます。

CubaseはCubase10からオーディオエンジンの使用が大きく変わり64bit浮動小数点演算が可能になったことで音の印象が良い方向に大きく変わりました。加えてCubase9から画面のインターフェースも変わり、トラックとフェーダー画面なども同時に表示できるようになり、より直感的で分かりやすい仕様になっており、自宅録音だけでなく、今ではプロの方でもメインDAWとして愛用する方も増えてきている印象です。

また、ボーカル録音や自分でミックスを試してみたい方に最もオススメできる理由があります。

オススメできる理由①:画面UIや録音機能が直感的で分かりやすい。

他のDAWではオーディオファイルを立ち地上げた後、録音をするスタンバイ状態にしてから録音をするものもあるため、スタンバイ状態にするを忘れてしまうと、「あれ...録音ができない....」ということがあります。ですが、Cubaseでは基本的に、選択したトラックは自動でスタンバイ状態に入るため、あとは録音ボタンを押すだけで簡単に録音できます。

また、フェーダー・使用プラグインや波形・Vari Audioの編集画面も画面下部などの位置に自身でカスタマイズできるため、自分の好みに編集画面を表示できます。

オススメできる理由②:Vari Audioが使いやすい

Vari Audioは、Cubase Artists以上で使える、オーディオ編集ソフトのことです。Audio Warpという処理で解析を行ったあとにMIDIを扱うように簡単にピッチの編集を行うことができます。

オススメできる理由③:オーディオアライメントが使用できる。

オーディオアライメント機能は、Cubase Proのみで使える機能とはなってしまいすが、ボーカルのタイミング補正をボタンひとつで行える機能です。

初心者の方で、ピッチ編集はできたけれど、なんかうまく聞こえない....という方の多くは楽曲とボーカルのテンポやタイミングが合っていないときに起こることが多いです。ですが、ハモリやダブリングも含めて多くのトラックのタイミングを揃えるには、細かく波形を観察し、切ってつなげた部分でフェードをかけたりと多くの工程が必要となり、全部をバッチリ合わせるのは非常に困難で時間のかかる作業だといえます。

ですが、オーディオアライメント機能では参考元(リファレンス)のトラックを選択し、タイミングを揃えたいトラックを選択すると、後は実行のボタンを押すだけでリファレンスのトラックにタイミングを合わせることができます。

タイミングを自動で補正してくれるプラグインは他にも優秀なものもありますが、追加で購入し、導入するには基本的に15,000~30,000円近くかかってしまうため、標準でこの機能がついてくれていることは非常にありがたいと言えます。

オススメできる理由④:本格的な処理も当たり前のようにできる。

今まで紹介してきたものは、基本的にワンタッチでできる処理です。ですが、歌をよく聞かせるためには、ピッチの処理やタイミングの補正でおかしくならないテイクコンピング、伸ばし(ロングトーン)やキメの部分を揃えるのが必要になってきます。

もちろんこの部分においても、より直感的で分かりやすいUIのため他のDAWに比べて手が出しやすく、シェア率も高いため基本的には誰かに聞かなくても、インターネットやYouTubeで検索すると分かりやすく解説してくれている方が多くいらっしゃいます。

結論

Cubaseは録音においては、もちろん高品質で問題ないですが、例えば「初心者だから、本格的なミックスは任せたいけど、YouTubeショートでたくさん動画をあげるにはコストが高いので自分でボーカル処理をしてみたい」などを考えている方に最も良く、推奨PCスペックも他のDAWに比べて比較的低いです。加えて、初心者でも扱いやすい機能、慣れてきたらプロが使う機能なども標準で装備されているものが多いため初心者やボーカル録音に最もオススメできるDAWとも言えます。

また、最上位グレードで比較しても他のDAWよりも安く、学生さんや教育関係者であれば「アカデミー版」という割引もあるため非常に手頃に試すことも可能です。「でもやっぱり購入はどうしようかな」と悩んでいる方は60日間の無料体験も可能なため、一度体験や検討をオススメします。

機材くん
機材くん

やっぱり、世界シェアが高く、初心者でも簡単に扱えるものが一番いいよね!

そうだね!しかも、良い音でプロ級の編集までできるのは、使ってて楽しさもありそう!

ギタくん
ギタくん

Steinberg Cubaseシリーズ 購入はこちらから!

Apple Logic Pro

グレードLogic Pro
価格(税込)(※1)買い切り:3万円(税込)
サブスク(iPadのみ):700~7000円(税込)
対応OSMac
オーディオエンジン64bit集約エンジン
最大サンプリングレート192kHz
最大トラック数MIDI:無制限
オーディオ:無制限
テイクコンピング利用できる
Flex Time使用できる
Flex Pitch使用できる

公式ホームページはこちら

Good Points
1. 最近では、多くのプロアーテイストも使用
2. 料金が他のDAWのプロ版より安く、システムアップデートも基本的には無料で行える
3. Flex(Time,Pitch)機能で、自動で素早くボーカルの修正が行える
4. テイクコンピングやそれに伴うクロスフェード処理も簡単に行える
5. 有名なモデルをエミュレートした優秀なEQやReverbなどの、録音の際に使えるエフェクトが多い

Bad Points
1. 対応OSがMacのみ
2. 他のDAWと違いPro版しかないため、他DAWでプロ版以外で検討している方は初期費用が他に比べて少し高い

Logic ProはMacOSのみで使用できるApple製品のDAWです。AppleにはGarage BandというDAWもありますが、簡単に言えばLogic Proはその上位版に当たります。Logic Proは万能型ではありますが、筆者の個人的な感覚では、生音やオーディオに強いDAWであると考えています。オーディオ録音の他にも純正のプラグインや音源が有名な実機を参考にエミュレートしているものが多く、音質には一定の定評があります。また、初期費用は3万円と、他のDAWの最下位グレードよりは高額で、一瞬迷う金額ではありますが、他DAWではバージョンのアップグレードがあるとアップデートに2万円近くかかりますが、Logicでは基本的に無料でアップグレードが可能で、常に最新版の状態を保てるのでそこが魅力の1つとも言えるでしょう。

現在では超有名アーティストやプロの作家(作曲家)の方にも人気があり、先程も記述した通り、純正のプラグインや機能も品質が高いためデモバージョンの製作やラフミックスの制作においては、上手に使用できれば純正のプラグインのみで制作している方もいらっしゃいます。

そんなLogicがボーカル録音やピッチ補正を自分でも初めて見たい方にどんなところがオススメか、具体的に見ていきましょう。

オススメできる理由①:生音やオーディオに強い印象がある。

これは先程も記載しましたが、Logic Proは生音やオーディオに強いDAWの1つと言えるからです。DAWにはシンセやEDMに特化した「FL Studio」や「Ableton Live」や、生音・オーディオに強い「Pro Tools」や「Luna」などそれぞれ得意とするところが若干変わってきます。

Logic Proは何でもこなせる万能型のDAWではありますが、同じ万能型の「Cubase」や「Studio One」に比べてもより、生音・オーディオに強いイメージがあり、エフェクトや音源も実機のエミュレートのものが多いため、いわゆる"生音"であるボーカル録音には優れてると言っていいと思います。

オススメできる理由②:テイクコンピングがやりやすい。

テイクコンピングとは簡単に言えば、複数録音したテイクから任意の箇所を繋ぎ合わせ、良いメインテイクを作る作業です。例えば声でキャラを作っている方はそのキャラクター性が統一化されているか等を判断したり、ピッチ補正やタイミング補正を行って不具合が発生しないテイクはどれか等を判断し、メインテイクに1本化する作業です。

この作業は1番はじめに行うことであり、後のピッチ編集やタイミング補正の出来に大きく関わってきます。

通常テイクコンピングは複数のテイクの中から、任意の箇所を選択しショートカットキーを使って行うものになりますが、Logic Proではドラック&ドロップでテイクコンピングを行うことができます。余計なことを覚える手間や操作をする必要がなく、直感的に操作ができるためこの点においては他DAWより操作性が優れています。

オススメできる理由③:Flex Pitchが使いやすい。

Logic ProにはFlex Pitchというピッチ修正ソフトが標準で搭載されています。基本的な操作は、編集したいオーディオをダブルクリックし、画面上部にある「Flexをオンにする」を選択しオーディオの解析を行った後、すぐ右側にある操作の選択肢から「Flex Pitch」を選択することで使用できます。

ピッチの編集はMIDIの編集を行う様な直感的な操作であり音程の修正のみならず、有料プラグインの「Waves Tune」や「Melodyne」等で可能な、の始まりのピッチの補正から、その音の前後の修正、ビブラートの調整等も行えます。

また、タイミング補正も行うことができ、MIDIの様な形式になったノート(音)をドラックで左右に移動することで、音の始まりなどの簡単なタイミング補正も簡単に行うことが可能です。

オススメできる理由④:Flex Timeも優秀。

Flex TimeはLogicに標準で搭載されているタイミング補正のソフトです。ロングトーンやキメの部分の長さの調整等は波形を細かく観察しおこなう必要はありますが、拍にタイミングをあわせるということであれば、Flex Timeで簡単に行うことができます。

先ほど紹介したFlex Pitchでもドラックでタイミングを補正することは可能ですが、Flex Timeでは複数あるアルゴリズムから楽器やオーディオの特性に沿ったリズムやタイミングの補正を行うことも可能で、また、クオンタイズ機能を使いピッタリ拍に合わせることも可能です。

クオンタイズ機能をどう使用するかは好みによりますが、あえて少し曖昧なクオンタイズをかけることで生の演奏感を再現したり、逆にピッタリタイミングを合わせることで音の初動に厚みが増え、いわゆる「音圧」を上げることに貢献したりすることもできます。

複数あるアルゴリズムを完璧に理解することは初心者の内は正直大変かと思いますが、オートマティックというモードもり、自動で最適なアルゴリズムを選択してくれる機能もありますので、初心者の方も容易に使用することができます。

結論

Logic Proは他の最上位グレードよりかなり安く、業界でも使用されるような水準の機能やプラグインが標準で搭載されており、他の万能型のDAWに比べて生音・オーディオに強く、最新版は常に基本的には無料でアップグレードできるため、MacOSの方で初めてDAWを導入し、ボーカル録音や初心者だけど自分でミックスをやってみたい、と検討されている方にはかなりオススメできます。

筆者の個人的な感覚では、MacOSの方は正直Logic Pro一択かなぁという気もしなくはないです。この記事を見て良いなぁとご検討されている方は、90日間の無料体験もありますので是非体験してみることをオススメします。

また、Logic Proは永久ライセンス(買い切り)もありますが、サブスクでの使用も可能なため月額で支払えば経済的にも比較的優しいDAWですのでこの点もオススメできます。

機材くん
機材くん

Logic Proはこんなにすごい機能が簡単に安く使えていいなぁ!初心者でも高水準のものを簡単に制作できるなんて夢見たい...!

はぁ....WindowsでもLogic Pro出てくれないかなぁ....

ギタくん
ギタくん

Apple Logic Pro 購入はこちらから!

メーカー/製品名Steinberg/CubaseApple/Logic Pro
対応OSWindows/MacMacのみ
価格(※1)・サウンドハウス:12,800~64,800円(税込)
・楽天市場:13,200~69,300円(税込)
買い切り:3万円(税込)
サブスク(iPadのみ):700~7000円(税込)
体験版あり:60日間あり:90日間
購入サイト(サウンドハウス)
購入サイト(楽天市場)
公式サイト

※ただし、プロ向け商品を最優先にしている方にはこの考え方・選択が最適とは限りません

※すでに基礎知識がある方は、このセクションは読み飛ばしても問題ありません。

マイクはボーカルや声優活動を始めるに当たって、最も悩ましいところですよね!皆違うマイクを使っていて....とかマイクってそもそも、どういう仕様があって何を基準に選べば良いのか....など悩む要因が多いですよね!ここでは、簡単にマイクの種類や何を基準に選べばいいのか、分かりやすく説明します。マイクでお悩みの方は是非ご覧ください!

メーカー/製品名Audio-Technica/AT4040AKG/C214Shure/BTEA57A
タイプコンデンサーコンデンサーダイナミック
指向性単一指向性単一指向性スーパーカーディオイド
価格(※1)サウンドハウス:39,600円(税込)
楽天市場:39,600円(税込)
サウンドハウス:38,000円(税込)
楽天市場:46,860円(税込)
サウンドハウス:22,809円(税込)
楽天市場:25,850円(税込)
購入サイト(サウンドハウス)
購入サイト(楽天市場)

マイクの選ぶ際に見るべき点は、主に下記の項目だと考えます。

  • マイクの種類(タイプ)
  • マイクの指向性
  • ダイアフラムの大きさ
  • 得意な録音楽器のタイプ
  • 得意な集音の周波数帯

マイクは大まかに「コンデンサー」「ダイナミック」「リボン」の3つのタイプに分けられます。同じタイプのマイクでも正式な役割はマイクのそれぞれで違うため、詳細な説明とは言えないですが、主に以下の様な役割で使用されることが多いです。

  • コンデンサーマイク:様々な楽器やボーカル等のレコーディング
  • ダイナミックマイク:特定の楽器・アンプの録音や音楽ライブ
  • リボンマイク:特定の楽器・アンプのレコーディングやカメラ等の機材の集音

基本的にはボーカル録音であれば、「コンデンサー」を中心に探すのが基本です。プロの現場では基本的にボーカルはコンデンサーでレコーディングしています。

ただし、コンデンサーマイクは集音能力がかなり高いため、自宅環境ですと部屋の空気感やエアコン等の雑音も拾ってしまいます。もちろんその対策なども後ほどこの記事内で紹介しますが、コンデンサーマイクは長く使えるものだと少し高額になりがちなため、予算や環境が気になるという方であればダイナミックマイクで検討するのも1つの手であると思います。

マイクの指向性

マイクには「指向性」というものが存在します。初めて聞く方は「何だそれ...むずかしい言葉」と思われると思いますが、要は、マイクがどの方向から音を集音するか、ということです。

わかりやすい例でいうと、例えば「無指向性」はマイクの周り全ての音を集音します。比べて「単一指向性」はマイクの正面からしか集音しないため、ノイズなどの比較的、無指向性のものよりも少なくなることが多いです。

それでは、具体的にどんなものがあるか見ていきましょう。

  • 無指向性:マイクの全ての方向から集音可能
  • 単一指向性:1つの方向から(基本的には正面)の感度が特に高い
  • 双指向性:マイクの正面・背面からの集音に強く、サイドの感度が低い

また、単一指向性の中には「〇〇カーディオイド」と呼ばれる細かい分類があり、それぞれ特徴も違うため、簡単に見ていきましょう。

機材くん
機材くん

因みに、カーディオイドってマイクの指向性(集音範囲)が心臓の形ににてるからそう呼ばれるらしいよ!

  • カーディオイド:マイクの正面が最も感度が強く、背面が最も感度が弱い
  • サブカーディオイド:集音範囲が無指向性よりわずかに狭く、カーディオイドよりわずかに広い
  • スーパーカーディオイド:カーディオイドより集音できる角度が少し狭く、サイドはほとんど遮断されている。背面からの感度は備えている。
  • ハイパーカーディオイド:双指向性に似たような機能ではあるが、背面の感度が双指向性より少し高い。サイドからの遮断に優れている。

たくさんありすぎてこりゃわかんねぇな.....

アコさん
アコさん

さて、様々性能は簡単に公開しましたが、それぞれどの指向性でも、マイクの位置や距離は気をつけなければなりません。

ボーカル録音マイクでは、基本的に「コンデンサーマイク」の「単一指向性」を検討すれば外れることはさほどありませんので、そこから検討しましょう!

本記事の製品紹介ではダイナミックマイクの紹介もいたします。その場合は「カーディオイド」を使用したいところですが、「スーパーカーディオイド」製品を紹介します。

ダイアフラムの大きさ

ダイアフラムとは、マイクの中に入っている実際に集音する部分のことです。

ダイアフラムの大きさには様々なメリット・デメリットが共存しますが、基本的にはダイアフラムが大きいほうが、より素の音を録音してくれる。という効果が期待されています。理由としては、ダイアフラムはより厳密に言えば、空気振動を感知する機器のためダイアフラムが大きいと、より精密な空気振動を感知できます。

逆にダイアフラムが小さいと捉えられる振動が小さいため、低域の音を再現しづらいとも言われることもあります。

因みにですが、再生機器としてイヤホンなどにもダイアフラムが入っていますが、なんとなくイヤホンよりヘッドホンのほうが臨場感がある気がしますよね!イメージ的には最初はそんな認識で良いと思います。

ダイアフラムの大きさはメーカによって公表しているところとしていないところがありますが、悩んでいる際にもし目に入れば、購入する要因の1つに加えてもいいかも知れません。

得意な録音楽器のタイプ

マイクには様々なタイプや、指向性があると紹介してきましたが、マイクはそれぞれ実は得意な楽器があります。

例えば、ギターのアンプの録音にはダイナミックマイクである「SM57」を使用することが前まではステレオタイプとして存在していました。

この様にコンデンサーマイクにおいても、それぞれ何を得意とするかは変わってきます。基本的にコンデンサーマイクはオールラウンドに使用できるため、ボーカルは得意領域入っていることが多いですが、中でも特にボーカルに強い「NEUMANN U87」の様なタイプもあるかと思います。多くの場合メーカーが推奨楽器を提示していることがありますので、確認してみるのがオススメです。

得意な集音の周波数帯

得意とする楽器がそれぞれ違うように、得意とする集音の周波数帯もそれぞれ違います。

ボーカル以外でもそうですが、基本的にHi(高音)が集音されると、他の楽器に埋もれず、綺麗に前に飛んできてくれるという考え方が一般的に言われています。

ですがボーカルにおいて言えば、声は人それぞれですし、自分のやりたい音楽や綺麗に聞こえるキーや周波数帯等も人それぞれです。

ですので、せっかく自分にとって美味しい部分がマイクの元々の性能で削られてしまったり、出したくない周波数帯がブーストされしまうのは勿体ないです。これも多くの場合で検索したり、メーカーさんが情報をだしていることがありますので、そこも検討材料に含めても良いかも知れません。

機材くん
機材くん

いろんな検討材料があるなぁ!

以上紹介したものは、基本的なマイクの性能や検討材料になります。そのなかでどれを重視するかを考慮し予算も含め、良いマイクが買えるようにしましょう!

次は、そんな検討材料を含めた中で、筆者のオススメマイクを3つ紹介いたします!

Audio-Technica AT4040

価格(税込)(※1)43,560円(税込)
タイプコンデンサー
指向性単一指向性
ダイアフラム1インチ
周波数特性20~20,000Hz
ローカット80Hz、12dB/octave
ダイナミックレンジ133dB(1kHz at Max SPL)
スイッチローカットON/OFF、パッドON/OFF

公式ホームページはこちら

Good Points
1. ダイアフラムが1インチで大口径
2. 最近では配信活動や自宅録音で大人気
3. Mid(中域)をフラットに再現してくれる
4. 低域の歪が起きない回路を搭載
5. 性能に比較して値段がお手頃

Audio-Technicaは最新技術を取り入れ、最新機器を開発する比較的新しいメーカーと言えます。近年はマイク等も販売していますが、多くの方はイヤホンやヘッドフォンなどで知っているメーカーかと思います。

イヤホンやヘッドフォンにおいても、ヤーパット等の部品を別製品でカスタマイズすることで、一部のプロの方の中ではAudio-Technicaのイヤホンでミックスを行う方などもいらっしゃいます。

そんなAudio-Technicaですが、巣ごもり需要が増えて来た辺りから、歌や配信で使用できる高品質なマイクである「AT」シリーズが人気になり今ではオススメのマイクとして多くのところで紹介されるようになりました。

そんなATシリーズの中で、特にオススメである「AT4040」がどの様なオススメポイントがあるかをご紹介します!

オススメできる理由①:ダイアフラムが大口径

ダイアフラムは選ぶポイントでも紹介しましたが、簡単に言えば実際に音を拾う部分の機械になります。ダイアフラムが大きいと、より精密に空気振動を拾えるため、自身の声を素のまま拾ってくれる効果や、抑揚、ちょっとエッジを聞かせたフレーズなど、より繊細なボーカルを収録してくれます。

1インチのダイアフラムでかつ、クセのないプロフェッショナルな録音を果たすマイクとなると、同じ価格帯では「AKG C214」などが挙げられますが、基本的には10万円~という様な商品が多い印象です。そんな貴重なマイクがこの価格で実現できることは実に嬉しいことと言えます。

オススメできる理由②:周波数特性が割とフラットである

同じ価格帯である「AKG C214」との最大の違いはここかなと筆者は考えています。AT4040はボーカルに必要なHi(高音)が、いやらしくならない程度に自然にブーストされていますが、それ以外の部分は割とフラットに録音してくれます。

ボーカルはメジャー音楽のどれだけ上手いプレイヤーでも、ミックスやニュアンス等の調整で微妙なピッチの修正などは必ずと言っても過言ではないほど行われます。

「AKG C214」はMid-Hiの辺りが少し特性的に削られていて、実際にはそうではありませんが、分かりやすく言えば「必要最低限の処理はしてある」というイメージに近い状態になっています。ですが、フラットに録音できれば、後からのミックスで自分のやりたい処理をより忠実に行えるため、初心者の方で初めてEQ等を触る、という方は簡単な操作やEQに備わっているプリセット等でも自分の狙っていた音をより簡単に再現できると思います。

また、ミックスを任せる方であれば、他のマイクに比べ自分の声をより忠実に録音できるのが最大のメリットと言えます。

オススメできる理由③:低音が歪にくい仕様になっている

マイクは必要以上に大きな音を入力した際に、歪むのが一般的です。いわゆる「音割れ」の様な状態ですね。

その原因は様々ですがその1つに、低音の成分が多すぎると歪みやすいというものがあります。なので、ミックスでもベースやバスドラム等の低音楽器をくっきり聞かせるために、ギターやピアノ等で必要以上に低音が出ないようにEQでカットしていく訳です。

AT4040ではローカットに加え、この低音が歪み過ぎない仕様になっています。ですので他のマイクに比べてではありますが、必要最低限のこと以外は割と知識などがなくても、何も気にせず録音できるということになります。

結論

以上3点だけをみても、ボーカル録音や声の活動をしたい、ミックスなどにも挑戦したい、という初心者にはこれ一択でしょという様な性能になっています。また金額的にも初期費用としては少し割高ですが、同じ様な性能のマイクを購入したいと考えた際には「AKG C214」を除き、10万円以上の資金が必須級になってしまうため、逆に言えばとても割安と言えます。

プロのボーカリストの方は、スタジオに呼ばれてプロのエンジニアが曲やその人の声の特性に合わせて、そのスタジオが使用しているマイクの中から録音するというのが一般的です。ですので、シンガーソングライターの様な方は別かも知れませんが、このくらいの性能のマイクがあれば、YouTube等で歌の活動をしたいという方には「充分すぎる性能」だと言えます。

また、やはり別な製品が欲しいと考えた際にも、音楽機材は高いものが多いので、安いマイクをいっぱい試すよりはこれくらい良い製品を触って、そこからアップグレードをどうしようと考えるほうが経済的にもいいと言えるでしょう。

加えて、マイク等の機材の購入は「サウンドハウス」さんが圧倒的にオススメです。サウンドハウスさんでは、実際にその商品を使用したプロモーション動画等がある商品もあります。また購入後、他企業に比べ多くのポイントが返ってくるため、実質的には他サイトよりかなりお安く購入することができます。

機材くん
機材くん

このマイクそんなにすごいのか......

調べると有名な配信者さんとかでも使ってる人が多いから、不安なら調べてみることもオススメだぜ!

ギタくん
ギタくん

Audio-Technica AT4040 購入はこちらから!

AKG C214

価格(税込)(※1)(※2)38,000円(税込)
タイプコンデンサー
指向性単一指向性
ダイアフラム1インチ
周波数特性20~20000Hz
ベースカットフィルター160Hz
事前減衰パッド-20db
等価ノイズレベル13dB-A

公式ホームページはこちら

Good Points
1. ダイアフラムが1インチで大口径
2. 最近では配信活動や自宅録音で大人気
3. ベースカット(低音カット)やMid-Hiの減衰、Hi(高音)を自然にブースト
4. ノイズが乗りにくい使用
5. 安心できる昔ながらのメーカー!

AKGは主にイヤホン・ヘッドフォン等の再生機器やマイク等の集音機器を昔から取り扱っている、老舗のブランドです。

金額も安いものから高価なものまで幅広く取り扱っており一定の需要が常にある人気のブランドの1つです。その中でもC214は特に、この性能の中では安価であり高水準のマイクの1つです。

そんなC214のどんな点がオススメかを具体的に見ていきましょう!

オススメできる理由①:ダイアフラムが大口径

記事を読んでくださった方はダイアフラムの重要性について理解していただけたと思います。おさらいすると、ダイアフラムが大きいと、より精密に空気振動を拾えるため、自身の声を素のまま拾ってくれる効果や、抑揚、ちょっとエッジを聞かせたフレーズなど、より繊細なボーカルを収録してくれます。

1インチのダイアフラムでかつ、クセのないプロフェッショナルな録音を果たすマイクとなると、同じ価格帯では「Audio-Technica AT4040」などが挙げられますがAT4040より少し安く購入できます。また、同じダイアフラムの大きさで比較すると、基本的には10万円~という様な商品が多い印象です。そんな貴重なマイクがこの価格で実現できることは実に嬉しいことと言えます。

オススメできる理由②:必要最低限の処理が施されているとも言える

「Audio-Technica AT4040」との最大の違いはこの点です。AT4040は高音のブースト以外ではフラットに音を収録しますが、C214は周波数特性的に、Mid-HiやMidの辺りが少し凹んでいて、その領域を少しカットして録音していることが伺えます。

これは、ボーカルを他の楽器に馴染ませ、抜けが良くするためにミックスで処理する様なところが削られているため、誤解を抱いては欲しくないのですが、あえて言えば、必要最低限の処理が施されている状態に近いです。

ですので、まだミックスは初心者で勉強し始めだけど、高度な処理は難しいという方でも、モニターを行った時点で完成形がイメージしやすい録音を行ってくれます。ですが、逆に言えばEQ等を使用する際はあらかじめその部分が削られれいることを考慮しなければ、必要以上の処理を行ってしまい、なんだか上手くいかないというところにつながってしまいますので、本格的にミックスを学びたい方はその点を考慮しながら行ってください。

ミックスは他の方がやるため、ボーカル録音だけでいいよ!という方は、その処理が最初から施されていることで、AT4040より、より完成形に近い音を収録できる。というイメージなので、こちらもオススメできる最大の理由と言えるでしょう。

オススメできる理由③:有名な老舗のメーカである

これも音楽の業界においては無視できない点の1つです。

確かに、最新の技術で、機器で録音することは綺麗に録音するための要素の1つではありますが、業界では「あの曲のこんな音が欲しい」などと言われることも少なくはありません。

ですので、AKGの様な老舗のメーカーであればそれを再現することもできますし、AT4040は最近人気であり、性能としてもかなりオススメできる製品ではありますが、それと違い、AKGは昔から使用されているため、皆さんが聞いたことあるメジャーなボーカルの中でもAKGの音として聞いたことがあることが、少なくないかも知れません。

ボーカルだけでなく、C214は楽器のレコーディングにおいても力を発揮できるマイクなため、ボーカルだけではなくても、実はギターを弾くことができるから弾き語りをしたい、吹奏楽で管楽器をやっていたので楽器も録音してみたい方にも特に向いています。

ですので、こういった昔ながらのメーカーを使用することは音楽的にも有意義であり、保証も手厚い場合が多いため、C214は持っておいて損はないマイクの1つと言えるでしょう。

結論

この性能のマイクの中では同じ価格帯であるAT4040より少し安く、AT4040は巣ごもり需要での活躍を見込まれたものですが、AKGはボーカルだけでなく、楽器の録音など、常に音楽業界で昔から需要がある老舗メーカーです。

また、完成形をいち早く捉えやすい商品であるため、初心者の方でも圧倒的に扱いやすく、高品質なマイクと言えます。

筆者的に、AT4040よりオススメ度が下がってしまう理由は1つしかなく、それは周波数特性的に削られてしまう部分があるため、初心者の方で、ミックスなどをやってみたい、という方には注意点が1つ増え、少しの範囲ではありますがハードルが少しだけ高くなります。

ですが、綺麗なボーカルを録音するだけで良い!という方には音楽的な背景も踏まえ、AT4040よりオススメできる優秀なマイクと言えます。

機材くん
機材くん

音楽では昔の要素を捉えることも重要なことがあるんだね....!

マイクだけの話じゃないぜ!ギターのエフェクターや曲作りでも、あの音・あの感じ、とか伝統的なこれに最新のこれを取り入れて等、背景やバックボーンを重んじる文化は結構あるんだ!

ギタくん
ギタくん

AKG C214 購入はこちらから!

Shure BETA57A

価格(税込)(※1)25,000円(税込)
タイプダイナミック
指向性スーパーカーディオイド
ダイアフラム不明
周波数特性50Hz-16kHz

公式ホームページはこちら

Good Points
1. マイク製品に特化したShureという安心したメーカー
2. ボーカルに必要なHi(高音)部分をクリアに表現できる
2. 業界でも多用途で使用される、大定番マイクSM57の改良版
3. コンデンサーマイクに比べて値段が安い

Bad Points
1. 主用途は主にライブのため、完全にレコーディングに適したとは正直言えない
2. コンデンサーに比べ、マイクとの距離感で低音域の再現度が違うため、マイクとの距離や歪まないための声量等をうまく調節する必要がある

Shureは主にマイクで知られる有名ブランドの1つです。ライブやレコーディングの現場でも「SM57」や「SM58」で特に有名ですよね!時々歌の歌詞などでちらほら見かけることもあります!

その他ではリボンマイクも有用な商品も多く、とにかくマイクを探したりとなると1度は目にするメーカーです。

今回紹介する商品は、その中でも「BETA」シリーズであり、同社の「SM57」の特徴を強く受けているシリーズの1つです。

ダイナミックマイクになるため、正直他2つのオススメマイクとは違いレコーディング向きとは言いにくいのですが、そんな中でもボーカル録音に使える良さを、オススメポイントとして紹介します!当然デメリット含めてご紹介しますので気になっている方は参考にしてみてください!

オススメできる理由①:安い、そして管理が簡単

先ずはこれに尽きると思います。

コンデンサーマイクは性能や、製品上、一定のクオリティーを最低限保とうとすると3~4万円台と少し高くなってしまう印象ですが、ダイナミックマイクは15,000円~3万円台と比較的高品質なものでも安く購入することができます。

また、コンデンサーマイクは個人ではそこまでする必要がないかなぁ....とは少し思いますが、湿度や温度の管理が推奨されており、企業などではカメラのレンズ用の湿度管理ケース等に収納しているところもあります。

ですが、ダイナミックマイクはそれよりも耐久性が高いため、基本的にマイクスタンドに挿しっぱなしや、付属のソフトケース等に保管している状態でもコンデンサーマイクに比べ、品質劣化や故障に繋がりにくい傾向にあると思います。

マイク全部の商品というわけではありませんが、基本的にマイクは風やビートボックスで使う様な強烈な破裂音に弱く、最悪の場合故障につながるケースもあります。その点に比べても、コンデンサーよりダイナミックのほうが耐久には優れている点が挙げられます。

オススメできる理由②:ボーカルに特化した周波数帯域を持っている

最大のオススメはポイントはこれかなぁと思います。

Shureは主にライブ等でボーカルに適したマイクが有名です。

この記事で紹介した他のコンデンサーマイクより、Low(低音)付近のカットが多く、またHi(高音)の部分においても、よりブーストされていることがわかります。これは主にライブ等で他の楽器に埋もれず、ボーカルの抜けを良くするための施策だと考えられるため、逆に言えばよりボーカルに適したマイクとも言えるでしょう。

ギタくん
ギタくん

実はBETAシリーズは、音楽番組でミスチルが使っていたことでも有名なんだぜ...!

ですが、ミックスをやってみたい初心者の方には少し注意が必要です。男性の場合はLowの成分が多いためEQでガッツリ削ってしまうこともありますが、女性の場合ですと、逆にLowやMidの辺りを削りすぎてしまうと、スカスカでキンキンした耳に痛い音になってしまいます。そのため録音した音を編集する際にはこの周波数特性を理解した上での作業が必要になるため、SNS等で出ている、EQレシピの様なものを参考にしても上手くいかない場合があります。

ですが、ミックスに詳しい方に処理を頼み、自分はボーカルを録音するだけということであればダイナミックの中でも比較的良い商品と言えるでしょう。

オススメできる理由③:レコーディングをできない訳ではないし、指向性がスーパーカーディオイドである

先程、Shureは主にライブ等で使われるマイクで有名。という紹介をしましたが、そうではない製品もあります。

特に有名なところで言えば「SM57」はギターアンプやアコースティックギターなどでは大活躍し、時々ではありますがドラムセットの録音に使用される場合もある商品です。ですので、完全にレコーディングに適していないか、という問に、素直に「はい」とは言いにくい状況です。

BETAシリーズの中でも、特にこのBETA57AはSM57の特性を強く活かしたボーカルマイクになっているため、レコーディングで使用することも不可能ではありません。

指向性はスーパーカーディオイドのため、サイドの音の遮断に強く、また背面の感度も搭載しているとはいえ、コンデンサーの集音能力を考えればノイズ等は比較的乗りにくいと言うことができます。ですので、心者の方でもあまり難しいことを余分に気にせず、安定したボーカル録音を実現し、ノイズが乗りにくいことで綺麗なミックスも実現することが可能です。

ですが1点、「角度と距離」については少しだけ注意してください。

先ず「角度」ですが、カーディオイドは特性的に単一指向性と似たようなもの、と捉えることも可能ですが、スーパーカーディオイドの場合、集音できる角度が少し狭くなっています。ライブ等で他の楽器の音を余分に集音しないための良い設計かとは思われますが、逆に言えば角度を調整しなければしっかり音を拾ってくれないということになりますので、ここには注意が必要です。

次に「距離」です。コンデンサーマイクでも起こらないとは言えないですが、ダイナミックではより顕著に現れる現象である「近接効果」により、マイクに近づけば近づくほど低音を集音しやすくなることで、音がこもって音像がボヤボヤになる現象が起こってしまいます。せっかく良い歌を良いマイクで取ろうとしているのに、1番重要なこの点がぼやけてしまうのは良くないことです。

ですので「角度と距離」には少し気をつけましょう。

結論

BETA57Aはダイナミックマイクの中では初心者でも管理や扱いが簡単であり、ボーカル向けマイクでありながらノイズも少ないため、比較的自宅でのボーカル録音等に適しているマイクだと言えます。

ですが、ミックスを始めてみたい方などや、より高クオリティーの録音を行いたい方にはマイクの特性を把握している必要があるため、やはりコンデンサーに比べるとオススメはしにくいです。

ですが、上部で紹介した「AT4040」や「C214」は音楽機材では安い部類ですが、現実的には中々高額な商品ですので、ちょっと余裕がないけど、できるだけ良いマイクで録音したいなと考えている方にはオススメできるマイクと言えるでしょう。

機材くん
機材くん

うんうん。レコーディングにおいては、あくまで手段の1つくらいなんだね

そうだね!次の章で紹介する「オーディオインターフェース」には付属でついてるものが多数だから、詳しくは触れなかったけど、コンデンサーは実は使用するのに「ファンタム電源」が必須なんだぜ!
つまり性能比較だけじゃなくても、そもそもコンデンサーの方がより多くの電力をを使うから、その分集音能力も非常に高いんだ!

ギタくん
ギタくん

Shure BETA57A 購入はこちらから!

メーカー/製品名Audio-Technica/AT4040AKG/C214Shure/BTEA57A
タイプコンデンサーコンデンサーダイナミック
指向性単一指向性単一指向性スーパーカーディオイド
価格(※1)サウンドハウス:39,600円(税込)
楽天市場:39,600円(税込)
サウンドハウス:38,000円(税込)
楽天市場:46,860円(税込)
サウンドハウス:22,809円(税込)
楽天市場:25,850円(税込)
購入サイト(サウンドハウス)
購入サイト(楽天市場)

※ただし、プロ向け商品を最優先にしている方にはこの考え方・選択が最適とは限りません

※すでに基礎知識がある方は、このセクションは読み飛ばしても問題ありません。

オーディオインターフェースって結局何をしてくれる機械なの?と思われている方が多いと思います。

すごくざっくり簡単な説明ではありますが、基本的には「楽器やマイクとPCを繋ぐ窓口」というイメージで最初はOKです。

次に選び方ですが、これは職能によって異なります。例えばすごく簡単な説明にはなってしまいますが、職業作曲家になりたい方は楽器もミックス用のアウトボードも使わなくては行けないので、IN/OUTプット数が多いとか、ミックスを専門とする方は再現できる音像やbitレート等にこだわってみたり、はたまた楽器のプレイヤーであればそこまでこだわらなくてもとりあえず綺麗に録音したい等

皆さんとても様々です。

DAWやマイクの章で、時々「皆が聞いたことがある音」という形で紹介しているものもありますが、ここでは比較的安く、皆が聞いたことある音を作り出している世界のトップメーカーから出ている製品と、より綺麗な音を録音しやすいものをボーカル向けにピックアップした商品をご紹介します!

メーカー/製品名UNIVERSAL AUDIO/VOLT176 USBSolid State Logic/SSL2 MKⅡMOTU/M4
搭載性能(※1)「UA独自のチューブシュミレーション」・「名機1176Compressorをベースにしたアナログコンプレッサー」「SSLマイクプリ」・
「SL4000シリーズアナログレコーデイングコンソールを模した"4Kスイッチ"」
「数十万円クラスのオーディオインターフェースで使用されるESS Sabre32」・「クーリンなプリアンプ」
電源タイプUSB-CバスパワーUSB-CバスパワーUSB-Cバスパワー
価格(※2)サウンドハウス:32,888円(税込)
楽天市場:28,600円(税込)
サウンドハウス:35,800円(税込)
楽天市場:35,860円(税込)
サウンドハウス:47,960円(税込)
楽天市場:47,960円(税込)
購入サイト(サウンドハウス)
購入サイト(楽天市場)

UNIVERSAL AUDIO VOLT176 USB

価格(税込)(※1)(※2)32,888円(税込)
電源USB2.0 バスパワー
入出力1イン/2アウト
最大ビット・サンプリングレート24bit/192kHz
ダイレクトモニターあり
OBS(配信用ソフトウェア)対応あり

公式ホームページはこちら

Good Points
1. 世界的に有名なメーカー
2. UA独自のチューブシュミレーション・自社製品の世界的コンプレッサー1176を模したアナログコンプレッサー搭載
3. 配信等で嬉しい、ダイレクトモニターやOBSの対応もある
4. 同等の性能の製品より値段が大幅に安く、デザインが良い。

Universal Audio、通称UA1176コンプやその他製品に置いてもミックスをする際に使用されるアウトボード等で世界的に人気のあるプロも愛用のメーカーです。

オーディオインターフェースでは一時期「宅録最強」とも言われることもあった「Apollo」で有名ですよね!

プラグインでは良くエミュレートされることもあれば、最近では自社で監修した公式のプラグインを販売したり、ギターに置いても「OX」が有名で、今ではコンパクトエフェクターも販売するようになりました。

そんな世界的メーカーから機能に比べて格段に安く、高性能で自宅使用でもより実用的なインターフェースである「VOLTシリーズ」が販売されています。

今回はその中で特にオススメである「VOLT176 USB」をご紹介します!

オススメできる理由①:チューブシュミレーション・1176を模したアナログコンプがすごすぎる

これに尽きます。

UA製のチューブを使った商品や、1176コンプは実機で買おうとすると◯十万UAが自社で監修したプラグインで購入しようとしても3万円以上という値段になります。

チューブシュミレーションは簡単に言えば、真空管を通したようなより深みや温かみのある音を再現し、1176コンプはシンプルな機能で、UAの音のキャラクターに加え、クリアで自然なコンプレッションを実現する最高品質のコンプレッサーですプロの中でも誰もが1度は使ったことのある、またセミプロの方でも買えるなら買いたいよ...というような商品になります。

そんな夢のような商品を、シュミレートなので完全に再現できるわけではありませんが、自社の商品として監修したものを28,600円(税込)で使用できる商品です。

コスパ最強です。。。。。

また、デザイン性も高くシンプルな見た目で、初めて使う方でも簡単に扱うことができます!

オススメできる理由②:機能の割に値段が安い

先程も記載しましたが、純正の商品はプラグインであっても3万円以上する高額な商品です。それがシュミレートとはいえこの価格で実現できるのは嬉しいことです。

「VOLT」はシリーズで何商品か出ていて、もう1つ下のグレードでもチューブのシュミレーションは使用できますが、価格の違いが万を超えない範囲ですので、やはり「VOLT176」は最高のコスパと言えます。

イン/アウト数はボーカルのマイクを挿す1つと、ヘッドフォンでモニターができる環境であれば問題なく、最大ビット・サンプリングレートが24bit/192kHzとビットレートに関しては他のインターフェースより少し低めではありますが、プロの間では勿論もっと高いビットレートで録音はするものの、製品として納品する際には24bit/48kHzにダウンコンバートして納品することが一般的ですので、自宅で使用する範囲では問題ない範囲です。

イン/アウト数はミックスを本格的にアウトボードなどを使ってやってみたいと思う方には少ないですが、PCでプラグインを使ったミックスが自宅では一般的になっていますので、こちらも問題無い範囲と言えます。

オススメできる理由③:配信で使いやすいダイレクトモニターやOBSに対応

ダイレクトモニター機能が無い場合、自分の声を同時に聞くには1度DAWを立ち上げて...等をする必要があります。

VOLT176はダイレクトモニター機能がついているため、マイクを挿し簡単な設定を行うだけで、ヘッドフォンで自分の声を確認することが可能です。歌の配信をする際などには欲しい機能ですよね!

また、同じくUA製のインターフェース「Apllo」では配信に欠かせないソフトウェアであるOBSに対応していませんでした。「VOLT」シリーズも公式で対応しているという記載はありませんでしたが、調査したところVOLTで配信を問題なく行えている方もいらっしゃるようです。

配信の際にも1176コンプや温かみのあるチューブのシュミレーターを使えるのは良いことですね!

結論

現状、世界的なメーカーの自社製シュミレーションをアナログで使用できるオーディオインターフェースとしてはコスパが1番良いです。

次に紹介する「SSL2MKⅡ」も世界トップメーカーの1つですが、こちらは勿論EQやCompでも有名ですが、筆者のイメージですが主にミキサー系の「卓」で印象がある方が多いと思います。主な違いとしてはその点かなぁと感じています。

1つ弱点をあげるとすれば、1176Compのシュミレーションが搭載されているのは確かに魅力的ですが、ミックスの際にその上からまたCompをかけるとなると、いわゆるコンプ感が強く違和感のある音になったり、せっかく付けた歌の抑揚などの範囲が狭まり、のっぺりとしたダイナミクスが失われてしまうこともあります。

配信等で1176Compのシュミレーションを使うのは現実的ですが、歌録音の際に先にエフェクトを掛けてしまう、いわゆる「かけ取り」では後から修正が効かなくなる場合もあるので、時と場合によって注意しましょう。

また、デザイン性も抜群ですので、お部屋に置くだけでもかなりおしゃれな印象ですよね!勿論こういった視点も大事で、やはりずっと触っていたくなる、使っていたくなる商品を購入すれば自然と音楽にも触れやすくなります。そういった意味でもコスパ最強と言えますね!

機材くん
機材くん

へぇ〜!そんなに世界的なメーカーがこんなにも安くインターフェースを出しているのか!

こんなに良い製品が当時にあったなら、即決レベルだぜ......

ギタくん
ギタくん

UNIVERSAL AUDIO VOLT176 USB 購入はこちらから!

Solid State Logic SSL2 MKⅡ

価格(税込)(※1)(※2)35,800円(税込)
電源USBバスパワー
入出力2イン/2アウト
最大ビット・サンプリングレート32bit/192kHz
ダイレクトモニターあり
OBS(配信用ソフトウェア)対応あり

公式ホームページはこちら

Good Points
1. 「この卓を通った音がない音を聞いたことがある人がいない」と言われるほど世界的に有名なメーカー
2. SSL独自のマイクプリ・SL4000シリーズアナログレコーデイングコンソールを模した"4Kスイッチ"を搭載
3. 配信等で嬉しい、ダイレクトモニターやOBSの対応もある
4. 頑丈な筐体で持ち運びしやすく、機能もシンプルな見た目

Solid State Logic、通称SSLはミキサー等の通称「卓」と呼ばれる商品や、EQ・Comp・チャンネルストップ等で世界的に有名なメーカーの1つです。

「この卓を通っていない音を聞いたことがある人はいない」と言われるほど有名なメーカーで、最近では自宅でも使用できる「SSL SIX」や自社監修のプラグイン等も様々登場しています。

そんな中、近年ではオーディオインターフェースである「SSL2」などが登場し、特に、そこに含まれるSSLの卓の音を再現できる「4Kスイッチ」は大きな話題となりました。

SSL2は販売終了のモデルになりますが、後継機として「SSL2MKⅡ」「SSL2+MKⅡ」が登場し再び話題となっています。

今回はその両者から特にコスパが優れた「SSL2MKⅡ」を紹介します!

オススメできる理由①:搭載のSSLマイクプリアンプ・4Kスイッチが優秀すぎる

これに尽きます。

先程も紹介しましたが、SSLは「この卓を通っていない音を聞いたことがある人はいない」と称されるほど有名なメーカーです。

SSL製品はとても高価であり、自宅で使用することを想定された「SSL SIX」は約20万、純正のPC用プラグイン等は最低でも3万円程度を超える高額商品です。そんな世界の商品をこの価格で実現できることは実にいい時代になったと言えますね!

マイクプリアンプは簡単に言えば、マイクから出力された音声信号を増幅する機械です。実はマイクで入力された信号はそのままだと充分な信号になっていないことが多いのです。

SSLのマイクプリアンプを導入しようとなると、他商品同様にすごく高価になるわけですが、それがこの価格帯で使用できます。

加えて「4K」スイッチではSSLの卓を通ったようなアナログ間のある音を再現できるスイッチです。これは使わない手は無いですね!

UAのVOLT1176に搭載のCompのシュミレーションと違い、初心者でもミックスを試してみたいという方においても、余計なエフェクトの心配をする必要がなく、高品質な音をすぐに再現することができます。

オススメできる理由②:筐体が頑丈であり、シンプルでメカニックなデザイン

SSL2MKⅡは持ち運びが多いボーカリストさんにとってもオススメです。

筐体が頑丈であり、持ち運びをしても壊れにくい構造になています。正直、自宅で使う方がほとんどだと思いますので持ち運びは考慮する必要はあまりありませんが、
例えば、アパートなので家では歌いにくく近くの安いスタジオで歌を録りたいという方は、外出が多く、精密機械が壊れないか心配になりますよね!

その点SSLMKⅡは頑丈なデザインになっているため、他の同価格帯のインターフェースに比べて余分に心配をかけずに済みます。

またVOLT176と同様にシンプルなUIにはなっていますが、見た目はかなりメカニックな仕様になっており、機材好きに取っては好印象なデザインになっております。

オススメできる理由③:配信で使いやすいダイレクトモニターやOBSに対応

こちらはVOLT176と同様ですが、YouTube等での配信でも余計な作業を行わず、直感的に使用することができます。

歌等の配信を置こうな際もSSLのプリアンプ等を使えるのは、アドバンテージでもあり同価格帯のインターフェースに比べても良い音を出せる可能性が高いです!!

結論

SSL2MKⅡはコスパがかなり高いと言えます。

先程も記載しましたがVOLT176は直接エフェクトをかけてしまうため、ミックス等に注意が必要な部分もありますが、SSLはあくまでもミキサー(卓)として必要な処理を行うため、初めてミックスを試したい方に向けてもオススメできる商品です。

SSLは好みによって賛否両論がありますが、ーカーとしての使用率はやはりとても高く、また他の有名な世界的メーカーに比べても、機材のキャラクター(特定の機材を通した際に出る独特な音)の色付けが少なく、より素に近く、ナチュラルな音を再現してくれます。

そのため、今からボーカルを始めたい初心者の方にしても高品質なオーディオインターフェースであることは間違いありません。

機材くん
機材くん

「この卓を通っていない音を聞いたことがある人はいない」....すごい評価だね!

少し音楽に慣れてくると1度は絶対に手に入れたいメーカーだけだけど高いんだよなぁ....この価格帯でSSLの音を入手できるなんて羨ましいにも程があるぜ....

ギタくん
ギタくん

Solid State Logic SSL2MKⅡ 購入はこちらから!

MOTU M4

価格(税込)(※1)(※2)47,960円(税込)
電源USBバスパワー
入出力4イン/4アウト
最大ビット・サンプリングレート96bit/192kHz
ダイレクトモニターあり
OBS(配信用ソフトウェア)対応あり

公式ホームページはこちら

Good Points
1. 独自の高品質プリアンプで一定の人気・需要を誇るメーカー
2. 数十万円クラスのオーディオインターフェースで使用されるESS Sabre32・クーリンなプリアンプをこの価格で搭載
3. 配信等で嬉しい、ダイレクトモニターやOBSの対応もある
4. イン・アウト数が多いため実機等を使用したハイクラスなミックスを自宅でも実現可能

MOTUも昔からある有名なメーカーの1つです。

特にオーディオインターフェースの買い替えを考えたときには1度は検討に入れるメーカーですね!
中級者の方でもこの記事を見ている際に、分かる〜となる方も多いのではないでしょうか

MOTUのオーディオインターフェースが買い替えの際に検討される理由としては、やはりMOTUのマイクプリアンプが使える。
コーディングだけではなく、ライブや多用途で使用できるモードがあり、且つ、IN/OUT数も多く使いやすい!というところがあるからではないでしょうか!

そんな多機能なMOTUのオーディオインターフェースですが、ボーカルにとってどの様なメリットがあるかを詳しく見ていきましょう!

オススメできる理由①:数十万円クラスのオーディオインターフェースで使用されるESS Sabre32

一体なんのこと?と思われる方がほとんどでしょう。

簡単に言えばまさに数十万クラスのハイエンドモデルで使用されるようなテクノロジーが搭載されているというイメージで最初は大丈夫です。これがあると何が違うか?というところですが、「ダイナミクスレンジの幅」に大きく関係します。

ダイナミクスレンジとは処理可能な信号の最大・最小値の幅のことです。

この幅が広いと、例えば「小さい音で歌ったところ、大きい音で歌ったところの表現の幅」をより繊細に再現できるため、自分が思った通りのニュアンスを再現してくれます。

実は作曲においても、打ち込み音源等には「ベロシティ」という数値がありこの数値の幅でしか音量等のニュアンスの幅を調整できません。

その幅が、この価格帯で数十万クラスに搭載されているモデルと同じ仕様になっているため、特に表現にこだわりたい方、喉のじりじりっとした、R&Bで気きるようなエッジボイス、バラード等で繊細なブレスを思ったとおりに忠実に録音したい方には、この記事の他オーディオインターフェースに比べて圧倒的に優れています!

オススメできる理由②:ウルトラクリーンなマイクプリアンプ

先程SSL2MKⅡの紹介の中で、マイクプリアンプは必要なレベルまでマイクの音声信号を増幅する装置だと紹介しました。

マイクプリアンプは合ったほうが勿論良い機材の1つとう言う点では間違いありませんが、値段も大小あり、また、そのプリアンプによって音にキャラクターが付いてしまうこともあり、これが賛否両論を呼ぶ1つの原因ににもなります。

M4のマイクプリアンプはキャラクター付のない素直な音を再現してくれるため、ミックスを試したい初心者の方等も何も気にせずに使用することが可能です。

以前まではMOTUのマイクプリは....という声もありましたがM4に至ってはそこを心配する必要はないため、ボーカルだけではなく、楽器を弾ける方などにも特にオススメです!

オススメできる理由③:レイテンシーが少なく、IN/OUTが多い、96bit/192kHzの高画質録音

レイテンシーとは遅延のことです。レイテンシーが多いと、自分が歌ってからモニターで返ってくるまで少し時間がかかり、むしろモニターなんてしないほうが良くない?となることが多々あります。

M4は同価格帯では最速クラスのレイテンシーを誇り、遅延がほぼ感じられません。そのため、やはり自分の再現したいニュアンス等を忠実に聞き取ることができます。

IN/OUT数は将来的に見れば、ミックス等を挑戦してみたい!と考えたときに多いほうが良いことはありますが、初心者の内は実際のところは気にする必要はありません。

ただ、弾き語り等で多くのマイクを使用する場合や、実機のマイクプリアンプやEQ等を将来的に試してみたいという方はあるに越したことはありません。

bitレート・サンプリングレートって結局何?と思う方も多いかも知れません。

簡単言えば、bitレートは「1秒間にデータを送る量」、サンプリングレートは「1秒間に実行する処理の回数」です。

ですので、これらが高ければより滑らかで高音質の録音が実現できます。M4はこの価格帯でありながら、いわゆるハイレゾと言われるような最高値のbit/サンプリングレートで録音が可能です。

ですが、現在主流のCDやTV・YouTubeは、基本24bit/48kHzが主流になっており、企業等でも96bit/192kHzの最高で録音しても、24bit/48kHzにダウンコンバートして納品を行うところが多いので、こちらは音質にこだわる方には嬉しい仕様ですが、データ等も重くなってしまい、また、ミックス担当の方も同様の仕様でプロジェクトファイルを立ち上げる必要があるため、現実的に必要かどうかは賛否両論があります。

オススメできる理由④:配信で使いやすいダイレクトモニターやOBSに対応

これは他の説明とは被ってしまいますので省略しますが、配信等でも余計な作業や心配をせずともすぐに直感的に扱え、配信者にとっても嬉しい機能になっています!

結論

「世界的メーカーの音を使用したい!」や「予算的に....」にというこだわりが無ければ、将来性を見込んだ上ではコスパ最強クラスです。

音楽に長く携わり「この品質がいい」「こう言うのをやってみたい」等の機能の多くを取り入れています。

今のところ、今から始めてみたい!という方には予算が合えば最もオススメできますし、特に注意点や文句の付け所は見当たりません!

これ以上の品質を求める際は、音楽面でもかなり成長し、音やレコーディング、ミックス等にもより敏感に対応できるようになっている頃だと思いますので、やはり長期的に使える中価格の中でも最高品質の物と言えるのではないでしょうか!

機材くん
機材くん

やっぱり、なにも気にせず常に良い音で録音ができるというのはいいことだね!こんな高品質なものがこの価格帯で再現できるのはすごい!

そうなんだぜ!これ以上の品質を求めるとやはり十数万クラスになってしまう、最初はそんなに高くて良いのではなくても....という人にはオススメすぎる商品だぜ!

ギタくん
ギタくん

MOTU M4 購入はこちらから!

メーカー/製品名UNIVERSAL AUDIO/VOLT176 USBSolid State Logic/SSL2 MKⅡMOTU/M4
搭載性能(※1)「UA独自のチューブシュミレーション」・「名機1176Compressorをベースにしたアナログコンプレッサー」「SSLマイクプリ」・
「SL4000シリーズアナログレコーデイングコンソールを模した"4Kスイッチ"」
「数十万円クラスのオーディオインターフェースで使用されるESS Sabre32」・「クーリンなプリアンプ」
電源タイプUSB-CバスパワーUSB-CバスパワーUSB-Cバスパワー
価格(※2)サウンドハウス:32,888円(税込)
楽天市場:28,600円(税込)
サウンドハウス:35,800円(税込)
楽天市場:35,860円(税込)
サウンドハウス:47,960円(税込)
楽天市場:47,960円(税込)
購入サイト(サウンドハウス)
購入サイト(楽天市場)

※ただし、プロ向け商品を最優先にしている方にはこの考え方・選択が最適とは限りません

※すでに基礎知識がある方は、このセクションは読み飛ばしても問題ありません。

モニターヘッドフォンは「モニター」とは名前についていますが、いわゆる普通のヘッドフォンとあまり変わりはありません。
強いて言えば普通のヘッドフォンと違い、再生される帯域がより音楽向けの物と言えます。

イヤホンではだめなの?という方もいらっしゃるかも知れませんが、筆者的にはあまりおすすめできません。確かにプロの方でもミックスをイヤホンで行う方もいらっしゃいますが、基本的にはイヤーパッドの部分を欲しい音に近づけるために改造する方なども多く、ミックスをイヤホンでする理由の1つは、最終的に製品を聴く方がイヤホンが多いから。という理由になります。

マイクの紹介で触れた「ダイアフラム」はイヤホンやヘッドフォンにも実は搭載されています。ダイアフラムは簡単に言えば大きいほど、より自然な音を再現してくれますので当然レコーディングというニュアンスや細かい声のキャラクター像、ピッチを確認するのにはヘッドフォンがオススメということになります!

そんなヘッドフォンですが実は大きく分けて2種類のヘッドフォンがあります。

  • 密閉型ヘッドフォン(クローズタイプ)
  • 開放型ヘッドフォン(オープンタイプ)

こちらの2種類です。

どちらも良いヘッドフォンではありますが、本記事では開放型の紹介は省略します。理由はいくつかありますが、開放型を音楽的に使う理由として1番多いのは空間系エフェクトを把握しやすいというものが挙げれます。それに加え、耳の圧迫感が少なく長時間使用しやすいうというメリットもありますが、密閉型に比べ音漏れがしやすく、コンデンサータイプのマイクを使用する場合、モニターしているオフボーカル音源や、クリック(メトロノーム)の音がマイクに乗ってしまうことがあるためです。

ですので、密閉型のほうがレコーディングには優れています。

ですが、「音漏れは完全にしないというわけではありません」のでレコーディングする際の音量等には十分注意しましょう!

覚え得ておきたい音量の注意点

カラオケ等で音量を高くして、マイクの音は程々に、大きな声で歌うことはとても気持ちいいいですし、歌が上手くなった気がして最高ですよね!

ですが、レコーディングではそれはNG行為になります。

レコーディング等ではあくまで、ボーカルをしっかりモニターで捉えられて、オフボーカルの音量は筆者の体感ではありますが、ボーカルの6~7割でクリック(メトロノーム)がしっかり聞こえてくる範囲で音漏れのないような音量設定にしてください。

カラオケと違い、録音されたボーカルはその後ピッチ編集・ミックス・マスタリングを経て皆さんの耳に届くようになります。
この際にいわゆる「カラオケ歌い」をしてしまうと、ニュアンスや声のキャラクター等が認知しにくく、ちゃんとした録音に比べるとその出来は圧倒的な差になります。

また、カラオケ歌いでは音漏れに気づきにくく、余計なノイズが乗ることによってミックスの際に処理の仕方に大きく差が出るため、やはり完成版のクオリティーの差が出てしまいす。

要するに、「カラオケ」と「レコーディング」は大きく違うということですね!

カラオケでいい点数が取れる、歌が上手いと言われる等を経て、歌の活動を志す方も多くいらっしゃると思いますので、最初はレコーディングの音量感だと歌いにくい....と感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、ちゃんとした録音を行うように心がけましょう。

さて、少し横道にはそれてしまいましたが本記事では筆者が実際に使用してみて良いな!と感じた密閉型ヘッドフォンを2つご紹介します!
予算的に大きく2つに別れておりますので、メリット・デメリットをしっかり確認しつつ先ずはこの2つの中から選んでみてみて欲しいと思います!

メーカー/製品名SONY/MDR-CD900STTAGO STUDIO TAKASAKI/T3-01
タイプ密閉型密閉型
重さ約200g約321g
価格(※1)サウンドハウス:19,800円(税込)
楽天市場:24,860円(税込)
サウンドハウス:69,300円(税込)
購入サイト(サウンドハウス)
購入サイト(楽天市場)-

SONY MDR-CD900ST

価格(税込)(※1)24,860円(税込)
タイプ密閉型
重さ約200g
ケーブルの長さ2.5m
プラグ6.3mmステレオ標準プラグ
周波数特性5~30,000Hz

公式ホームページはこちら

Good Points
1. 業界で長く使われている、業界標準ヘッドフォン
2. 値段がお手頃
3. 重量が軽いため、耳への負担が少ない

Bad Points
1. 近年、個人スタジオ等で使う人が減少傾向にある

スタジオ標準のヘッドフォンと言えば、1番先に思い浮かべるのは「MDR-CD900ST」です。
現在は再生する帯域的にどうなの?という声もあり、個人のプロの方は使用者が減ってきている印象も少しありますが、スタジオ等ではまだまだ現役で使われています。

SONYはヘッドフォンだけでなく、マイクにおいても「C-800G/9X」がスタジオ録音等でボーカル録音において頻繁に使用されます。

機材くん
機材くん

うわ....100万円を超えているね.....

SONYの音楽製品は割と原音を忠実に再現するものが多く、MDR-CD900STも例外ではありません。その優れた再現性から、モニターは勿論、ミックスまでにおいて幅広い用途で使用されます。

そんなMDR-CD900STのどんなポイントがオススメかを見ていきましょう!

オススメできる理由①:スタジオ録音等でボーカリストは皆この音を聞いている

1番オススメできる理由はここにあります。

SONY MDR-CD900STは古くから業界標準のヘッドフォンであり、現在もずっと使われています。
確かに、ディレクターの方や個人で本格的なプロの方で使用する方は減って来ている印象は少しありますが、プレイヤー側のモニターヘッドフォンとしては現役です。

やはり業界で皆が聞いている音を自宅でも再現できることは非常に有用であり、信頼性も高いため、自宅での使用に置いても最もオススメできるヘッドフォンの1つです。

オススメできる理由②:原音イメージそのままのピュアな音質

この価格帯で使用できるヘッドフォンにおいて、スタジオ標準であるMDR-CD900STは最もピュアな音を再現してくれるヘッドフォンとも言えます。

原音に近いイメージを再現してくれることはレコーディングの際にモニターするにあたって、最重要の項目です。

ニュアンスやピッチをモニターするにあたっても重要なところですが、特に重視されるのはVtuber等でキャラクター等の声を作っている方において最も重要です。

レコーディングしている際に、どうしてもやはり少し声のキャラクターは変わってきてしまいます。
しっかりクオリティーを求める場合、声でキャラクターを作っている際はテイクを複数取り、キャラクターが変わっていないかや、キャラクターのままの声だと通常より音程も取りにくく、どこまでが修正可能かを含めて、1音単位でもテイクコンピングを行う場合があります。

この点において、例えば低音が盛り上がっているイヤホンや、ボーカルを聞くのに特化したイヤホン・ヘッドフォン等だと一定の周波数帯域が削られていることがほとんどのため、この違いに気づくのが困難になります。

ですので、やはり業界標準の音でモニターするのに越したことはありません。

オススメできる理由③:値段がお手頃であり、長時間使用しても疲れにくい

正直に言えば、MDR-CD900STよりも、より原音に近く、モニターに最適なヘッドフォンは存在します。
筆者は様々なスタジオで聞いてきた中で、次に紹介するTAGO STUDIO TAKASKIの「T3-01」が良いなと感じているのですが、値段は約7万円です。

そういった高価格帯が多い中で、この値段で良いものが使えるということはとても良く、
またMDR-CD900STは耳をがっぽり覆う形で、重量も比較的軽いため、長時間使用しても疲れない仕様になっているのもオススメの理由の1つです。

結論

値段がお手頃であり、プロも実際に使用しているという点に置いてはMDR-CD900STはコスパ最強クラスであり、最もオススメです。

筆者も実際に普段使い・業務等で長年使用していますが、長時間の使用でも疲れにくく音質もいいです。

再生する周波数帯域的にどうなの?という声は実際にプロの間でもあり、意見が分かれるところではありますが、自宅使用を考えた際は筆者的には良いものじゃない?と考えています。

というのも、確かに良し悪しはありますが、ヘッドフォンは他の音楽機材に比べれば安いですが、頻繁に買い替える商品ではないためずっと同じヘッドフォンで市販の音楽を聞いたりレコーディングを行えば、耳がそれに慣れ、ハイクオリティーな作業を置こうなう際も特段問題は起きにくいです。

そういった点でも、この価格帯で業界標準・原音に近いピュアな音を再現できる点においては、やはり最もオススメできますし、自分のレベルが上ってプロとスタジオで録音!ということになっても同じヘッドフォンであることがほとんどのため、プレイヤーとしてプロになるという目線から見ても、初心者の方で自宅使用する面では最もオススメのヘッドフォンです。

機材くん
機材くん

業界標準の商品でこの価格良心的だね!しかもプレイヤーやミックスを初めてやってみたいというボーカリストさんにもオススメなんだね!

でもプロの間で賛否両論あるのね....迷うなぁ.....

あぁそうだぜ!でも実は業界標準で安く使用できる製品はそう多くはないんだ!同じSONYのマイクでも業界で使用されているものは100万円を余裕でに超えてしまうぜ....!

だから色々賛否両論はあれど、業界標準にもなるくらいだから決して悪い商品ではないんだぜ!
プロはプロであるがゆえのこだわりがあるからオーディオインターフェースで紹介した世界的メーカーでも賛否両論は起こってしまうんだぜ.....
先ずはこの価格帯なら使ってみることがオススメだぜ!

ギタくん
ギタくん

SONY MDR-CD900ST 購入はこちらから!

TAGO STUDIO TAKASAKI T3-01

価格(税込)(※1)69,300円(税込)
タイプ密閉型
重さ約321g
ケーブルの長さ1.8m
プラグΦ3.5 mm 金メッキステレオミニプラグ
周波数特性5Hz ~ 40kHz

公式ホームページはこちら

Good Points
1. 原音に忠実な究極のナチュラルサウンドを再現
2. デザイン性とモニターサウンドに有利な国産木材を使用
3. 近年はプロの間でも使用者が増えてきている

Bad Points
1. お値段が高級

TAGO STUDIO TAKASAKIは群馬県高崎市にある、音楽スタジオです。

T3-01はスタジオの運営者である、作曲家・音楽プロデューサー多胡邦夫氏と、同じく高崎にあるメーカーが共同開発し「人間の情熱を閉じ込める生演奏のレコーディング文化を残したい」という情熱のもとに開発されています。

スタジオを立ち上げた時期は2014年と比較的最近になりますが、モニターヘッドフォンは温かみのある音に加え、素をそのまま再現しているかのような一級品でありプロの間でも人気が高い商品です。
ヘッドフォンでの聴き音は人によって賛否両論がある話題ですが、筆者的には1番良かったなとも感じる商品です。

そんなTAGO STUDIO TAKASAKIのT3-01でどんな点がオススメかを見ていきましょう!

オススメできる理由①:圧倒的にクリーンで温かみのある音質

T3-01は国内最高権威であるオーディオ・ビジュアル・アワード「VGP2018」で受賞されています。

先に紹介した業界標準ヘッドフォンであるMDR-CD900STで賛否両論が起こる部分は、「低音の再現能力」と「Hi(高音)の成分が出過ぎで本格的なモニターとしてどうなの」といった部分になりますが、T3-01は圧倒的に滑らかであり、周波数特性があるにしてもクリーンでフラットな音を再生してくれます。

ボーカル処理やミックスのことを考えたコンピングを行う際には、どこまでが修正可能範囲かというところを一番重要視します。
そこで、エッジボイスや高音の「がなり」、音楽的なブレス感等の高音域を判断する際に、高音成分が出すぎているヘッドフォンだと余分に耳に届いてしますので正確な判断が難しくなります。

T3-01はそういった部分においても的確な判断が可能なくらいフラットで素の音を再現してくれますので、ボーカリストが自宅で録音・確認を行う際には一級品の商品と言えます。

オススメできる理由②:国産木材をオススメできる理由②:国産木材を使った温かみのある音質

T3-01は国産木材を使用して製造されています。これは本質的には違いますが、ミックスの確認としての作業に一部似通った点があるとして優秀だと筆者は考えます。

ミックスはスタジオの高音質なモニターや、エンジニアの使用している好みのヘッドフォンで行いますが、商品として世に出す前には、市販のイヤホンやラジカセ、極論ではありますがカーステレオ等で確認を行うことがあり、現在でも行う人は少なくありません。

実はPCのプラグイン等でもそれに近い音質を再現してくれるプラグインがあるほど重要な作業の1つです。

そういった確認の中でも1部人気の高い商品があり、その中の1つにコーンウッド製のコンポがあります。
ヘッドフォンは再生部分は主に金属機器になりますので、同じとは言い難いですが、ほとんどの商品で木材は使用されません。

ですがT3-01は木材をしている分音の特性として温かみがあり、分離感などが判別しやすくなっているため他のヘッドフォンよりはこの環境に近い部分を再現できると筆者は考えています。

そのため高クオリティーのモニター・確認作業や、初めてミックスをしてみたい方も正確な音を聞けるため値段は高級ですが、持っていて損はない商品だと言えるでしょう。

また、余談ではありますがTAGO STUDIO TAKASAKIのヘッドフォンは屋外使用という面も重要視されて作られているため、どこにいても良い音質で音楽を聞けることは大切な要素とも言えます。

オススメできる理由③:本当に「良い音」を知れる

これは正直、音楽をやる上で最も重要なことと言えます。

モニターにおいても、ミックスにおいても、ある程度いい歌は取れるし・良い音は作れるけどなんかこの先成長できないなぁと感じた際は勿論使用機材・録音の仕方を知らないなど、技術的な面もありますが、「本当に良い音を聞いたことがないから判断の材料がない」という面も大きいです。

ですが、事実自宅録音が多い現代では、あまり良いスタジオで本格的な音を聞くという機会は正直あまりありません。
スタジオにおいてもスピーカーは高級なものだけど、スピーカーの配置や部屋の環境等で「本当に良い音」を聞けるスタジオはそう多くはありません。

そういった理由から、勿論ヘッドフォンにおいても、「本格的な音」でしっかり聞くことのできる商品もそう多くはありませんので、普段から良い音を聞くことで耳が成長し、よりやりたいことができる様になるという面では自宅・野外含めた普段使いの商品から良い音を聞くことはとても重要です。

結論

T3-01は約7万円と高額なため少し悩む部分ではありますが、自宅で「本当に良い音」を聴き、歌のモニターやミックスを初めてやってみたいという方でも持っておいて損はなく、正直筆者としては文句無しで一番オススメできる用品になります。

またデザイン性もかなり高ため外出先で使用していてもオシャレですよね!

音楽をレコーディング・ミックス等するうえでは「入り音・出音」とよく言われますがこの2点が最重要になります。

出音の部分を普段使いからしっかり確認できることはとても重要であり、音楽的な成長において、確実に成長が見込めるため、予算的にOKであれば使用したい商品です。

た、大型の家電用品点やイヤホン・ヘッドフォンの専門店なんかでは1部置かれていることもありますので、可能であればぜひ視聴していただき、検討して欲しい商品です。

機材くん
機材くん

最近の立ち上げで賞の受賞などがあるのはすごいね....かなり練って作られているいい商品そうだね!

あぁ!筆者は様々聞いてきた中でも1番良いと思っているみたいだぜ!
ヘッドフォンは賛否両論あるけど、1度視聴や検討したい商品だよな!

ギタくん
ギタくん

TAGO STUDIO TAKASAKI T3-01 購入はこちらから!

メーカー/製品名SONY/MDR-CD900STTAGO STUDIO TAKASAKI/T3-01
タイプ密閉型密閉型
重さ約200g約321g
価格(※1)サウンドハウス:19,800円(税込)
楽天市場:24,860円(税込)
サウンドハウス:69,300円(税込)
購入サイト(サウンドハウス)
購入サイト(楽天市場)-

※ただし、プロ向け商品を最優先にしている方にはこの考え方・選択が最適とは限りません

※すでに基礎知識がある方は、このセクションは読み飛ばしても問題ありません。

ポップガードは安いので必須級リフレクションフィターは合った方が良いものという商品です。

これらが何をしてくれるのか?という点で言えば、今まで紹介した商品で高クオリティーな録音は可能ですが、そのクオリティーを更に少し上げてくれる小物です。

それではそれぞれ役割を見ていきましょう!

ポップガード

ポップガードはマイクスタンドに取り付け、マイクの前に置くことで、「パやブ」といった破裂音、シやチと言った歯擦音、ブレスなどの音の余分な部分を軽減してくれる商品です。

最悪ミックスの段階でディエッサーというエフェクトを使い、処理することも可能ではありますが、勿論録音の段階で防げたほうが、より高クオリティーに仕上がりますし、自分で録音を確認する際もより綺麗に聞こえますので、余分な心配が減ります

プロのレコーディングでは当たり前の様に使用され、逆に使用していない現場はないと思いますが、自宅レコーディングの方だと持っていないという方もいらっしゃいますので、値段も安いと1,000円くらいの物もありますし、持っていた方がいい商品になります。

また多くのマイクは風圧に弱く、正直破裂音等はマイクが壊れる原因にはなりくいですが、マイクも破裂音等の微量な唾液などで汚れてしまいやすいので持っていた方がいい商品です。

リフレクションフィルター

リフレクションフィルターはマイクの後ろ側に立て、マイクの後ろから横を覆ってくることで、マイクに乗るノイズを軽減できる商品です。

プロのスタジオでは、歌や楽器等プレーヤの録音ブースとディレクターやエンジニアがいるブースが分かれているため、テレビやYouTube等でもあまり見たことがある人は多くないかも知れません。

筆者はミックスも行いますが、やはりエアコンや外部のノイズがない方が他の楽器に混ざりやすく高クオリティーになります。
これも最悪の場合、Noise GateやAI処理のRX等で処理することは可能ですが、勿論少しの加工にはなってしまいますので、元々ノイズが乗っていないほうが助かります。

ですが、夏の暑い日や冬の寒い日でエアコンを消して....などは中々現実的に難しいですよね....!

ですので先の、ポップガードは必須級の商品ですが、リフレクションフィルターは予算的にOKであれば持っていたいものという商品になります。

価格は約5,000~20,000円くらいとポップガードに比べて少々高額にはなりますが、持っていて損はありませんので検討してみてください!

さて、話は戻りますが、ポップガードやリフレクションフィルターは製品の役割として重要ではありますが、正直どこのメーカーのものが品質がいいと言えるかは難しい部分になります。

ですので、ポップガードは電気商品で信頼の高いELECOM製の物、リフレクションフィルターはオーディオの老舗であるマランツからの紹介とさせていただければと思いますので、是非ご確認してみてください!

メーカー/製品名ELECOM/HS-PG15BKmarantz/Sound Shield
製品ポップガードリフレクションフィルター
価格(※1)Amazon:2,180円(税込)
楽天市場:1,490円(税込)
楽天市場:12,979円(税込)
購入サイト(Amazon)-
購入サイト(楽天市場)

※ただし、プロ向け商品を最優先にしている方にはこの考え方・選択が最適とは限りません

この記事では初めてボーカル録音やミックスなども自分で試してみたい方向けに、買い替えまで長く使える商品を一挙紹介してきました!

長く使えるとは言うものの、自身のレベルが上ってきて「もっと高クオリティーなものを求めたい!」という際にはやはり買い替え等は検討した方が良いでしょう。
ですが、これら以上のクオリティーを求めるとなると値段は十万円を超えてきそうな商品ばかりですので、先ずは本記事のオススメ商品を使用し、次の買い替え時期まで長く音楽を楽しめていただければ幸いです!

これらは勿論、単品で購入しても違いを感じられる良い商品ですが、一気にまとめて購入を検討されている方向けにレベル別でオススメ商品をまとめて見ますので参考にしてみてください!

今からボーカル録音・ミックス等を始めてみたい初心者の方

  • DAW:Steinberg 「Cubase Artist~Pro」もしくは「Logic 」
  • マイク:Audio-Technica 「AT4040」
  • オーディオインターフェース:UNIVERSAL AUDIO 「VOLT176 USB」
  • モニターヘッドフォン:SONY 「MDR-CD900ST」
  • ポップガード

Cubaseを選ばれる方でArtistかProどちらか検討されている方は、

・ただ録音して、ミックスは別の方に任せる、YouTube Shortsなどは自分でミックスを試してみたい!という方はArtist で問題ありません。

・MVや歌ってみた等のミックスもある程度自分でやってみたい!という方はProをオススメします!

Mac OSの方は無料で最新までアップグレードが可能で、Proバージョンが3万円とCubase Proと比較して約半額まで抑えられますので、こちらもオススメです。

ボーカル録音・ミックスも初めてもう少しクオリティーを求めたい中級者の方

  • DAW:Steinberg 「Cubase Pro」もしくはApple 「Logic 」
  • マイク:AKG 「C214」
  • オーディオインターフェース:UNIVERSAL AUDIO 「VOLT176 USB」もしくはMOTU 「M4」
  • モニターヘッドフォン:SONY 「MDR-CD900ST」
  • ポップガード・リフレクションフィルター

この場合、予算的に可能であれば、オーディオインターフェースはVOLT176がおすすめです。

VOLT176を購入するとUNIVERSAL AUDIOの純正プラグインであるUADプラグインが使用可能になり、バンドルとしていくつかの商品が付属でついてきます。

UADプラグインは元々、約60万円程の外部ハードウェアを所有していないと使用できず、プラグインそのものも、3万円前後する高価な商品です。

現在はUADxというUniversal Audioの商品を持っていなくても使用できるプラグインも開発されていますが、同時にバンドルがついてくる面等を考えるとコスパ最強と言えます。

次に紹介するプロの方向け、ではMOTU M4を紹介しますが、予算的にもう少し出しても良いのだけど....という方がいらっしゃれば、ヘッドフォンをTAGO STUDIO TAKASAKI「T3-01」にする方が圧倒的にオススメです。

本格的にプロを目指してみたい方

  • DAW:Steinberg 「Cubase Pro」もしくはApple 「Logic 」
  • マイク:AKG 「C214」
  • オーディオインターフェース:MOTU 「M4」
  • モニターヘッドフォン:TAGO STUDIO TAKASAKI「T3-01」
  • ポップガード・リフレクションフィルター

こちらはプロを目指したい方向けの紹介になります。

オーディオインターフェースに関しては、ミックス等もスタジオ等ではプラグインも使用しますが、一部はアウトボードと呼ばれる外部機器を使用することもあります。
ですので、自宅でも使用できるアウトボード等も触れてみたいという方はMOTU M4が圧倒的にオススメです。

また、他の世界的に有名なメーカーは初心者として利用するメリットはたくさんありますが「そのメーカーのキャラの音になってしまう」というデメリットあります。

ですので、ヘッドフォンを含め「素の音」・「ナチュラルでいい音」を確認・認識できることはプロを目指すことにおいて、重要なことと言えます。

さて、話は戻りますが、こちらはまとめて購入を検討している方向けのまとめです!

勿論、他は持っているけど、ここだけ単品で購入したいという方に向けてもオススメできる商品・記事ですので、この記事を参考に素晴らしいボーカル・音楽ライフを過ごしていただきたいと思います!

この記事が面白い、勉強になったという方は商品を検討していなくても音楽の知識を紹介している記事は他にもたくさんありますので是非他の記事も見ていただければと思います!

本記事の内容は、実際の制作・宅録環境での使用経験や、複数の機材・手法を比較した上での判断をもとにまとめています。
環境や目的によって最適解は変わる為、あくまで一つの現実的な指針として参考にして下さい。

この記事は
PRO.Sound Design編集部(ギタくん)が執筆しています。
音楽・機材歴17年/宅録・DTM・ギター機材を中心に解説。

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