Solid State Logic:世界のレコーディングスタジオを変えた伝説のコンソールメーカー

▼このサイトはアフィリエイト広告を含みます。(クリック/タップで詳細を表示できます)

PRO.Sound Designは複数の企業と提携しており、各商品等のアフリエイト広告を含みます。当サイトを経由し、商品の申込みや購入があった場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。また、当サイトで紹介する商品やサービスはPRO.Sound Designの編集担当が独自の基準で評価・判断し、掲載しておりますことをご了承ください。

▼本サイトの製品価格表示について。(クリック/タップで詳細を表示できます)

本記事内の製品価格につきましては、購入を検討される方が比較しやすいよう、主要な販売先である「サウンドハウス」と「楽天市場」の販売価格を表内に掲載しています。また表内の価格表示に関しましては定期的に確認しておりますがご覧いただくタイミングによっては変動している場合がありますので予めご了承ください。加えてーカー公式サイト等から引用している価格については、メーカー希望小売価格(定価)を掲載しているため、記事内の表に記載している販売価格と一致しない場合がございます。最終的な内容については各販売ページにてご確認ください。

本記事ではSolid State Logic社の沿革や使用アーティスト・人気商品など、Solid State Logicについてもっと知りたい方に向けて説明していきます!
この記事でSolid State Logicの魅力を知り、製品などを検討したい方は関連記事、記事内のリンクから見に来ていただいた方はもう一度元の記事に戻り商品をご覧ください!

Solid State Logic(SSL)は、イギリスで誕生したプロフェッショナル向け音響機器メーカーであり、レコーディングスタジオ用ミキシングコンソールの分野で世界的な影響力を持つブランドです。1970年代以降、SSLのコンソールは数多くの名盤制作に使用され、現代のレコーディングやミキシングのワークフローを大きく変えました。

特に SSL 4000シリーズ は音楽制作の歴史に残るスタジオコンソールとして知られ、ポップス、ロック、映画音楽など幅広いジャンルで使用されています。現在ではハードウェア機器だけでなく、プラグインソフトウェアやオーディオインターフェースなども展開し、プロフェッショナルからホームスタジオまで幅広いユーザーに支持されています。

この記事ではSolid State Logicの創業から現在までの歴史、代表的な製品、そしてSSLコンソールで制作された代表的な音楽作品について整理して解説します。

1969年創業と背景

Solid State Logicは1969年、イギリス・オックスフォードシャーでエンジニア Colin Sanders(コリン・サンダース) によって設立されました。

Sandersは元々パイプオルガンの設計や電子制御システムの開発を行っていた技術者であり、音響機器の電子制御技術に強い関心を持っていました。彼が自宅敷地内に建設した Acorn Studio での録音作業の中で、「より効率的にレコーディングとミキシングを行えるコンソール」の必要性を感じたことが、SSLのコンソール開発のきっかけとなりました。

当時のスタジオコンソールは完全なアナログ回路で構成されており、設定の保存や自動化機能はほとんど存在していませんでした。Sandersはこれを電子制御技術によって改善しようと考えたのです。

1970年代:世界初のコンピュータ制御コンソール

1970年代半ば、Solid State Logicは SL 4000シリーズ と呼ばれるスタジオコンソールを開発します。

このコンソールの最大の革新は Total Recall(トータルリコール) と呼ばれる機能でした。

Total Recallとは、コンソールの設定をコンピュータに保存し、後から同じ状態を再現できる仕組みです。これにより、複雑なミックス設定を再現することが可能になりました。さらにSSLは VCAオートメーション を導入し、ミキシング時のフェーダー操作を自動化できるようにしました。これはレコーディングスタジオのワークフローを大きく変える革新であり、世界中のスタジオがSSLコンソールを導入するきっかけとなりました。

SSL 4000シリーズとレコーディング革命

1979年に登場した SSL 4000 Eシリーズ は、レコーディング業界における革命的なコンソールとして知られています。

・チャンネルごとのEQ
・コンプレッサー/ゲート
・オートメーション機能
・Total Recall

これらの機能を統合したことで、SSLコンソールは「音作り」と「ミックス作業」の中心的存在となりました。

またSSLのEQとコンプレッサーは独特のサウンドキャラクターを持ち、ポップスやロックのミックスにおいて非常に重要な役割を果たすようになります。

Solid State Logicは多くのスタジオ機材を開発してきましたが、特に影響力の大きい製品を紹介します。


SSL 4000 E Series

SSLの歴史を象徴するスタジオコンソール。

・Total Recall
・VCAオートメーション
・伝説的EQサウンド

1970年代後半から世界中のレコーディングスタジオに導入されました。


SSL 9000 J / K Series

1990年代に登場した大型スタジオコンソール。

・より透明度の高いサウンド
・映画音楽や大規模制作に対応
・大規模チャンネル数

ハリウッドの映画音楽制作などでも使用されています。


SSL Bus Compressor

SSLコンソールのマスターセクションに搭載されていたコンプレッサー。

・ミックス全体をまとめる「グルー効果」
・パンチのあるサウンド
・ポップスやロックの定番コンプレッサー

現在ではハードウェア機器やプラグインとして広く使用されています。


SSL 2 / SSL 2+

近年登場したオーディオインターフェース。

・SSLのアナログ設計
・「4K」ボタンによるSSLコンソール風サウンド
・ホームスタジオ向け設計

これによりSSLブランドはプロスタジオだけでなくDTMユーザーにも広がりました。

SSLコンソールは世界中のスタジオで使用され、多くの名盤制作に関わってきました。

アーティスト

  • Michael Jackson
  • Peter Gabriel
  • Dire Straits
  • Phil Collins

エンジニア / プロデューサー

  • Bob Clearmountain
  • Chris Lord-Alge
  • Tom Lord-Alge
  • Andy Wallace

最近の使用アーティスト

  • Taylor Swift
  • Adele
  • Coldplay
  • Ed Sheeran

現在のSSLは、従来の大型スタジオコンソールだけでなく、次のような製品を展開しています。

・スタジオコンソール
・アウトボード機材
・オーディオインターフェース
・DAWプラグイン
・ライブサウンドコンソール

また近年では放送・映画制作・ライブ音響などの分野にも事業を拡大しています。

SSLは現在でもプロオーディオ業界におけるトップブランドの一つとして高い評価を受けています。

Solid State Logicは、レコーディングスタジオの技術革新を牽引してきた企業です。

その影響力は以下の点に表れています。

・コンピュータ制御コンソールの開発
・Total Recallによる設定保存
・ミキシングオートメーションの普及
・レコーディングワークフローの革新

これらの技術は現在の音楽制作において標準となっており、SSLは現代のレコーディング文化を形作った企業の一つと言えるでしょう。

本記事はPRO.Sound Designが公式ホームページなどをもとに、解りやすく内容を整理しています。より詳細な情報は、右のボタンで公式HPからもご確認いただけます。

この記事は
PRO.Sound Design編集部(ドラゾーくん)が執筆しています。
音楽・機材歴25年/宅録・DTM・ギター機材を中心に解説。

関連記事
【完全ガイド】比較的安価で最高の音を録音!ボーカル向けおすすめ機材を一挙紹介!

2026/2/14  

様々な角度からの新規機材の購入を検討できるため音楽だけでなく全般のユーザーへ、機材の購入や金額面や昨今の音質等へのこだわりの文化を含め、安く長く使える機材を具体的に何をするならこの機材と必要に応じた場合分けもしっかりされているため、人気が高い記事になっています。