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本記事ではPROCO社の沿革や使用アーティスト・人気商品など、PROCOについてもっと知りたい方に向けて説明していきます!
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第1章-導入:RATひとつで歪みの歴史に名を刻んだエフェクターメーカー
ProCo Sound(プロコ・サウンド)は、アメリカ発のプロオーディオ機器ブランドであり、ケーブル、オーディオスネーク、DI/インターフェース機器などの現場向け製品と、世界的に有名な歪みペダル RATシリーズ で広く知られています。現在のブランド紹介でも、ProCoはプロ向けの音声伝送・接続ソリューションを中核に据え、標準製品だけでなく多数のカスタム製品を展開していることが示されています。
ギタリストにとっては、ProCoの名前は何よりもまず「RAT」で記憶されているはずです。RATは1978年にミシガン州カラマズーのProCo工場地下で誕生したディストーションペダルで、そこから40年以上にわたって進化し続ける「最も多用途で、最も多くレコーディングされたディストーションペダル群のひとつ」として位置づけられています。つまりProCoは、単なる「エフェクターブランド」ではありません。
ライブ現場・設備・放送・インストール向けのプロオーディオブランドであると同時に、RATという歴史的名機を生み出したブランドでもあります。この二面性こそが、ProCoという会社の大きな魅力です。
第2章-沿革
ProCoの創業背景とブランドの立ち位置
ProCoはエンドユーザー直販ではなく、業界向けネットワークを通じて製品供給を行うB2B寄りのメーカーとして紹介されています。日々多数の製品を供給し、標準品だけでなく10万件規模のカスタム提案にも対応してきたこと、そして継続的な改良により長年の信頼を築いてきたことが示されています。
この点は、一般的なギターブランドと少し違うところです。FenderやGibsonのように「スター製品中心で語られるメーカー」というより、ProCoはもともと現場実務に強い、接続・伝送・信号処理の会社として認識した方が実態に近いです。その上で、RATという例外的なヒット製品が世界的知名度を獲得し、結果としてギタリストからも圧倒的な支持を集めるようになりました。
RAT誕生までの流れ
原点は1978年、ProCo Sound Factoryの地下室で生まれた「Bud Box」にあります。試作を含めてわずか12台しか作られなかったこの初期モデルは、当初から大規模量産を想定していたわけではありません。しかし翌1979年には、特徴的なラップアラウンド型筐体を持つ初の量産版RATが登場し、以後RATはProCoを象徴する製品群へと成長していきました。
RATは1970年代後半に既存ディストーションへの改良意識から生まれ、オペアンプ歪み+ダイオードクリッピングという構成によって、当時としては攻撃的でフォーカスのある歪みを実現したと説明されています。後年の外観や細部の仕様変更はあっても、基本コンセプトは長く維持されてきました。RATが特別なのは、単に「歪む」からではありません。
ディストーションとして使えるのに、オーバードライブ的にも、場合によってはファズ寄りにも感じられる絶妙な帯域とコンプレッション感を持つこと、そして独特のFilterコントロールで高域の出方を追い込めることが、多くのプレイヤーに刺さってきました。公式も現行RAT 2を「ロック、ブルース、パンク、ジャズまで対応する万能ペダル」と説明しており、この汎用性こそが長寿の理由といえます。
第3章:主な歴史的転機
1978年:Bud Box誕生
RATの原型となる初期モデル「Bud Box」が、ProCo工場地下で誕生。試作含め12台のみ製作。
1979年:量産版RAT登場
初の本格量産モデルが登場。ここからRATは、現場で使われるディストーションとして普及を始めます。
1980年代:RATの定着
外部資料では、筐体や回路の細かな変遷を経ながらも、RATは1980年代に代表的ディストーションとして定着。1988年にはRAT2が登場し、LED付きの現代的仕様へ進みます。
1989年以降:派生モデルの拡充
Turbo RAT、後年のDeucetone RAT、You Dirty RAT、FAT RAT、Lil’ RATなどへ拡大。単一名機から「シリーズ」へ進化しました。
現在:ProCo SoundとRAT Distortionの両輪
ProCo Soundはケーブル/スネーク/DI等のブランドとして、RATはRat Distortionブランドとして展開されており、いずれもACT Entertainment傘下のブランド群として案内されています。
第4章:ProCoはどんな製品で知られているのか
ProCoというと日本ではRATの印象がかなり強いですが、製品カテゴリは実際にはかなり幅広いです。
代表的には、Instrument Cables、Microphone Cables、Speaker Cables、Direct Boxes、A/V Interface Devices、Audio Snakes、Power関連製品などが並び、いわゆる「音の現場で必要になる接続・伝送系」を総合的に扱っています。
このため、ProCoはギタリスト向けの小型ペダルメーカーというより、
プロオーディオ現場の配線・信号伝送を支える実務ブランドであり、そこからRATというアイコン製品が生まれた会社、と捉えるのが自然です。
第5章:PROCOを代表する人気商品とその魅力
①:RAT 2 Distortion Pedal
現行ラインの中核。公式では、RAT 2を「あらゆるディストーション機の基準」と位置づけ、ロック、ブルース、パンク、ジャズまで対応する汎用モデルとして紹介しています。さらに「thousands of recordings」で使われてきたと説明されており、まさにProCoの顔です。
RAT 2の魅力は、単なるハイゲインではなく、アンプを押し出すブースト的使い方やエッジのあるリズムディストーション、粘るようなリード
まで1台で作りやすいことです。
予算帯のわりに「音作りの芯」が太く、現代でも比較対象に挙がり続けるのはすごいところです。近年でもおすすめディストーションの定番格として扱われています。
②:Turbo RAT
「最も激しいRAT」と説明されるモデル。よりパワフルで、太く、押し出しの強い歪みを求める人向けです。通常RATとはキャラクターが少し異なり、よりラウドなバンドサウンドでも埋もれにくい方向の人気があります。
③:You Dirty RAT
よりラフで荒々しい、ファズ寄りの質感まで狙いやすいモデル。RATの基本思想を残しつつ、より“潰れ感”や「ざらつき」を好むプレイヤーに刺さりやすい存在です。
④:Deucetone RAT
2基の独立したRATユニットを1台に収めた大型モデルで、個別使用・ステレオ・直列カスケードに対応するとされています。1台で複数のRAT的キャラを管理したい人、ライブや録音で歪みのレイヤーを使い分けたい人にかなり魅力的です。
⑤:FAT RAT
現代的な機能拡張を加えた派生RATとして人気。現行ラインにも含まれており、従来RATの魅力を残しつつ、より幅広い音作りに対応したいユーザー向けの選択肢です。
⑥:Lil’ RAT
2020年代の現代的ニーズに応えるコンパクト版。クラシックRAT 2と同じトーンと機能を、より小さな筐体で実現したモデルとして紹介されており、ペダルボード省スペース化を重視するプレイヤーにかなり相性がいいです。その携帯性と定番RATサウンドの両立が強調されています。
第6章:PROCO / RATを使用してきた著名アーティストたち
世界的に有名なRAT系ユーザー
- Jeff Beck
- Nuno Bettencourt
- Kurt Cobain
- David Gilmour
- Joe Perry
- Andy Summers
オルタナ/インディー/モダンロック系で語られやすいユーザー
- Graham Coxon
- Frank Black
- Rivers Cuomo
- Alex Turner
- Thom Yorke
- Nels Cline
ジャズ/フュージョン方面でも知られるユーザー
- John Scofield
- Bill Frisell
- Kurt Rosenwinkel
- Ben Monder
- Kevin Eubanks
- Sonny Sharrock
第7章:なぜPROCO / RATは今でも人気なのか
RATの人気理由はかなり明確です。
第一に、音が分かりやすく個性的なのに、ジャンル適性が広いこと。ロック、ブルース、パンク、ジャズとかなり幅広く挙げられています。
第二に「定番なのに安定してクセがある」こと。
Tube Screamer系のような中域押し、DS-1系の鋭さ、Big Muff系の分厚さとはまた違う、RATならではの「硬さ・粘り・抜け」があり、代替しにくいです。だからこそクローンや派生モデルが大量に生まれても、本家RATが比較対象であり続けています。外部メディアでもRATは、歴代でもっとも有名なディストーションのひとつとして扱われています。
第三に、現行ラインがニーズ別にちゃんと揃っていること。
クラシックなRAT 2、小型のLil’ RAT、激しいTurbo RAT、2基搭載のDeucetone RATなど、ユーザーが欲しい方向ごとに選びやすい。
まとめ
ProCo Soundは、ケーブルやスネーク、DI、A/Vインターフェースなどを扱う実務志向のプロオーディオブランドでありながら、同時にRATという歴史的ディストーションペダルを生み出した稀有な存在です。
RATは1978年のBud Boxから始まり、1979年の量産モデルを経て、RAT 2、Turbo RAT、You Dirty RAT、Deucetone RAT、FAT RAT、Lil’ RATへと進化してきました。40年以上にわたり支持される理由は、単なる懐古ではなく、今もなお実戦で使える歪みだからです。
そして使用アーティストの顔ぶれも、Jeff Beck、Nuno Bettencourt、Kurt Cobain、John Scofieldらをはじめ、ロックからジャズまで非常に幅広い。これはRATが単なる「1ジャンル用のクセ物」ではなく、使い手の解釈次第で化ける定番機であることの証明でもあります。定番の歪みを1台探している人にも、憧れのアーティスト機材に近づきたい人にも、ボードに長く残る実用品がほしい人にも、ProCo / RATはかなり有力な候補になるはずです。
本記事はPRO.Sound Designが公式ホームページなどをもとに、解りやすく内容を整理しています。より詳細な情報は、右のボタンで公式HPからもご確認いただけます。
この記事は
PRO.Sound Design編集部(ドラゾーくん)が執筆しています。
音楽・機材歴25年/宅録・DTM・ギター機材を中心に解説。
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