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| メーカー/製品名 | FabFilter / Pro-Q4 |
| メーカー価格(※1) | €899.00 |
| サウンドハウス価格(※1) |
| 33,000円(税込) |
| 楽天市場価格(※1) |
| 各販売メーカーによって販売価格が異なります |
※「メーカー価格」は公式HPに記載されていない場合があります
(※1)2026年9月現在
この記事ってどんな内容?
年に一回の大型セール「ブラックフライデー」や年に数回あるセールのタイミングで、絶対に話題になると言っても過言ではないプラグインと言えば、もちろん「FabFilter Pro-EQ」シリーズでしょう。
「プロが愛用している・とても使いやすい・ミックス師がみんな使っている」など様々な情報があるため、気になっている方も少なくないEQだと思いますが、正直なところ、セール時でも他のプラグインより価格が高いですし、
「そもそも、気に入っているEQはもう持っているから、買う意味が分からない」という方も少なくないのではないでしょうか?
実は、筆者も同じ様に考えていた時期があったのですが、実際に触ってみると「もう手放したくない」となるような「神EQ」でした!では、実際に「どういった機能が良くて使われているのか」や「なんで音が綺麗になるのか」をプロが実際に徹底解説していきます!
難しそうに見えるインターフェース(画面)ですが、実際には初心者の方にも使いやすく、また、EQの勉強が進んできた方にも本当に最適なEQとなっていますので、ブラックフライデーで何を買うか迷っている方、ミックスの勉強を始めてみたい方や、クオリティーを上げたい方は必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
デジタルEQとアナログEQの違い
実は、何点か「EQの違いや専門的な知識」について理解を深めて置かないと「FabFilter Pro-Q4」の良さが伝わりにくいため、初めに「デジタルEQとアナログEQの違い」について簡単に説明していきたいと思います!
そもそも、PCでやっているから全部デジタルじゃない?と思っている方が多いと思うのですが、実はそうではないんですよね....!デジタルEQとアナログEQには、簡単に説明すると以下の様な違いがあります。
- デジタルEQ:録音された音を、そのままデジタル信号として処理するため、原音にキャラクターを与えずに精密に処理できるEQ
- アナログEQ:実際にあるハードウェア機材の「音の質感」や「変化の挙動」を再現してくれるEQ
こう見ると、全然違うものに見えますよね!
「FabFilter Pro-Q4」は「デジタルEQ」の部類になるため、そもそも原音を崩さずに処理できる他、「処理はデジタル方式だけど、アナログEQっぽい質感」を与えてくれるモードがあるため、どんなジャンルの楽曲でも使いやすいという仕様になっています。
え?でも、そしたらAPIやNEVEなどの音のキャラクターが欲しいとなった場合はどうするの?ということですが、これは「多段EQ」という考え方を使います。一見難しそうに見える言葉ですが、要は「EQを2つ使えばいいじゃん」ということですね!
インサートトラックは、上から順に効果がかかりますので「FabFilter Pro-Q4」を通す、上の段にアナログEQをデフォルトのまま使用して、細かい調整はその下段の「FabFilter Pro-Q4」で行うといった具合です!
位相とは?
ミックスを勉強していると「位相」という言葉が出てきますよね!とても難しそうに見える言葉ですが、簡単に言えば「音の波」のことです。トラックに録音した音を拡大してみてみると、音が山状・谷状を繰り返していて、波になっていることが分かりますよね!これを「位相」と呼んでいます。
この位相が話題になる理由は「音のエネルギー」に大きく関わってくるからです。例えば「推進力のある音」「しっかり前に出ている音」「音が太い」などは、追及すると位相の話になってくることが多いです。
というのも「2つの波の位置がぴったり重なっていれば、波のエネルギーはより高くなります」し「2つの波の位置が正反対でなっていれば、エネルギーは打ち消しあって消える」つまり、音が消えます。この辺りは、学生時代に輪ゴムを伸ばして実験する授業を思い出していただけると分かりやすいと思います!
では、位相について、何となく分かったところで、EQにどう関係するの?ということですが、大きく分けると2つ重要なことがあります。それは以下の2つです。
- ①:EQを指した時点で、位相(音の波)が少しづれてしまう
- ②:帯域のマスキング現象(被り)が起きる
①に関しては、すごく単純なのですが、元の音を加工しようと別の機械を通している訳ですから、いくら精巧な機材やプラグインと言っても多少のずれは起きてしまいます。分かりやすい例で言えば「すごく高性能のカメラでも、目で見たものと全く同じものは撮影できない」のと同じようなものだと思ってください。
②は、少し難しいのですが簡単に説明すると「位相が綺麗に逆転していればエネルギはーなくなる」ということを先程説明しましたが、実はこれは「全く同じ波長を持つ位相にだけ」言えることなんですよね....!例えば、メインボーカルのトラックを複製して、片方の位相を逆転させると「全く同じものが打ち消しあうので消える」ということです。
んじゃあ、別の楽器が重なり合う「楽曲」に置いては関係ないことなんじゃ....と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで難しいのは「全く同じでなくても、一部の部分だけ打ち消しあってしまう」という例があることなんです。
例えば、スネアの「パンッ!」という胴鳴りの周波数(200Hz〜400Hzあたり)と、男性ボーカルの太い帯域(200Hz〜400Hzあたり)が同じタイミングで鳴ると、波の山と谷が部分的にぶつかって「どちらかの低音が引っ込んで聴こえる」という現象が起きます。
これをマスキング(被り)と呼んでいて、よく「ボーカルは中音域が綺麗だから、他の楽器のミキシングで少し中音域に余白を持たせて....」などの説明が、このマスキングを回避する部分にあたります。
「へぇー!位相ってそういうことだったんだ!」で、なんでこの説明をしたの?というのが気になっているかと思いますが「FabFilter Pro-Q4」ではこの「位相を綺麗に保つことができる、他のEQには無い3つのモードが存在しているため、綺麗なミックスが可能になる」ということを伝えたかったからです!
「FabFilter Pro-Q4」には以下の3つの良そうモードが搭載されています。
- ゼロ・レイテンシー:遅延がゼロの「掛け録り」やリアルタイム演奏・モニターに向いたモード
- リニアフェーズ:位相のズレが一切起きない、マスタリングやパラレル処理に向いたモード
- ナチュラル・フェーズ:遅延も位相ズレを防ぎ、アナログの太さとデジタルの高解像度を両立した、ミックス作業に向いたモード
この3つのモードを切り替えることができるため、ミックスに置いて需要視される「各帯域のバランス以外の部分」でも、細かい部分で差をつけることができる訳です。
「FabFilter Pro-Q4」と他のEQの違い
さて、今までの説明では「ミキシングやEQの根本的に大事な部分」から「FabFilter Pro-Q4は、なぜ良いのか」を解説してきましたが、これからは「普通に使う際」にはどのような違いがあるかを簡単に説明していきます!
他のEQとの違い①:圧倒的なバンド数・最大96 dB/octの超急峻スロープから、ありえないEQのかけ方が実現できる
バンド数というのは「EQを掛けることができるポイントの数」と思っていただければ最初はOKです!
通常のEQは「平均で8バンド」くらいですから、下の画像の①のように、Q幅(メインポイントから巻き込む他の帯域の幅)を設定をすごく考える必要がありました。ですが「FabFilter Pro-Q4」では、何と「24バンド」も設定可能なので、下の画像の②の様な、今までは考えられなかったEQのかけ方ができます。
画像①

画像②

一見「こんなEQのかけ方して、音質が変な風にならない?」と思いがちですが「EQがかかる境界線」が他のEQでは実現できないような滑らかさになっているため、このような無理なEQをかけても、全く音が濁らないというのがすごいところです!
他のEQとの違い②:動作が軽く「FabFilter Pro-Q4」をかけているトラックを1つの画面で一括管理ができる
EQは全てのトラックに使用することがほとんどですが、例えば「今ベースにEQをかけているところだけど、バスドラムのEQってどうしてたっけ...」と思った際には、別途バスドラムのEQを立ち上げて、横に並べて比べる....などとにかく手間がかかりましたよね!
まだ例の程度ならいいですが、ミックス終盤で直したいところが出てきた際には比べるのが本当に大変です。
ですが「FabFilter Pro-Q4」では、他に「FabFilter Pro-Q4」をかけているトラックを画面1つで一括管理することができるため、いちいち他のトラックのEQを確認しなくても、すぐに見比べることができます。これは非常に嬉しい機能ですよね!
加えて「FabFilter Pro-Q4」はPCへの負荷も非常に少ないため、これまでで説明した「多段EQ」を行いながら「FabFilter Pro-Q4」を使用することで、理想のサウンドを実現することができます!
他のEQとの違い③:EQの一筆書きができる新機能「EQ Sketch(EQスケッチ)」
「ん???」と思った方も少なくないと思います。
EQは自分で調整したい帯域を決めたら、そこからQ幅の調整や、何デシベル下げるなどいちいちマウスを動かしながら微調整する必要があるため、トラック数が多くなってくると地味に大変ですよね。
しかし「FabFilter Pro-Q4」ではEQ画面で、こんな風なEQにしたいなとペンシルツールでなぞることで、その通りのEQをかけてくれるため、EQに慣れている方であればすぐにEQ処理を終わらせることができます。
他のEQとの違い④:EQのかけ方が無限大
実は「FabFilter Pro-Q4」は録音された音だけに活躍するEQではなく、M/S処理でも活躍してくれるEQになります。
「FabFilter Pro-Q4」では、24個作れるポイントの1つひとつに対して「ダイナミックEQ化」や「Sideのみ処理」といった個別の設定が可能になるため、幅広いEQ調整が可能です。
他のEQとの違い⑤:スペクトラル・ダイナミクスがすごい
スペクトラル・ダイナミクスは、一言で言うと「耳障りなノイズや濁った音が出た瞬間にだけ、その音だけを自動でピンポイント掃除してくれる機能」です。
通常のEQやダイナミックEQだと、例えば「3kHz周辺を削る」と設定した場合、その周辺のきれいな音まで一緒に持ち下がってしまったり、ずっと削られっぱなしで音が痩せてしまったりします。 しかし、Pro-Q4の「スペクトラル・ダイナミクス」は違います。
音の鳴りに合わせて、ボーカルの「刺さる高音(サ行の音)」や、アコースティックギターの「特定のコードのときだけ響く嫌な重低音」など「問題が発生したその瞬間」を自動追従し、自動で抑え込む機能になっています!
そのため、原音の太さや全体のバランスを一切崩さずに、先程の様な「少し無理なEQ作業」も安心して行うことができます。これは、音質の確保の他にも、ミックスの時短という意味でも革命的な機能となっているため、初心者の方が「これをやったらダメなのね」という勉強にも使えますし、プロユースの方には時短として大きな意味をもたらしてくれます。
まだまだある!ミキサーを唸らせる「隠れた神機能」たち
ここまで紹介したメイン機能だけでも「神EQ」と呼ばれる理由は十分すぎるのですが、実はPro-Qには作業効率を爆上げしてくれる細かな便利機能がまだまだ盛りだくさんなんです。ここで軽くチラ見せしておきますね!
- Spectrum Grab(スペクトラム・グラブ)
- リアルタイムで波形を見ながら「あ、この飛び出てる嫌な音が気になるな」と思った部分を、画面上で直接マウスで掴んでそのまま引っ張り下げられる感覚機能です。
- EQ Match(EQマッチ
- お手本にしたい好きな楽曲や別トラックの音を解析して、「その音のトーン」に一瞬で近づけてくれる自動マッチング機能です。
- M/S(ミッド/サイド)個別のイコライジング
- 24あるバンドの1つひとつに対して「真ん中の音(Mid)だけ」「左右の広がり(Side)だけ」にEQをかける設定ができます。「ボーカルの邪魔になる真ん中だけ少し削って、左右の広がりは残す」みたいなプロっぽい空間処理がワンタッチでできちゃいます。
- Dolby Atmos(9.1.6)までのイマーシブ・オーディオ対応
- ステレオだけじゃなく、最新の立体音響にも完全対応しています。将来的にDolby Atmosのミックスに挑戦したくなった際も、EQを買い直す必要がありません。
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まとめ:セールでPro-Qを買うべき?「迷っているなら絶対に買い!」
長々と解説してきましたが、結論として「FabFilter Pro-Qは、セールで絶対に手に入れるべき一生モノのEQ」です!
最初は「たかがEQにこの値段……?」と躊躇する気持ち、めちゃくちゃ分かります....!ですが、実際に使ってみると単なる「音を補正する道具」ではなく「ミックスのクオリティを底上げして、作業時間を半分にしてくれる最高のパートナー」だということが本当に実感できると思います。
- 初心者の方へ: 不自然な位相の崩れやマスキングに悩まされることなく、自分が描いた通りの音になってくれるので「EQの正しい効きやミキシングの基本」を一番手っ取り早く学ぶことができます!
- 中級者〜プロの方へ: 圧倒的な動作の軽さ、直感的なワークフロー、そして高度なスペクトラル・ダイナミクスのおかげで、ミックスにかかる時間とストレスを劇的に減らすことができます!
「お気に入りのEQがあるから買わなくていいや」と思っていた過去の自分に、今なら「一刻も早く買いなさい!」と教えたいレベルのプラグインです。
年に数回しかないセールやブラックフライデーは、この「最強の武器」を最安値で手に入れる絶好のチャンスです。ぜひこの機会に導入して、ワンランク上のクリアで力強いミックスを手に入れてみてくださいね!
因みに、「どこで買うのが一番お得なの?」と気になるところですが、筆者的にはには断然サウンドハウスで買うのが最もおすすめです!
セール時期は海外の公式サイトや他の代理店でも安くなりますが、サウンドハウスならポイント還元(Sポイント)がつくだけでなく、国内最安値級の価格で購入できることがほとんどです。さらに、日本語のサポートや購入手続きの分かりやすさもズバ抜けているので、トラブルの心配もありません。
セールで狙っている方は、まずサウンドハウスの価格をチェックしてみてください!
| メーカー/製品名 | FabFilter / Pro-Q4 |
| メーカー価格(※1) | €899.00 |
| サウンドハウス価格(※1) |
| 33,000円(税込) |
| 楽天市場価格(※1) |
| 各販売メーカーによって販売価格が異なります |
※「メーカー価格」は公式HPに記載されていない場合があります
(※1)2026年9月現在
