【初心者向け】楽譜が読めないを卒業!本当に一番やさしく学べる「音符の読み方」のコツ【楽譜を読む編①】

楽譜の読み方ステップ1。ト音記号とヘ音記号の基本と、楽譜のドレミを迷わずに読むコツの解説画像

**この記事は私が19年の音楽制作経験に基づいて、初心者の方の失敗を減らすために執筆しました**

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音楽を始めたいけど始められないという理由には、もちろん機材が高い!と言う理由も含まれますが「楽譜が読めないから始めてもどうしようもない」「楽譜を読むのも難しいし...」と思っている方が多いのではないでしょうか。

それもそのはずで、楽譜を読むには順序だてが必要なんです。

楽譜を読むにも先ずは音符が読める。次にリズムが読める。次にルールが分かる。次に音楽記号が理解できる等、それぞれをしっかり理解していないと「楽譜が読める」と言う状態にならないのです。

ですが、SNSやYouTube、その他の解説ではこれを一気に説明してしまうので、理解していない部分が1部分でもあると良く分からなくなったり、その理解していない部分がどの部分か分からない....など、置いてきぼりになってしまうんですよね。

ですので当サイトでは【楽譜を読む編】として、しっかり順序だてて将来的に楽譜を完璧に読めるように紹介していきます!

今回は基礎の基礎「音符を読む」というところに焦点をあて、パッと読めるようになりたい方も、理論的にしっかり理解したい方にも納得して頂ける様に紹介していきます!

**「楽譜が読めないと音楽は楽しめない」わけではありませんが、読めるようになると音楽の解像度は劇的に上がります。私自身、最初は楽譜アレルギーでしたが、ある「順番」で学び始めてから、複雑なスコアもスラスラ読み解けるようになりました。巷の解説で挫折した方でも、このステップなら必ず理解できるという確信を持って執筆しています。**

この【楽譜を読む編】で楽譜のことについて一緒にマスターしていきましょう!

この記事は、
・楽譜の読み方を調べている初心者から中級者の方
・出来るだけ失敗を避けて判断したい方
向けに、実際の使用経験や比較検討をもとに、「遠回りしにくい考え方」をまとめたものです。

実はひとえに楽譜と言っても、沢山種類があります。多くの方が想像するのは五線譜ですよね!その他にどんな楽譜があるかを見ていきましょう!

  • 五線譜:一般的な楽譜。
  • TAB譜:ギターやエレキベースを主に見られる楽譜。TAB譜のみの物やTAB譜の上に五線譜があるものもある
  • ドラム譜:五線譜の形ですが、ドラムセットを演奏する際に使用する楽譜。
  • コード譜:コードと小節のみが書かれている楽譜。
  • それ以外の楽譜:特殊な楽器や民族音楽など、特定の楽器やジャンルにしか利用されない特別な楽譜

大きく分類するとこんな感じの楽譜が世の中にはあります。

ですが、一般的に目にする楽譜はこの中でも「五線譜」「タブ譜」「ドラム譜」辺りまでだと思いますので、先ずは一般的に見るこの3つの音符を読めるようになってみましょう!

早速最も一般的である五線譜を読んでいきます!先ずは実際の楽譜を見ていきましょう。

実際の楽譜の図
実際の楽譜の図

これです!ここでもう少し覚えておくべきことがあります。それは音部記号の種類と「ドレミファソラシド」の読み方です!

音部記号とは楽譜の一番左に書いてある音の高さを示す記号です。最も有名なのがト音記号ですよね!

形がかわいいので色々なグッズや商品にもなっていますね!

上の図もト音記号になっています。またト音記号には別の呼び方もありますので、先ずは音部記号と名称を覚えましょう!

音部記号とその呼び方は以下の3つです!

  • ト音記号=高音部記号
  • ハ音記号=中音部記号
  • ヘ音記号=低音部記号

これの他にドラム譜・パーカッション記号と呼ばれるものもありますが、それ以外で呼ばれているところを見たことが無いので、一旦省きます。

高音部記号や低音部記号などの読み方は、筆者の音楽生活や仕事の中で聴いたことは正直ありませんが、行っているジャンルによっては使う呼び方かも知れませんので、覚えておいて損はありません。

また、現代ではハ音記号もほとんど見られませんね!

ですので通常では使用しない別の種類と楽譜として別の記事で紹介します。ですが、先ずはこんなものがあると覚えておきましょう!

え?ドレミファソラシドの読み方って何?と思いますよね。

実はいわゆる「ドレミファソラシド」はイタリア語の読み方なのです。

このようにジャンルや地域によって音符の読み方といいますか、発音の仕方が様々です。

ですので「この読み方をするのは大体このジャンルの人」と言うのをまとめてみましたので、これからやりたいジャンル、もしくは今やっているジャンルから別の分野に切り替わる方はこれを見て覚えていきましょう!

各ジャンルによる音名の読み方の図
各ジャンルによる音名の読み方の図

読み方が沢山ありますね!それでは以下の表でどんな方が使うのかを見ていきましょう!

  • ①:全般
  • ②:全般
  • ③:吹奏楽・管弦楽など
  • ④:クラシック・音大生・管弦楽など

この、どんな方が何番で読むかの表は、そういった場面で使うことが多いというだけですので、他のジャンルの音楽をやっている方は使わないという訳ではないです。

先ずは自分が今からどのジャンルに携わっていくのかを把握した上で主に使う読み方を覚えていきましょう!

因みにですが「ドがAじゃないの?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かにここは疑問なところですよね!誰もが引っかかる正しい疑問だと思います。

これがしっかりと説明されているところをあまり見かけないのですが「ラがA」の理由は諸説あります。

その中で最も広まっているのは「生まれたばかりの子どもが泣く時に出す音がラだから」という説です。これは確かにラがAになるのは納得ですよね!

日本では通常どのジャンルやスタイルでも「ドレミファソラシド」を使いますが、演奏する楽曲や編成によってはそれぞれの読み方で読むこともありますので、自身のやっている・やりたいジャンルの物を最低でも2つは覚えておきたいところです!

さて、これから音符を実際に読んでいく訳ですが、覚え方は人それぞれです。ですので本記事ではパッと読める方法と、理論的に読める方法の2種類を紹介していきます。

ですが、「音符を読む」と言うことに関しては正直なところ理論的に覚える意味はあまりありませんので、筆者的にはパッと読める方法で覚えたほうが読めるようになるスピードは速いと思います。

ご自身の用途などに合わせて必要なほうを読み進めていってください!

先ずはト音記号の読み方から見ていきましょう!

ト音記号において音符をパッと読む方法から見てきましょう。再度楽譜をご覧ください。

実際の楽譜の図
実際の楽譜の図

これは「ドレミファソラシド」の楽譜ですが、どこがどの音か分からないですよね!では次の図を見てください!

ドとファに注目する
ドとファに注目する

先ずこの赤枠を優先的に、次に青枠の場所を覚えます。ここは線の中心では無く間のところなので覚えやすいと思います。この位置から上下に次の音を覚えていくわけです。

最初は大変ですが、慣れてくるとこれでパッと見で読めるようになっていきます!

ト音記号は「ト音=ソ」を表す記号な訳ですから、ト音記号の書き始めの下の図の部分をソとして覚えます。

ト音記号を理論的に理解するための図
ト音記号を理論的に理解するための図

ここを基準に音を覚えていきます。

いくら理論的と言っても、音符を読むという点に関してはこの方法で覚えることは早く読めるようにはならないと筆者は考えています。ですので「パッと読む」の方で覚えて行くのがおススメです。

次はヘ音記号をパッと読む方法をご紹介します!先ずは先程同様に通常の楽譜を見ていきましょう!

ヘ音記号の実際の図
ヘ音記号の実際の図

これも初めてみる方は何が何だか分からないですよね!では次はト音記号の時と同じように、どこを優先的に覚えれば逆算できるかを見ていきます。

ドとミに注目する
ドとミに注目する

この赤枠を最優先、次は青枠を覚えていきます。こちらも線の間を覚えて行くわけですね!この位置から上下に移動することで、他の音も読めるようになります!

こちらも慣れない内は大変ですが、慣れればパッと分かるようになるのでおススメです!

ヘ音記号は「ヘ音=ファ」の音を基準に作られていますので、その位置を覚えてそこから読んでいければより理論的と言えます。

ヘ音記号を理論的に理解するための図
ヘ音記号を理論的に理解するための図

因みにですが、この独特な形は先程の図で見ればわかりやすいですが、への音であるファ(別名F)の変化だと言われています。隣にある2個の点は線と線の間だとと言う目印だという説があります。

ですが、こちらも基本的には「音符を読む」と言う点ではヒントも少ないですし、そもそもト音記号も同じですが、基本的な原理が分かっていても音符が読めなければ次の章に進めませんので、「パッと読む」で覚えたほうが楽かなと思います!

タブ譜はギターやベース等に使われる楽譜で、ト音記号やヘ音記号よりも実践的には読みやすいかなと思います。

また、TAB譜にもTABだけの記載の楽譜やTABの上にト音記号/ヘ音記号の五線譜があるもの、更にはコード(和音)の記載があるものなど様々あります。今回はまだコード(和音)についての説明はしていないので、五線譜があるものを用意しました。

TAB譜はギターとベースでは少し見方が違いますので、先ずはギターから見ていきましょう!

先ずはギターのTAB譜を実際に見ていきます。

ギタータブ譜の実際の図
ギタータブ譜の実際の図

五線譜は先ほど見ましたが、下のTABの方は線が5本ではなく、6本ありますよね!

ここで気が付いた方は察しが良いですが、ギターは弦が6本ありますので、それぞれの線が弦に対応しています。

1番下の線は、ギターで言う6弦であり、楽器を構えた際に1番自分側に来る弦です。覚えやすいですね!

では次は実際に音符を読んでみましょう!

ギタータブ譜で最初に着目するべき場所
ギタータブ譜で最初に着目するべき場所

この楽譜で最初に見るべきところは、1番初めの音は下から2番の線、つまり5弦から始まるということです。

次に見るべき場所は、その線の上の数字です。

ここでは5の所を赤枠で囲っていますが、これは「5弦の5フレット」を弾いてください。という意味です。なんとも分かりやすいですね!

では問題です!

この5弦5フレットの右隣の音はどこを弾けばいいでしょうか?

正解は、下から3番目の弦なので4弦、数字が2なので2フレット目、つまり4弦2フレットを弾けばいいわけです。

分かりやすすぎる!これでもうギターは読めますね!ベースはこれと見方はほぼ同じなので、このままの勢いでベースも見ていきましょう!

先ずはベースのTAB譜を見ていきます!

ベースタブ譜の実際の図
ベースタブ譜の実際の図

さて、ギターのTAB譜と違う所はどこでしょうか!正解は2つあります!

1つ目は上の五線譜がヘ音記号(低音部記号)になっていますね!ベースは低い音を担当するわけなのでここが変わっています。

2つ目は下のTABの線が4本になりました!ベースは基本的に弦は4本ですから、それに合わせて楽譜の線も4本に変わっています。

ギターのTAB譜同様に、TABの1番下の線は4弦、つまり楽器を構えたときに1番自分側に来る弦で、その上の数字は弾けばいいフレットの番号です。

では具体的に見ていきましょう!

ベースタブ譜で最初に着目するべき場所
ベースタブ譜で最初に着目するべき場所

この赤枠で囲っている部分は下から2本目の線ですので、3弦。数字が5なので5フレット目。

つまり3弦5フレット目を弾けばいいわけです!

では右隣の音はどうでしょうか。

下から3本目の線、つまり2弦であり、数字は2なので、2弦2フレット目を弾けばいいわけです!

こちらも分かりやすいですね!

ギターもベースも先ず何の弦か、そしてどこのフレットかという形なので楽譜としては分りやすくはあるのですが、最初の内はやはり1つ1つ確認していくのが良いと思います。慣れてきたらパッと読めるようになりますので、根気強く音符を読んでいきましょう!

ドラムの楽譜は基本的には五線譜の形です。ですが基本的に上下に分けて考える方が見やすくなってくると思います!

では早速ですが、実際の楽譜を見ていきましょう!

実際の楽譜の図
実際の楽譜の図

おっとなんだこれは.....という感じですよね!基本的には上下に考える方が良く、基本的には低い音が下の方に来ています。

この楽譜では1番下の、五線譜で言うファの場所がバスドラムですが、他の楽器(例えばスネアドラムやハイハット)などブロックごとに分かれていて休符や演奏の仕方など細かく指示される形です。

実際の楽曲の楽譜では、スネアの「リムショット」や「ロール」、ハイハットの「フットのみ」などこれ以外にも様々なポジションに各指示がありますが、それらは楽譜で言う追加要素の1つですので、先ずは基本的なこの楽譜から読んでいきましょう。

ドラム譜は通常の五線譜と違い、ここの音は必ずこの楽器を叩くと決まっているので慣れればわかりやすいですが、初心者の方は五線譜のどこが何?となると思います。

これは通常の五線譜やギターやベースのTAB譜と違い、覚えるしかないです.....。

ですが「この音符のある場所はこの楽器を叩く」と必ず決まっているので頑張りましょう!

先程挙げた演奏の仕方の指示の要素は一旦取り除いて、先ずは基本的なこの楽譜でどこが何に対応しているのかをブロック分けで見ていきましょう!

ドラムの楽譜で着目するべき点の説明図
ドラムの楽譜で着目するべき点の説明図

先ずは説明する前にイメージを分かりやすくするために、この音符を叩いた実際の音源を聞いてみましょう。

因みに申し訳ないのですが、筆者のドラム音源にはフロアタムが無かったため、フロアタムの部分はバスドラムで演奏しています。

上記の楽譜通りに実際に演奏した場合の音源

基本的な感じですよね!

先ずは赤枠の部分、つまり1番下にある補選譜でいうファの音符ですが、ここがバスドラムです。

オレンジ色のドの部分はスネアドラム、黄色のソ部分はハイハット、青色のラ部分はシンバルです。

ここは基本中の基本の部分ですのでとりあえず覚えるしかないです!

そして、緑色のハイハットに〇がついている部分はハイハットのオープンになっています。

追加要素は説明しないと言いましたが、これはハイハットの奏法の中でも特に基本的なところでしたので記載しました。

その後の部分はタムの部分です。タムの部分に色がついていないのは、上記のバスドラム・スネアドラム・ハイハット・シンバル以外の部分は基本的にタム類だと考えて欲しいからです。

タムは現代では2個~4個までの間で好きな個数を置くのが基本的な置き方ですが、それだと楽譜で覚えても、個数が違えば読みづらくない?と思いますよね。

このタムの部分に関しては、基本的にタムの何個が何個であっても、五線譜の高い位置にある方が、実際のドラムセットの中で1番高い音が鳴るタムだと覚えればすぐに覚えることができます。

これらの基本的なブロックの部分とタム。それから低い音が出る楽器は五線譜の下の方にある。2つのコツを意識しながら覚えるとパッと頭に入りやすくなるのでおススメです!

今回は【楽譜を読む編】として、その中でも最も基本的な「音符の読み方」を紹介しました!

本記事では冒頭でも挙げた通り、普段見かけるような五線譜やTAB譜、ドラムの楽譜。そしてその中でも最も基礎的な部分だけを紹介しましたが、他の特殊な楽器や楽譜の読み方も今後解説していきますので、皆で楽譜に詳しくなりましょう!

次の【楽譜を読む編】は「リズムを読める」をテーマに行っていきます。

その中では今回の記事で音符が読めているという前提で、リズムと音符読みを少し応用して、楽譜を読んでいきますので、先ずはしっかり本記事で音符が読めるようになっていてください!

**楽譜は単なる記号ではなく、作曲家からの「手紙」のようなものです。最初は一音ずつで構いません。パズルを解くように楽しんでみてください。18年音楽を続けてきて、楽譜が読めるようになった瞬間に世界が広がったあの感覚を、ぜひ皆さんにも味わってほしいと願っています。**

また、これ以前・以降のステップの記事は以下の画像をタップ/クリックし、楽典の項目のステップ順に読むことで学習することが出来ますので、是非ご自身のステップに合わせてご覧ください!

楽典の親カテゴリー画像

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  • この記事を書いた人
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ギタくん(メインライター)

【プロフィール・実績】
音楽歴19年。現役で作編曲家として活動中。これまで音楽業界で様々な仕事を経験し、現在はプロの目線から「本当に役立つ情報」を発信するために「PRO,Sound Designチーム」を運営。
自身も「PRO,Sound Designチーム」の中から、特に「機材情報」をピックアップして紹介する当サイトのメインライターも行っています。

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