度数の数え方で迷わない!メジャースケールから学ぶインターバルの基本と実践的な覚え方!【楽譜を読む編③-1:メジャースケール編】

楽譜の読み方ステップ3。シャープやフラットなどの調号・臨時記号の意味と正しい読み方の解説画像

**この記事は私が19年の音楽制作経験に基づいて、初心者の方の失敗を減らすために執筆しました**

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音楽を始めたいけど始められないという理由には、もちろん機材が高い!と言う理由も含まれますが「楽譜が読めないから始めてもどうしようもない」「楽譜を読むのも難しいし...」と思っている方が多いのではないでしょうか。

それもそのはずで、楽譜を読むには順序だてが必要なんです。

楽譜を読むにも先ずは音符が読める。次にリズムが読める。次にルールが分かる。次に音楽記号が理解できる等、それぞれをしっかり理解していないと「楽譜が読める」と言う状態にならないのです。

ですが、SNSやYouTube、その他の解説ではこれを一気に説明してしまうので、理解していない部分が1部分でもあると良く分からなくなったり、その理解していない部分がどの部分か分からない....など、置いてきぼりになってしまうんですよね。

ですので当サイトでは【楽譜を読む編】として、しっかり順序だてて将来的に楽譜を完璧に読めるように紹介していきます!

今回は基礎の中でも理解するのが大変な「度数と調が理解できる」というところに焦点をあて、パッと読めるようになりたい方も、理論的にしっかり理解したい方にも納得していただける様に、実際の楽譜と音源を比べながら紹介していきます!

この【楽譜を読む編】で楽譜のことについて一緒にマスターしていきましょう!

調(スケール)を覚える際には以下の2つの方法があります。

  • 沢山練習して、直感的に理解する
  • 理論的に覚える

一見「当たり前じゃん」と思う方もいらっしゃると思いまいますが、筆者がわざわざこの2つを記載した理由があります。それは、当たり前ですが、音楽や楽譜を理解する上では勿論「理論的に覚えて欲しいから」です。

筆者は中学生の時に吹奏楽部に所属し、音楽はその時が初めての状態でしたが、高校生になる頃には、初見の楽譜でもさらっと読めるところまで成長することが出来ていました。

ですが、①のたくさん練習して直感的に理解する形で覚えていたため、演奏で求められるレベルが上がる際やプロになろうと考えた際、この点がしっかり理解できておらず

①:コード(和音)
②:コード進行(和声)

この2点について、先生や教材の言っていることが分からず、かなり苦しめられた記憶があります。

そこから独学で楽典などを読み、本記事で記載している内容を理解した際には、文字通り「音楽への解像度」が明らかに変わったことも覚えています。

ですので、少し難しい内容にはなりますが、しっかり覚えていただいて今後の音楽ライフに活かしていただければと思います!

次の章からは「度数」について解説します。この章は、本記事の別の章の理解や、その他の理論の内容の理解に深く関わりますのでしっかり覚えましょう!

まず「度数って何?」「スケールって何?」と思っている方が多いと思いますが、一言で言うとそれらは、

  • スケール(調):その楽曲に使用できる音・コード(和音)・コード進行(和声)の「縛り」
  • 度数:スケール(調)・コード(和音)・コード進行(和声)を設定するための「ルール」

の様なものだと思っていただきたいです!これらは筆者の感覚であり、正式な説明ではありませんが、この様に覚えていただくと分かりやすいかなと考えています。

何故このようなルールが存在という点ですが、以下の様な意味があります。

  • 感覚的な意味:楽曲の雰囲気を決めるため
  • 理論的な意味:音は1オクターブの間に#や♭を含めて12個の音があるので、始まりの音から終わりの音までの聞こえ方が変わらないように、音を12等分した際の移動のルールを設定するため

例えばですが、カラオケ等で「原曲キー」から「歌いやすいキー」に変えたとき、何となく楽曲の雰囲気が違くなりますよね!その他でも、明るい雰囲気の楽曲・落ち着いた雰囲気の楽曲等だなと感覚的に感じることもあります。

これはテンポやフレーズの違いもありますが、調によってこの「フレーズの雰囲気」が全然違くなります。

こういった、感覚的なものを「再現性のある理論」として説明できるように設定されたのが、「調(スケール)」と「度数」だと思っていただければOKです!

では、この基礎的な「ルール」である「度数」を説明していきます!

まずは「半音」と「全音」をさらっとおさらいしましょう!ほとんどの方は感覚的に何となく理解していると思いますが、理論的に理解しておきましょう!

  • 半音:ピアノの鍵盤で「鍵盤1個分」隣の音に移った場合の感覚
  • 全音:ピアノの鍵盤で「鍵盤2個分」隣の音に移った場合の感覚

です!例えばですが、

・「ド→ド#」これは、鍵盤1個分隣の音なので半音
・「ド→レ」これは、鍵盤2個分隣の音なので全音

と言った理解で大丈夫です!ここで、次の説明で大事になってくるのが

・「ファ→ソ」
・「シ→ド」

この音の移動です。「ド→レ」の場合は黒鍵を挟んで「鍵盤2個」の移動なので「全音」の移動ですが、「ファ→ソ」「シ→ド」の間には黒鍵が無く鍵盤1個分の移動なので「半音」の移動です。

何を言っているかまだ分からない!と言う方も多いと思いますので、次の項目で図を見ながら説明してきます!

基本的なスケールである「長調(メジャースケール)」を理解する際の魔法の言葉があります。それは、

全・全・半・全・全・全・半

です。これは、音の実際の移動の仕方を表した言葉になります。先ずは実際に、筆者が制作した図を見ながら理解していきましょう!

全全半全全全半の説明
長調(メジャースケール)の移動を覚える魔法の言葉

これはハ長調(Cメジャースケール)である「ドレミファソラシド」の音の移動を表した画像です。

画像を見ていただければ早いですが、長調(メジャースケール)は全ての調(スケール)で、このルールに沿って音が移動する形になります。

例は適当ですが、調(スケール)に#が付く「ホ長調(Eメジャースケール」)や、♭が付く「変ロ長調(B♭メジャースケール)」などの他の長調でも、この動き方のルールは絶対です。

ですので、先ずはこの動き方をするのが長調(メジャースケール)だよ。と言うことを、魔法の言葉を使いながら覚えていきましょう!

因みに.....
スケールを日本語で表したときに「変(へん)」や「嬰(えい)」という言葉が頻繁に出てきますが、簡単に言えば
・嬰=#
・変=♭
という意味です!ですので、「変ホ長調=E♭メジャースケール」「嬰ト長調=G#(A)メジャースケール」のことです!

ここが、皆さんの一番悩むポイントですね!

度数の理解に苦しむのは、正直に言うと屁理屈みたいなものだからです。ですが、これから先、調やコードの勉強に関しては「それって本当にOKなの?」と言うような屁理屈が沢山出てきますので、そんなものだと思いながら勉強してください!

度数を理解する上で1番重要なのは「音を数字で理解すること」です。これはどういうことか。と言うのを実際の図を見ながら説明していきます!

早速、画像をご覧ください!

度数の数字の考え方の画像
音の移動を数字で理解するための画像

こちらは、ハ長調(Cメジャースケール)における「短2度」の移動です。


「音を数字で理解する」ということですが、長調(メジャースケール)の音の移動は、基準の音から1オクターブ上(8度上)の音に移動するまでに「7個の音」を移動します。単に、これを数字で表しているだけなのですが

重要な点は「基準の音が1」と言うことです。

例えば、ハ長調(Cメジャースケール)「ド」の音を基準とした調ですから「ドを1」とおきます。

つまり「ト長調(Gメジャースケール)での1はソ」「変イ長調(A♭メジャースケール)での1はラ♭」という具合です。そこから、上の図様に単純な音の移動が起こります。

そして、その数字の音に移動する際は「〇度の移動」という言葉使います。

例えば、

1から2の音に移動する場合は「2度の移動」
1から6に移動する場合は「6度の移動」

と言う具合です!


次に「度数の移動」が問題になってきます。なぜなら、ここが屁理屈の部分だからです!集中して、しっかり見ていきましょう!

例えば、上の図で「1から2に移る場合」、単純に考えれば「ドからレ」に移動する「2度の移動」ですが」、実際には

「レ」には
・レの♭=2♭
・通常のレ=2

この2種類が存在すると考えます。これは「2度の移動」の際の例でしたが、これは全部の度数の移動にも当てはまります。

例えば、3度先の「ミ」に移る際、6度先の「ラ」に移る際もそれぞれ

・「3♭」もしくは「3」への移動
・「6♭」もしくは「6」への移動

この2種類がありえるわけです。この時、

・♭〇度への移動を「短〇度」への移動
・通常の〇度への移動を「長〇度」への移動

と呼びます。

ややこしくなってきましたね!ですが、今後の理解において重要な事ですので、何度も見返してしっかり覚えていきましょう!

それでは次に「短〇度」への移動を図を見ながら具体的に理解していきましょう!

早速ですが、図を確認します!

短2度の具体的な説明画像
短2度の移動
短2度の音の移動
短3度への移動の説明画像
短3度の移動
短3度の音の移動

これらは、それぞれ楽譜付きの「短2度」「短3度」への移動を説明した図と音声です。先程、度数の移動には

・♭〇度への移動
・通常の〇度への移動

この2つがあると説明しましたね!この図の楽譜の部分や矢印の部分に着目してください。

この図ではそれぞれ「ドからレ♭=1から♭2度」への移動「ドからミ♭=1から♭3度」への移動が行われていますね!加えて、

・♭〇度への移動を「短〇度」への移動

ですから、これらは「短2度」「短3度」への移動と呼びます。これは基本的に6度・7度でも同じことが言えます。

先ずはこういった「♭〇度」への移動を「短〇度の移動」と言うことを覚えておきましょう!

では次に「通常の〇度への移動」である「長〇度の移動」を同じように図解していこうと思います!

同じように、図と音声を見ていきます。

長2度への移動の説明画像
長2度の移動
長2度の音の移動
長3度への移動の説明画像
長3度の移動
長3度の音の移動

これらは、それぞれ楽譜付きの「長2度」「長3度」への移動を説明した図と音声です。

こちらも楽譜と矢印に注目して欲しいのですが、こちらは先程と違い、黒鍵への移動(♭)への移動ではなく

・通常の〇度への移動

になっていますよね!

こういった「通常の〇度への移動の場合」は「長〇度」への移動と呼ばれることになりますので、これらはそれぞれ、「長2度」「長3度」への移動と呼ばれることになります。これも例に習って6度・7度への移動の場合も同じです。

「短〇度」と「長〇度」への移動

この2つは言葉だけでは理解が難しいですが、それぞれの図を細かく見ることで少し理解が楽になったかと思います!

何度も言いますが、この「度数」は音楽への理解をより深めるための「最も重要な考え方」と言っても過言ではありませんので、何度も見返しながら、ゆっくりでも構いませんのでしっかり覚えて下さい!

先程まで、音を数字で理解する考え方や「短〇度」「長〇度」の具体的な説明をしていた際に「6度・7度への移動も基本的には同じです」と説明していましたが、

4度」「5度」の移動は基本的じゃないの?と思った方がいらっしゃったらすごく察しがいいですね!

実は各度数には音楽的に具体的な役割があります。その点関しましては、かなり深い内容になりますので、また別記事で紹介しますね!

その中でも「4度」「5度」の関係は特殊で「完全音程(パーフェクト)」と呼ばれています。

この「完全」の意味は諸説ありますが、有力な説としてパーフェクトの原義である「神聖な」というところから来ていると言われています。

そのため、「2・3・6・7度」には移動の中に長短がありますが、「4度」「5度」は完全の為「基本的に長短は無い」という設定になっています。

え?でも4度も5度も♭や#は存在するよね?と疑問に思った方は素晴らしいです!

その通りで、勿論鍵盤上で考えれば、4度も5度も♭や#が存在します。ではその時はどのように表現するかというと、

・減(♭)
・増(#)

この2つを使って表現します。ですので、この様な言い換えになりますね!

・短4度=減4度
・短5度=減5度

考え方は他の度数と同じですが、4度と5度は「長短」の区別はなく「減増」で表現することになりますので注意しましょう!

因みに....
完全音程は「4度」「5度」だけでなく「1度」と「8度」も存在します!念のため覚えておきましょう!

さて、長くなりましたが、ここまでの内容は『「度数」を理解する』の章の冒頭でも説明した通り「調(スケール)のルール」を説明したものです。

これからは実際に「調(スケール)」について、見ていきたいと思います。

これまでの説明で度々、基本的には「どの調でもこの度数のルールや機能は同じ」という内容の言葉を記載しましたが、では調(スケール)で変わるものは何か、と言うことですよね!

その答えですが「基準になる1番目の音」が変わります

では次に「基準になる1番目の音が変わる」と、どうなるかと言うことですが

その答えは「楽譜の指定の位置に#や♭の記号がつく」ようになります。

先程までの図は全て、ハ長調(Cメジャースケール)に沿った説明でしたので、楽譜に#や♭が付いていませんでした。

度数は「基準の1番目の音から1オクターブ上の音までを12分割」した際のルールと冒頭に説明しましたが、ハ長調(Cメジャースケール)に#や♭が付いていないのは「1番目の基準の音がC(ド)」だったから、鍵盤上で、のこれらの記号で調整する必要が「たまたま無かった」だけです。

例えばですが、ト長調(Gメジャースケール)つまり、「1番目の基準の音がG(ソ)」だった場合、ソの位置から12分割し「度数と言うルール」を適用すると、「ファがファ#」である必要が出てきます。

この様に各調によって、基準が変わると、必然的に#や♭でルール通りに調整してあげる必要があります。

ちょっとややこしいですが、それを分かりやすく説明するための「五度圏(ごどけん)」という図があります。これを筆者なりに分かりやすくした図を用意したので確認してみましょう!

さて、早速図を見ていきます!

五度圏の画像
五度圏の図

パッと見「意味不明すぎる....」と思うかもしれませんが、実はかなり合理的な図ですので、細かく見ていきましょう!

右側の二つの長方形の内容は「音の呼び方」や「調の呼び方」・「#と♭の呼び方」が携わっているジャンルによって大きく違うので、それを端的にまとめた内容です。ですので、左の「五度圏」に書いてあることを読み解くために必要な内容ですので、適宜確認しながら読み進めていきましょう!

では早速五度圏を見ていきますが、一番先に目を付けるべきところは、
「一番外側の白い円の頂点のC(=ハ)」の部分です。

一番外側の白い円に、分かりやすく単位を付けるとしたら「長調(メジャースケール)」になります。

ですのでチェックボックスに記載した、一番先に目を付けるべき場所は「ハ長調(Cメジャースケール」になります。

理由は、ハ長調(Cメジャースケール)は調の調整のルールで#や♭が必要ないからです。あとは、実は簡単で、Cから順に

  • 右回り:楽譜に#が1つずつ増えて行く
  • 左回り:楽譜に♭が1つずつ増えて行く

という具合になっています。一応どちらも例を2つずつ見ていきましょう!

まず、右回りの#が増えて行く方ですが、

①:Cの右隣の
・G(ト長調=Gメジャースケール)は「度数」というルールに従うと「ファ#」が必要になります。

②:Cの2つ隣の
・D(ニ長調=Dメジャースケール)は「度数」というルールに従うと「ファ#」・「ド#」の2つの位置に#を付ける必要があります。

同様に、左回りの♭が増えて行く方ですが、

①:Cの左隣の
・F(へ長調=Fメジャースケール)は「度数」というルールに従うと「シ♭」が必要になります。

②Cの2つ隣の
・B♭(変ロ長調=B♭メジャースケール)は「度数」というルールに従うと「シ♭」・「ミ♭」の2つの位置に♭を付ける必要があります。

この様に左右に回るにつれて、1個ずつ記載する#や♭の量が増えていきます!実に簡単ですね!

何故、五度圏(ごどけん)という名前かと言うと、これも簡単で、左右どちらに回っても次の調(スケール)がその調から「5度進んでいる」もしくは「5度戻っている」からです。

例えば、右回りの#の方向に進むとき「CとG(ドとソ)の関係性は5度」です。次に「GとD(ソとレ)の関係性も5度」です!この様に「その調から次の調に5度の関係で移動する時」#が1つ増えてく仕組みですね!
※分からなくなったら、先程の度数の説明と画像を見直りてみましょう!

「え?でも、左回りのドとファの関係性は4度じゃん」と思った方、しっかりこの記事の内容を理解できていますね!

左回りの際はドから順にさかのぼる形で考えます。

実際に数えてみると「ド→シ→ラ→ソ→ファ」あれ、5度ですね!これが4度・5度が完全音程と言われるもう1つの理由でもあります。

同じように、ヘ長調=Fメジャースケールから、もう1つ左に回る時は「ファ→ミ→レ→ド→シ♭」になるので、しっかり5度の移動をしています。

因みに....
この時「シ」が「シ♭」になるのは、ヘ長調=Fメジャースケールの段階で「シ♭」にしないと度数のルールを保てないためです!

ややこしくなってきている思いますが、後にしっかり楽譜も図として載せますので、先ずはこのように見るというのを覚えて下さい!

では、五度圏の一番初めに見る部分と、左右に進むとそれぞれ#や♭が増えて行くことは理解できたとして、実際に楽譜のどの音に「#や♭が増えて行くか」が気になりますよね!

その点を見ていきましょう!

念のため分かりやすいように、もう一度図を乗せておきます。

五度圏の画像
五度圏の図

実際に#や♭が付く位置は「外側から2番目の青色の円に記載がある音」です。

例えば、ハ長調=Cメジャースケールでは「無し」になっていますね!ですのでハ長調=Cメジャースケールでは#や♭は付きません。

では、先程説明した#が付く方向で、隣のGメジャースケール=ト長調はどうでしょうか?

内側の青い円に「F=ファ」の記載がありますね!つまり、ト長調=Gメジャースケールでは「F=ファ」の位置に#がないと、度数のルールが保てないよ。と言うことです。

左回りの♭の付く方向の場合も同じで、例えば「変イ長調=A♭メジャースケール」では、内側の青い円に「B(シ)・E(ミ)・A(ラ)・D(れ)」の4つに♭が付かないと、度数のルールが保てないよ。と言うことです!

理解ができると、意外と見やすくて簡単ですよね!

それでは、今までは文字での説明でしたので、体感できない部分もあったかと思いますが、実際それぞれの調(スケール)の楽譜を、音を図で確認していきましょう!

この章では、本記事の今までの内容を理解いただけていれば、見るだけで「なるほどな!」となる部分ですので、羅列する形で図と音源を乗せていきます!鍵盤の画像を見ながら、各それぞれ、しっかり「全全半全全全半」になっているかを確認していきましょう!

鍵盤の画像
確認用の鍵盤の図

頂点(ハ長調=Cメジャースケール=C dur)

ハ長調=Cメジャースケール=C durの楽譜
ハ長調=Cメジャースケール=C durの楽譜
ハ長調=Cメジャースケール=C dur

右回り(#の付く調)

ト長調=Gメジャースケール=G durの楽譜
ト長調=Gメジャースケール=G durの楽譜
ト長調=Gメジャースケール=G dur
二長調=Dメジャースケール=D durの楽譜
二長調=Dメジャースケール=D durの楽譜
二長調=Dメジャースケール=D dur
イ長調=Aメジャースケール=A durの楽譜
イ長調=Aメジャースケール=A durの楽譜
イ長調=Aメジャースケール=A dur
ホ長調=Eメジャースケール=E durの楽譜
ホ長調=Eメジャースケール=E durの楽譜
ホ長調=Eメジャースケール=E dur
ロ長調=Bメジャースケール=H durの楽譜
ロ長調=Bメジャースケール=H durの楽譜
ロ長調=Bメジャースケール=H dur
嬰へ長調=F#メジャースケール=Fis durの楽譜
嬰へ長調=F#メジャースケール=Fis durの楽譜
嬰へ長調=F#メジャースケール=Fis dur
鍵盤の画像
確認用の鍵盤の図

左回り(♭の付く調)

へ長調=Fメジャースケール=F durの楽譜
へ長調=Fメジャースケール=F durの楽譜
へ長調=Fメジャースケール=F dur
変ロ長調=B♭メジャースケール=B durの楽譜
変ロ長調=B♭メジャースケール=B durの楽譜
変ロ長調=B♭メジャースケール=B dur
変ホ長調=E♭メジャースケール=Es durの楽譜
変ホ長調=E♭メジャースケール=Es durの楽譜
変ホ長調=E♭メジャースケール=Es dur
変イ長調=A♭メジャースケール=As durの楽譜
変イ長調=A♭メジャースケール=As durの楽譜
変イ長調=A♭メジャースケール=As dur
変二長調=D♭メジャースケール=Des durの楽譜
変二長調=D♭メジャースケール=Des durの楽譜
変二長調=D♭メジャースケール=Des dur
変ト長調=G♭メジャースケール=Ges durの楽譜
変ト長調=G♭メジャースケール=Ges durの楽譜
変ト長調=G♭メジャースケール=Ges dur

因みに...
これらの音声データを聞いて、確かに音は違うけど、並びは「ドレミファソラシド」に聞こえるなと思った方は「相対音感」になります。「相対音感」は鍛えると限りなく絶対音感に近い感覚になりますが、基本的には絶対音感ではありません。

絶対音感って何?
これらを聞いた時に「ドレミファソラシド」という感覚にならず、例えば、Gメジャースケールであれば「ソラシドレミファ#ソ」と理解します。また音を絶対的な感覚で理解できることに加え、同時にオクターブの高さ等・Hz(音のピッチ)までをも理解することができます。絶対音感は幼少期に沢山の訓練を行うことで取得できると言われている後天的な感覚です。

五度圏の画像
五度圏の図

この図の「外側から3番目の赤い円についての説明が無かったな」と思ったかも知れません。

赤い円の部分は本記事では詳しく触れません。本記事以降の【楽譜が読める編】で説明しますが、今軽く覚えておく方が今後、より理解が深まりますので少しだけ説明します!

・並行調とは同じ音列を使う、その調とは反対の調のことです。

この五度圏はあくまで、一番外側の白い円が「長調(メジャースケール)」ですよね!つまり、反対の調とは「短調(マイナースケール)」のことです。

ここまでは分りやすいですが「同じ音列を使う」とはどういうことかですが、分かりやすいため、#や♭の付かない「ハ長調=Cメジャースケール」で説明していきます。

白い円と赤い円に着目すると、ハ長調(Cメジャースケール)の並行調は「イ短調(Aマイナースケール)」になっていますね!ここで各それぞれの楽譜と音階を見てみましょう。

ハ長調=Cメジャースケール=C durの楽譜
ハ長調=Cメジャースケール=C durの楽譜
ハ長調=Cメジャースケール=C dur
イ短調=Aマイナースケール=A mollの楽譜
イ短調=Aマイナースケール=A mollの楽譜
イ短調=Aマイナースケール=A moll

「長調」「短調」と別の種類の音階の為、調(スケール)そのものの響きは全く違いますし、基準となる1音目も「ハ長調はド」「イ短調はラ」と、この点も全く違います。ですが、

共通して#や♭を使用しておらず、また、音列は「ドレミファソラシド」という全く同じであることが確認できすよね!

中々面白いシステムですよね!こういった

「全く同じ#や♭の位置」で「全く同じ音列」を持つ「調(スケール)の違いがあるもの」を「並行調」と言います!

これもまた、深い話になっていくので詳しい解説は、他の【楽譜を読む編】で記載しますが、並行調を理解しておくと、コード進行を勉強する際や、フレーズを実際に作ってみる際などに、より理解を深めることができますので、先ずはこんなものがあるよ!というところだけ覚えておきましょう!

少し先出しですが、並行調を理解できると「コードの借用」等を主に理解することができます!

因みに.....
五度圏の左右の周りを見てみると、メインである長調=メジャースケールと同じように、並行調もそれぞれ5度ずつ移動していることが分かりますね!ですので、先ずはハ長調(Cメジャースケール)の並行調はイ短調(Aマイナースケール)であることを覚えておけば、応用して並行調もすぐに覚えることができます!

本記事では【楽譜を読む編③-1】として、長調(メジャースケール)の種類やその覚え方、加えてそのスケールを作るための「度数と言うルール」を紹介して来ました!

【楽譜を読む編】も中々ディープな内容になってきましたが、「度数」と「長調=メジャースケール」の構成のされ方、と言う部分は、これから更に深い内容に行くにつれての基本的な部分になりますので、何度も見返してしっかり覚えていきましょう!

本記事の内容が理解できると今後の部分で、プロ・趣味等は関係なく、演奏者の方は「自分の演奏は楽曲の中でどういう役割を担うか」や作曲家の方であれば「どのようにコードやフレーズを構成していくか」など、音楽に関してより高度な理解度を得ることができ、演奏や作曲の仕上げがより良いものとなっていきますので必須級の知識になります!

ここから先は少し難しい内容が増えていきますが、音楽に関する理解の解像度を上げるために、頑張っていきましょう!

また、これ以前・以降のステップの記事は以下の画像をタップ/クリックし、楽典の項目のステップ順に読むことで学習することが出来ますので、是非ご自身のステップに合わせてご覧ください!

楽典の親カテゴリー画像

この記事が面白い、勉強になったという方は商品を検討していなくても音楽の知識を紹介している記事は他にもたくさんありますので是非他の記事も見ていただければと思います!

本記事の内容は、実際の制作・宅録環境での使用経験や、複数の機材・手法を比較した上での判断をもとにまとめています。環境や目的によって最適解は変わる為、あくまで一つの現実的な指針として参考にして下さい。

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