【カポ】カポタストの役割って結局何?高級なものと安いものではどう違うの?という疑問をプロ視点で徹底解説!

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DADDARIO-NS Capo Pro - Black [PW-CP-02]の商品紹介画像
メーカー/製品名DADDARIO / NS Capo Pro - Black
メーカー価格(※1)-
サウンドハウス価格(※1) 
3,250円(税込)
メルカリ
・販売者によって価格が異なります
・販売中のみの表示になります
・取引中のトラブルは当サイトでは責任を負いかねますのでご了承ください

※「メーカー価格」は公式HPに記載されていない場合があります
(※1)2026年7月現在

カポ(カポタスト)はギターをメインに演奏している方であれば必須の道具ですが、安いものだと1,000円を切るものから、高いものだと2万円近くと、ギターの周辺機器の中でも特に価格の幅が広い商品で、どれを買えばいいかすごく迷いますよね!

また、価格の他にも、クリップ式やネジ式などの仕様の違いや、素材が金メッキ・銀メッキ・アルミなど様々な仕様がありますし「そもそもカポってなんとなく知っているけど、どんな役割なの?」と思い、あった方が良いのはなんとなく分かっているものの中々手を付けづらい商品の一つにもなっていると思います。

ですので、本記事ではカポタストの役割やどのようなカポタストを購入すればいいのかを、安い価格帯のものから最高級クラスのものまでプロ目線から見た徹底解説を行います!

本記事では各種類おすすめの商品も掲載していますが、まずはカポについて理解していただき、自身に合った商品を探せるようになっていただければと思います!

皆さんが手を出しづらい理由はここにありますよね!結論ですが、カポとは「カラオケのキーを変更するように、ギターのキーを変更する道具」だと思っていただければOKです!

実際にどういうこと?というところですが、例えばギターの「Fコード」を思い浮かべてみてください。Fコードは1フレットの6~1弦までのすべての弦を人差し指で押さえる「セーハ」という奏法を使用しますよね!このセーハが難しいがゆえに、多くの方がここで挫折をするわけです。

では、この時「セーハしている人差し指以外の指は、どんな形を押さえているか」に注目してみてください。正解は「Eコードと同じ形を押さえている」になります。また、同じく挫折率が高い「Bコード」も、2弦をセーハし4フレットで「Aコードと同じ形」を押さえていることが分かります。

因みにですが、ギターは1つのフレットをセーハすると半音ずつ音階が上がっていきます。
例えば、1フレットをセーハすれば「半音上(短2度)」上がり、
2フレットをセーハすれば「全音上(長2度)」上がり
3フレットセーハすれば「全音+半音(短3度)」上がるという具合です。

カラオケで言うところの「原曲キー+1」や「原曲キー+2」という風に上がっていく感じです。

これは、Fコードであれば「Eコードの半音上のコード」なので1フレットをセーハする必要があり、Bコードであれば「Aコードの全音上」なので2フレットをセーハする必要があるということです。

ここで気づいた方は察しが良いのですが「だとしたら1フレットを何かで押さえておけば、簡単なEコードの形でFコードの音が出せるってこと?」と思いましたよね?

まさにその通りです。そこで使うのが「カポ(カポタスト)」になります。ですので、セーハを使用する複雑なコードを簡略化するために、皆カポを使用するわけです。

では、カポの便利さや、必須だということが分かったところで、カポにはどんな仕様があるかを見た上で、どんなカポを選べばいいかを次の章から見ていきます!

カポには大きく分けて以下の3通りの押さえ方のタイプがあります。

  • クリップ式:洗濯ばさみのようにただ挟んで押さえるもの
  • ネジ式:セーハする弦にカポを挟んでネジで固定して押さえるもの
  • 回転式:ネジ式と近い形だけど、押さえ方が比較的緩く、すぐに別の弦に移動できるもの

この3タイプです。では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

①:クリップ式のメリット・デメリット

クリップ式のメリットは比較的安価で、弦にかかるテンションもよく、転調もやりやすい点になります。

特に弦へのテンションはカポにとって重要な要素の一つです。その理由は弦にかかるテンションが高すぎるとピッチが高くなり、低すぎるとビビりの原因になってしまうため、絶妙なテンションが求められます。

この点で言えば、クリップ式は全ての良いところを押さえていてコスパが高いように見えますが、デメリットは逆に言えば、全てが他の仕様に比べて「平均点」というところです。

テンションの調整に関してはネジ式の方が優れていますし、転調のしやすさで言えば回転式に劣ります。値段もネジ式の方が安く購入できる場合も多いため、全てが平均点となってしまっています。

とりあえずカポを試す。という点では一番手に取りやすい仕様のものですが、音や演奏にこだわる場合はネジ式・回転式の方が優れていると言えると思います。

②:ネジ式のメリット・デメリット

ネジ式の最大のメリットは、弦を押さえるテンションを自分で決められることです。先ほども記載しましたが、弦へのテンションは高すぎても低すぎてもダメという絶妙なラインを求められます。

この点で言えば、ネジ式に勝るものはなく、ピッチを安定させたい方はネジ式一択かなぁというのが筆者の意見です。筆者は作曲等がメインのため頻繁にカポを付け替える必要がないためネジ式を使用しています。

デメリットは「ライブなどで楽曲演奏中にキーを変えたい場合に対応できないこと」です。例えば、カポ1(1フレットにカポを付けること)から始まる楽曲があったとして、ラスサビで半音転調しカポ2にしたいという場面もライブ中では少なくないはずです。

こういった場合にはネジ式だと対応が難しいので、クリップ式・回転式を選ぶことになります。

③:回転式のメリット・デメリット

回転式の最大のメリットは「転調がしやすい」ということです。

クリップ式・ネジ式は楽曲内で転調がある場合、一度カポを外して付け直す作業が必要ですが、回転式はカポを外さなくても指板の上を回転して移動するため、急なキーの変更にも対応することができます。

デメリットとしては、自身のギターのナット幅やR具合(どれだけ指板がR上になっているか)を把握して対応商品を選ばないと、弦へのテンションがダメになってしまう場合がある他、基本的にギターは「次のフレットギリギリ」の部分に指やカポを置かないとピッチが♭してしまったりビビってしまったりすることから、回転してキーを変更したときに、ぴったりそこに合わせられるかという別の技術が求められることです。

カポの素材は基本的にはスチールやアルミ製になっており、この場合は原音に対して、耳で聴いて変わるくらいの大きな変化はないため基本的には先程の章の性能の部分で選びたいところですが「金メッキ・銀メッキ」などの塗装がある場合は話が変わり、耳でも判断できるくらい音に違いが出てきます。

まず、共通して言えるのはサステイン(音の伸び)が長くなるということです。アルミやスチールに比べて金・銀は重さが重いため、音に共鳴し、基本的に同じカポの中でも金・銀が使用されている製品の方が音の伸びが良くなります。

その他にも金・銀では音に違いが出てきます。

  • 銀:金より硬く音の反射が素早いことから、音抜けが良くジャキジャキとしたアタック感が強い音になりやすい
  • 金:銀より柔らかいため、適度なアタック感があり温かみのある音色になる

このような違いがあるため、特にアコギなどでは金メッキのものが好まれやすく、エレキギターでは銀メッキの方が好まれやすい傾向にあります。

ただ「どちらがどういい」というのはその方の好みによりますし、金・銀のメッキを使用したカポは高価なものになりますので、YouTubeなどの動画で確認したり、試奏できる場合は実際に自分の耳で確認してから、あくまで好みの方を検討する方が満足感が高いと言えるでしょう。

筆者がおすすめしたいカポの選び方の結論は以下の通りです。

  • クリップ式:とりあえず持っておきたい方
  • ネジ式:時々使う方・自身の演奏する楽曲で調の移動があまりない方・レコーディング目的
  • 回転式:ライブを多く行う方・様々な楽曲を演奏する方・演奏する楽曲でキーの転調が多い方
  • 金・銀のメッキ仕様:音にこだわりたい方・アコギがメインの方

①~③に関しては、どれだけ使いやすいかというところに重きを置いていますが、④の「アコギがメインの方」については筆者が特筆したいなと思っている部分になります。

エレキギターは基本的には歪エフェクターを始めとした様々エフェクターを使用するため、ジャキジャキ感を求めたい銀メッキ以外は基本的にどのカポでも音の質感に耳で分かるくらいの影響は少ないため、性能で選んでいただきたいと思うのですが、アコギは金・銀のメッキの影響が大きく、音の満足度が変わってきます。

正直なところ「最初はこんなもんか...」というような違いですが、別のカポに変えると「あれ、なんかちょっと物足りない感があるかも」といったような、まさに隠し味的な存在になるため、アコギをメインにし、音にこだわりたい方は値段的には張ってしまいますが、ぜひ金メッキ・銀メッキをチェックしていただきたいと思っています。

アコギは基本的にレコーディングマイク・アンプ・空間系エフェクトなどで音が変わってきますが、エレキギターのように原音を大きく変えてしまうようなエフェクターは使用しないことがほとんどです。ですので、原音の隠し味としてあると、本来の音をより美しく聴かせることができある場合もあります。

ですが、隠し味の要素加えることで、原音から少し変化してしまうというのも同時に起こりますので、その音が好きかどうかを、購入まではいかなくとも、まずはチェックしていただきたいなとは思います!

最後になりますが、このカポの選び方を通して、筆者がおすすめしたいカポを一覧で載せておきますので、ぜひチェックしてみてください!

DADDARIO-NS Capo Pro - Black [PW-CP-02]の商品紹介画像
メーカー/製品名DADDARIO / NS Capo Pro - Black
メーカー価格(※1)-
サウンドハウス価格(※1) 
3,250円(税込)
メルカリ
・販売者によって価格が異なります
・販売中のみの表示になります
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※「メーカー価格」は公式HPに記載されていない場合があります
(※1)2026年7月現在

今回はカポタストについて、なぜ使うのかという点からどんなものを選べばいいのかまでを解説してきました!

カポはベースでも使用することがありますが、ギタリストの方は特にずっと使う商品ですので、どんなものが自身の演奏スタイルに合うかなどを本記事で解説した内容から判断していただき、最適な製品を選んでいたければと思います!

また、途中にも記載しましたが金メッキ・銀メッキ製品は音も変えてしまうほど音つくりに関して重要な周辺商品にもなりますので、特にアコギの方はぜひチェックしてみてください!

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ギタくん(メインライター)

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音楽歴19年。現役で作編曲家として活動中。これまで音楽業界で様々な仕事を経験し、現在はプロの目線から「本当に役立つ情報」を発信するために「PRO,Sound Designチーム」を運営。
自身も「PRO,Sound Designチーム」の中から、特に「機材情報」をピックアップして紹介する当サイトのメインライターも行っています。