【フレットラップ】指板に巻いている「あれ」って何に使うの?プロ目線で見るメリット・デメリット

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Gruv Gear- FretWraps Dekade Editionの商品紹介画像
メーカー/製品名Gruv Gear / FretWraps Dekade Edition - Small
メーカー価格(※1)2,500円(税込)
サウンドハウス価格(※1) 
2,380円(税込)
メルカリ
・販売者によって価格が異なります
・販売中のみの表示になります
・取引中のトラブルは当サイトでは責任を負いかねますのでご了承ください

※「メーカー価格」は公式HPに記載されていない場合があります
(※1)2026年7月現在

YouTubeやSNSでギターやベースの動画を見ていると「あれ?指板の上の方になんか巻いてる?」という"あの"道具を見かけますよね!その道具の名前は「フレットラップ」と言い、主に余弦のミュートをするために使う道具になっています。

見た目もかっこいいですし、弾いてない弦のミュートも行ってくれることから「何もデメリットがない」ように思えますが、筆者が現場でレコーディングをした際に、その裏にちょっとしたデメリットが含まれていることが分かりました!

ですので、本記事ではそのデメリットを解説しつつ「フレットラップ」は本当に必要か?という結論に迫っていきたいと思います!

では、先にフレットラップを使用するデメリットから話していきたいと思います。フレットラップを使用するデメリットは2つあり、その2つとは以下のものです。

  • 音が少し「こもる」こと
  • 普段の練習の際に頼りすぎていると「余弦ミュート」が甘くなることです。

①の「音がこもる」ということに関しては、実際に音源を確認いただいた方が確実かと思いますので、参考の音源を制作してきました!それではその音源を確認していきましょう!

①コード弾き:フレットラップなし

フレットラップなしで弾いたコードの音

②コード弾き:フレットラップあり

フレットラップありで弾いたコードの音

これは、どちらも「同じ設定・同じフレーズ」を演奏した音源ですが「フレットラップあり」は「フレットラップなし」と比較して、ドライブ感が減っていたり、音の抜けが悪くなっているように感じますよね!ただし、押さえていない余弦が鳴っていない分「音の分離感がある」ことが分かります。

この「音がこもる」原因は「フレットラップの布」が余弦をミュートしている際に、同時に高音の成分を吸収してしまうためです。カーテンの後ろからしゃべりかけたり、服屋さんでなんか音が聴こえにくくなったなぁというのと同じイメージですね!


では、同様にデメリット②の「余弦ミュートが甘くなる」という点についても、筆者が制作してきた音源で確認をしていきたいと思います。まずは音源を聴いていきましょう!

①カッティング:フレットラップなし

フレットラップなしのカッティング

②カッティング:フレットラップあり

フレットラップありのカッティング

こちらを比べるとフレットラップ本来の役割である「余弦ミュート」をするという役割を果たし「フレットラップあり」の方が、余分に弦が鳴っていない綺麗なカッティングになっていることが分かります。

ですが、普段の練習の段階からこのフレットラップに頼りすぎてしまうと、余弦ミュートを気にすることがなくなり、いざフレットラップを外して演奏したときに余分な音が沢山混ざって「汚い演奏」になってしまうため、普段の練習の際は「素の演奏の良さ」を上げるために、フレットラップはつけない方が良いかなと思います。

先程はフレットラップのデメリットを見ていただきましたが、筆者的には「フレットラップはあった方が良い場面の方が多い」と感じたため、一個は是非持っておきたい商品だなと思っています。

なぜなら、いくら上手に演奏できるようになっていたとしても、自分の置かれている状況や場面において100%の実力を発揮できない場面もあるためです。

音楽業界でよく使われる言葉に「本番で出せる実力は普段の7割程度だと思って練習しなさい」という言葉があるのですが、これは数々の現場やライブ・コンサートを行った筆者から見ても、その通りだと感じています。

ですので、ライブや人前で演奏する機会があった際に「より上手く聴かせる」ために、自分のテクニックはもちろんのこと、こういった道具に頼って「鳴らさなくてもいい音は鳴らさないようにした方が良い」と感じたためです。

特に現代で流行っているカッティングを使用するような、歯切れの良い楽曲・シティーポップ・EDMなどは余弦ミュートが楽曲の「すっきり度・グルーブの良さ」に関わってきますので、使用して演奏することで「より上手」に聴かせることができます。加えてロック系の楽曲でも「ブリッジミュートの歯切れの良さ・余韻管理」が楽曲のイメージを大きく変える要素ですので、持っていても損はないと思います!

また、先程デメリットで見ていただいた「音のこもり」に関してはEQなどを使用して、解決すればOKです!

フレットラップは「アーニーボール」などを始めとした、弦をメインとして販売しているメーカーや、大手のギターメーカーからも展開されていますが、筆者のおすすめは「Gruv Gear社」のフレットラップです。

Gruv Gear社は「フレットラップ」を主な商品として展開する、フレットラップ特化の会社と言っても過言では無く、色展開もさることながら、7弦ギター・5弦ベースなどの「現代で主流になりつつある」様なニッチな用途のフレットラップも全て取り揃えてくれています。

本記事では筆者も使用しており「使い勝手・余弦ミュートの制度・見た目」も考慮して、Gruv Gear社の「FretWraps Dekade Edition」を紹介させていただきますが、他にも多くの仕様や、見た目のものがありますので是非お好みのものを探してみてください!

因みにですが「Smallサイズはウクレレ・6弦ギター・4弦ベース」に対応しており「Mediumサイズは7弦ギター・5弦ベース」にも対応しています!

Gruv Gear- FretWraps Dekade Editionの商品紹介画像
メーカー/製品名Gruv Gear / FretWraps Dekade Edition - Small
メーカー価格(※1)2,500円(税込)
サウンドハウス価格(※1) 
2,380円(税込)
メルカリ
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※「メーカー価格」は公式HPに記載されていない場合があります
(※1)2026年7月現在

Gruv Gear- FretWraps Dekade Editionの商品紹介画像
メーカー/製品名Gruv Gear / FretWraps Dekade Edition - Medium
メーカー価格(※1)2,500円(税込)
サウンドハウス価格(※1) 
2,380円(税込)
メルカリ
・販売者によって価格が異なります
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※「メーカー価格」は公式HPに記載されていない場合があります
(※1)2026年7月現在

フレットラップはデメリットがあっても「使用した方が良い場面の方が多い」と記載しましたが、最後に「フレットラップを使用しない方が良い場面」も確認していきたいと思います!

一部かぶる部分もありますが、フレットラップを使用しない方が良い場面とは以下の場面です。

  • プロ現場でのレコーディングの際
  • 普段の練習の際

①の「プロ現場でのレコーディングの際」ですが、こちらはやはり「音がこもってしまう」ためです。プロの現場では、どの場合でも同じですが、基本的には「過度な修正」は行いません。

ですので、修正場所を減らすためや・イメージ通りの演奏をするために「プロとして現場でレコーディング」を行う場合はできるだけ使用しない方が良いでしょう。

では、現場で「シビアな余弦ミュートを求められた場合はどうするの?」ということですが、これは実は意外と簡素な方法で、フレットラップの代わりにアシスタントさんや、時間を余していそうな他のバンドメンバーの指をフレットラップの代わりに指板に置いてもらうことで、元のニュアンスを損なわないまま余弦ミュートをすることができます。

②の「普段の練習の際」は先程と少しかぶってしまいますが、やはり実力で余弦ミュートをできていないと「いざ」というと時に「余弦が鳴ってしまっている汚い演奏」になってしまうことがあります。

ですので、あくまでしっかり自分の実力でも余弦ミュートができた上で「予防策」としてフレットラップを使う方が良いでしょう。


逆に言えば、上記二つの場合以外はフレットラップをしていた方がメリットが大きい場合が多いです。例えばですが

  • オリジナル楽曲の制作
  • 他人に演奏を依頼することを前提としたデモ音源の制作(プロ・アマ問わず)
  • スタジオ練習
  • ライブ

など、本当に多くの場面でフレットラップの恩恵を受けることができる機会が多いので、購入を検討していたり、気になっている方は一本もっておいて損はない商品です!

今回は「ギターやベースの指板に巻いてある”あれ”」こと「フレットラップ」を使用するメリットやデメリットを紹介してきました!

記事の最初の方にデメリットを書きましたので「あれ、意外といらないんじゃ....」と思った方も少なくないかと思いますが、そのデメリットを軽々上回るくらいにフレットラップは、ギター・ベース周りの小物商品の中でも使用しやすい商品の1つです。

楽器類は小物商品でも高価なものが多い印象ですが、多くの場面で普段から使用できるフレットラップは価格も手に取りやすいところに設定されているため、まさにコスパの良い商品の1つと言えます!

気になっている方や検討している方は、後悔しない商品ではありますので、是非購入して自身の演奏の「ワンランクアップ」や「保険」に使ってみてはいかがでしょうか!

Gruv Gear- FretWraps Dekade Editionの商品紹介画像
メーカー/製品名Gruv Gear / FretWraps Dekade Edition - Small
メーカー価格(※1)2,500円(税込)
サウンドハウス価格(※1) 
2,380円(税込)
メルカリ
・販売者によって価格が異なります
・販売中のみの表示になります
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※「メーカー価格」は公式HPに記載されていない場合があります
(※1)2026年7月現在

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ギタくん(メインライター)

【プロフィール・実績】
音楽歴19年。現役で作編曲家として活動中。これまで音楽業界で様々な仕事を経験し、現在はプロの目線から「本当に役立つ情報」を発信するために「PRO,Sound Designチーム」を運営。
自身も「PRO,Sound Designチーム」の中から、特に「機材情報」をピックアップして紹介する当サイトのメインライターも行っています。