
**「この記事は私が18年の音楽制作経験に基づいて、初心者の方の失敗を減らすために執筆しました」**
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ベースを購入した方でいざアンプを使って演奏した時、音は確かに良いんだけど「あれ、いくら音作りをしても、あの曲や動画となんか違う気がする....」と思っている方、少なくはないんじゃないでしょうか!
その疑問は正解で、ベースはギター程激しいエフェクターでの音作りはしていない物の、うっすら下地を整えた上にうっすら他のエフェクターで音を変えたりなど、エフェクターによる音作りは同じように行われています!
また、初めてエフェクターを買おうとして調べると、コンプ!歪!プリアンプ!DI!など知らない単語や何に使用するものなのかを分からないまま「これが一番おススメ」と書いてある、定番の機種を買ってしまう方も多くいらっしゃいます。
ですので、それが何の役割を担うのか、どういう音作りができるか等細かく記載していきます。
**「ベースは直アン(アンプ直結)が一番」という意見も一理ありますが、現代のアンサンブルにおいては、エフェクターは「音を隠す」ためではなく「存在感を立たせる」ために必須です。私がステージやレコーディングで「これがないと仕事にならない」と感じた最低限のラインナップを、現場目線で紹介します。**
それではベースのエフェクター、そして、そもそもエフェクターとは何かという世界に入って行きましょう!
1:エフェクトの種類と、1番始めに買うべきエフェクト
エフェクターは音色を直接的に変えてくれる機材ですが、そのエフェクトの種類は様々あります。
下記の表以外にも面白いものや飛び道具的な様々なエフェクトもありますが、多くのエフェクターボードに組み込まれているのはこの辺です!
- 歪み系:オーバードライブ、ディストーション、ファズなど
- ダイナミクス系:コンプレッサー、リミッターなど
- 空間系:ディレイ、リバーブなど
- モジュレーション系:コーラス、フランジャー、トレモロなど
- フィルター系:ワウ、イコライザーなど
- ボリューム系:ボリュームペダル、ブースターなど
- アンプ系:プリアンプ、シュミレーターなど
- ハーモニー系:オクターバー、ピッチシフターなど
先ずはプリアンプエフェクターを選びたいところです!
ロックやポップスでは歪系エフェクターを薄くかけるのが定番だったり、ベースにおいてはEQ等も直接音に関係するエフェクターなので、この辺も使いたいところです。
定番のプリアンプエフェクターには、EQ/DI/歪などベースで使いたいエフェクトが全て入っていることが多いです。
プリアンプを選ばない場合、筆者の所感ではプリアンプ>マルチエフェクター>コンプレッサー>歪の優先順で購入するのが良いかと思っています。
それでは先ずそれぞれのエフェクターがどんな場合に必要なものなのか、確認していきましょう!
2:コンパクトエフェクターとマルチエフェクター
先程は音色の種類に関して説明しましたが、エフェクターという機材のくくりで見ると「コンパクトエフェクター」と「マルチエフェクター」という大きく2種類に分けることができます。
| コンパクトエフェクター | マルチエフェクター | |
| 効果 | 1つのエフェクトを専門的に出す | 多くの種類、多くの数のエフェクトが1台に集約されている |
| 特徴 | ・音にこだわりやすい ・気に入ったペダルだけ集められる ・自分好みのエフェクターボードが組める | ・配線が簡単 ・プリセットの使用(音色を保存・使用できる) ・エフェクトを追加ダウンロードできる商品が多い ・ヘッドフォンアウト付の商品が多い |
| カスタマイズ | 欲しい効果の数のペダルを並べ自由にカスタマイズ | 並べられるエフェクトの量が決まっている場合がある |
| 価格帯 | 3000円代~ | 8000円代~ |
コンパクトエフェクター
コンパクトエフェクターは、「決められた1つのエフェクトを専門的に出す」小型なエフェクターです。例えば歪み系のエフェクトでディストーション1つだけをとっても、〇〇社の〇〇、△△社の△△など、もうそれは多くの製品が販売されています。
コンパクトエフェクターは、現行品であれば安くて3,000円台から購入でき、マルチエフェクターよりは手に取りやすい商品です。
ですが、1つの商品でその会社特有の音、1つの音色しか基本的には出ないため、新しい音色を作ろうと思うと新しいエフェクターを買わなければならず中々融通が効きません。
最終的には様々な種類のエフェクターを揃えなければならず、出費がかさんでしまうのが痛いところです。ですが、自分に合うエフェクターを見つけた際は、すごく嬉しいですよね!
マルチエフェクター
マルチエフェクターは、1台で様々なエフェクトを使用できるため、1台あればいくつもの音作りが可能です。
また作った音はプリセットとして数種類保存することができます。
音作りにおいてはシミュレーション上でエフェクターを数種類立ち上げることができ、各エフェクターにおいてもプリセットが用意されているため、エフェクターの使い方を知らなくても簡単に本格的なサウンドを作ることが可能です。
特に空間系エフェクトは、Delayはありませんが、Reverbはアンプに元々付いている場合も多いですし、録音という点でいえば専用のDAWプラグインで処理できるため個人的な使用となると、コンパクトエフェクターでは後回しにされがちです。
そこまで多くのエフェクトが1台で使えることは大きな利点です。
また、もう1つの利点としては、コンパクトエフェクターは基本的にアンプの前に接続して使用するため、アンプにヘッドホンアウトがない場合は音を出さずに練習することができず、夜の練習では扱いづらい場合があります。
一方、マルチエフェクターはヘッドホンアウトやアンプシミュレーションを搭載している機種が多く、アンプを使わずに夜でも手軽に練習できます。
これだけ見ると一見マルチエフェクター1択じゃない?
と思うかも知れませんが、録音等の面で見ると、よほど高価なマルチエフェクターでない限りはサンプリングレートが低いため、PCのアンプシミュレーションを使ったライン録音では中々使いづらく、音も同じレベルのコンパクトと比べてしまうとどうしても細い感じがしてしまうところがあります。
加えてコンパクトエフェクター数台であればギターケースの中に収納し持ち運ぶことは容易ですが、マルチエフェクターは基本的に大きため、持ち運びが少し大変です!
Q.コンパクト・マルチどちらを選ぶ??
A.この質問に答えるのは中々難しいところがあります。
単に音質だけで言えば、マルチに搭載されているシミュレーションと本物を比べるとやはりコンパクトエフェクターの方が音がいいのは事実だと思いますが、空間系などはコンパクトエフェクターの中でも高価なものが多いですし、ダイナミクス系もエフェクトのかかり方や音の質感で悩む点が多いです。
ですので、歪・モジュレーション・フィルター系はコンパクト、空間系などはマルチを使うようなエフェクタボードも多く見かけます。どちらが優位とかではなく、使い分けをするというのが1番の答えになると思います。
3:プリアンプってよく聞くけどいったい何?
結局これですよね....!調べると最初にプリアンプは良いぞと聞くけれど、歪の様に分かりやすいエフェクトではないですし、結局何をしてくれるの?と分からないまま使っている方も多いと思います。
プリアンプとは
入力された微細な音の信号をパワーアンプで使用できるように信号を増幅する機械のことです。プリアンプは様々なメーカーで販売されており、基本的な使い方は同じですが独自の回路や設計により音にキャラクターが生まれるとても奥が深い製品です。
例えば、同じベースで同じアンプ、さらには同じ設定を使用したとして、プリアンプを通しているのといないのでは音のパワーが全然違います。
アンプにつないだ時にアンプの接続に必要なところまで電気信号を増幅してくれるわけですから全然違くなるわけです。
ギターでも本当は使った方が良いのですが、ギターは歪のイメージが強く初心者にとって、プリアンプは最初の選択肢には入りません。
ですが、ベーシストの方はほとんどの方がプリアンプを使いますから、皆さん「音作りは真似しているのになんか違う...」となるわけです。
なので先ずは音の迫力や低音の太さ、ベースとしての下地を作るために、プリアンプを選択したいです。
プリアンプには、歪をブレンドしてくれる機能がついているものが多いので、ギターと違い初心者の最初の段階で数多くある歪エフェクターを選別する必要があまりないです。
よほど好みの音や歪感があれば買い足すのは良い選択肢ですが、通常のポップスやロックの場合はプリアンプについている歪でも十分綺麗に演奏することができます!
4:歪み系エフェクター
歪とはベースでは感じ取れずらいですが、ギターで例えると分かりやすいです。ギターは良くジャーンとかっこいい音を鳴らしていますよね!簡単に言うとそれです。
実はベースでもギター程は感じ取りにくいものの程よく歪を足すことで良い音に仕上げることができます。
そして、その歪には3大きく3種類のタイプが存在します。その種類と違いについて見ていきましょう!
- オーバードライブ
- ディストーション
- ファズ
「え?3種類もあるの?違いは何?」と思いましたよね?
実はこの3種類は原理を辿れば違うのですが、調整次第では似たような音を作れてしまうので、明確な線引というのは難しいです。ですので、音色に関しては筆者の主観になってしまいますが、それぞれどういう原理かを見ていきましょう!
オーバードライブ
オーバードライブは原理を簡単に言えば、出力した音、つまり入力された音が歪んじゃった!ということです。
音の質感としてはザラザラとした感じで、音の分離感に優れた綺麗な歪みという表現になります。
強く歪をかければディストーションサウンドに近い音色になりますが、基本的にはドラムが軽い音色であるポップス等でのバッキングやアルペジオ、バレーコードを使用した’’各音が綺麗に分離したほうが良い’’歪みを使いたい時に使用したい音色になります!
歪としてはかなり軽い方のが本来の質感に近い用途になると思いますので、歪感の強い楽曲等へ無理やり使用するのはあまりおすすめできないかなぁと筆者は思います。
ディストーション
ディストーションの原理を簡単に言えば、音量上げすぎて音割れしちゃった!に近い様なものになります。
音の質感としては太くツブツブとした感じで、パワーのある音楽に優れた歪みという表現になります。
弱くかければオーバードライブに似た質感も出すことができますが、基本的にはドラムの音色が重いポップスのバッキング、ロックやパンク・メタルのような歪の強いサウンド、ソロを弾く際のブースター的な役割など、パワーを出したい時に使う歪みという感じでしょうか。
歪としては強い部類になりますので、物によっては分離感がありコードを弾いても素晴らしい音がなる商品もありますが、基本的にはバレーコード等に必要な分離感などは期待しないほうが親切かもしれません。
ファズ
音の質感としては太くブツブツとした感じで、音の芯が消えてしまいそうなくらい強い歪がかかる、かなり独特なサウンドと言う感じです。
こちらも、かなり弱くかければオーバードライブに近く、弱めにかければディストーションに近い音色を出すことも可能で、実際に弱めにかけてバッファーとして使うみたいなことも多くあります。
基本的には、ソロで単独での使用や、オーバードライブ/ディストーションのバッファーとしての使用が多いと思いますが、バッキングでも問題なく使用でき、上手に使いこなすことができれば独自のサウンドとして利用できるかなり強力な武器になると思います。
1つデメリットを上げるとすれば、基本的には歪みがかなり強く独特なサウンドとなりますので、扱いが少し難しく、オーバードライブやディストーションに比べれば優先順位は低めです。
ですが、Big Muffの様な普段使いしやすい物もありますので、気になる方は調べてみても面白いと思います!
Q.なんかとても曖昧じゃない????
A.こう思った方、多いと思います。
筆者的にはその感覚が正しいと思います!というのも基本的な目的は音を壊すことであり、音作りによってはどの歪でも狙ったサウンドは作れてしまいますので、細かい原理は違えど、最初は歪の量やかかり具合が違うなぁ程度で良いと思います。
ただし、基本的な使用での質感となるとかなり違いが出てきますので、上記の説明を参考に検討することをオススメします!
5:EQ(イコライザー)
これもベースではギターよりもメジャーになっているエフェクトです。イコライザーにも実は複数種類がありますが、一旦その説明は省き、どんなものなのかを説明します。
イコライザーは音の各周波数帯域を削る・増やすことができるエフェクターです。
え?それだけ?と思いましたよね。ですが、これがベースにおいてはギターよりもすごく重要な事なのでベースではギターよりも良く聞くエフェクターなのです。
例えば、ひとえに「低音」といっても、バスドラム、ベース、ピアノ(低い方)、ギターの低い音など様々な「低音」が存在するわけです。
この中でも特に重要なのはバスドラムとベースです。筆者は楽曲制作・ミキシングなどを主に担当していますが、ミックスをする際、楽曲にもよりますが定番はバスドラムとベースを一番最初に整えることが多いです。
これは色んな記事や動画でも紹介されているかと思いますが、筆者もその点にあまり間違い的なものはないのかなぁとも思っています。
すごく音楽的な話になってしまうので、ざっくりした書き方になりますが、ここで上手く調整できないと、楽曲そのものの音作りが破綻してしまうと言っても過言ではないと思っています。
結局何が言いたい?ということですが、バンドライブやアンサンブルでは、ドラムに多くのマイクを立ててPA卓で調整できないと低音が過多になってしまうんですね!
ですが、例えば学生さんとかだと特に学校でそんな理想の状況は手に入りずらいですから、ドラムを調整することは考えないわけです。
そうなると、ベースを調整するしかないですよね!それにベースは勿論低音を担当する楽器ですがフレーズによっては割と中~高音域を出すこともありますよね?そういう場合は少し高音域を持ち上げてあげることで抜けのある質感にもできます。
このように音作りの基礎の基礎としてとても重要なエフェクターなのです。
一番おススメのプリアンプにはEQ機能も付いているのでわざわざ買わなくても大丈夫です。歪もEQもついているならプリアンプってすごくない?と思ってきているかたもいらっしゃるかと思いますが、その通りすごいのです。
因みに、だとしたらベースだけじゃなくて、他の楽器やボーカルもEQを使って音を調整して、全員が良いバランス、その楽器の美味しい部分を出せるようになった方が良くない?と思った方がいらっしゃったら察しが良いです!
実は楽曲をリリースする際のミックスや有名アーティストのライブ等ではすべての楽器が調整されています!なので音が良いんですね!
6:DI(ダイレクトボックス)
さて、プリアンプ・歪・EQなど長かったですね.....コンプを除けば最後の1つ、DIです!
もっともっと詳しくなれれば、自分に本当に必要な機材がどれか選択できると思いますので、もうひと踏ん張りしましょう!
DIは簡単に言えば、インピーダンスを調整してくれる機材です。
基本的にはミキサー等に接続する際に使用するものですので、ライブの際や練習の際にDIを通してアンプに接続するという例は、少なくともアマチュア的な部類の活動であればあまり多くありません。
楽器からの出力に対して入力側との適正なインピーダンスが合っていないと、音がおかしくなったりノイズがすごく発生したりと不具合が起きやすいです。
ですので正直、レコーディングを最初から考慮しない限り、一番最初は無くても問題はないです。
特にスタジオで練習、ライブハウスでライブとなると貸して下さる場所もあります。
最初は考慮しなくていいと書いてあるものの、でも合った方が良いよな....と思った方安心してください。本記事で紹介するプリアンプエフェクターには先程まで紹介してきた、歪・EQ・DI全部ついています!
7:最初に持ちたいプリアンプエフェクター
ここまでで、プリアンプエフェクターの重要性とお得さがご理解いただけたかと思いますので、ここからは実際にどのプリアンプがおススメでどんな特徴があるかを見ていきましょう!
| メーカー/製品名 | BEHRINGER/BDI21 V-Tone Bass | MXR/M80 Bass D.I. + | TECH21/Sansamp Bass Driver DI V2 |
| おすすめ度 | ★★★・・ | ★★★・・ | ★★★★★ |
| サウンドハウス価格 | 5,980円(税込) | 33,000円(税込) | 39,800円(税込) |
| 楽天市場価格 | 8,201円(税込) | 35,900円(税込) | 45,900円(税込) |
※2026年4月現在の価格
BEHRINGER/BDI21 V-Tone Bass
Good Points
1. 初心者に手に取りやすい価格
2. 使いやすい歪感
3. この価格でDI機能もあり
Bad Points
1. 良い商品ではあるが、通すだけでかっこいいという感じは少ない。音作りの必要性あり。
BEHRINGERは主にギター・ベースの本体ではなくエフェクターやミックスコンソールなどを格安で販売しているメーカーです。
最近ではアナログシンセサイザーやその他の機材なども販売しています。ベリンガーは手に取りやすい価格帯なので、初心者用として捉えられことも多いですが実はそうでもありません。
ベリンガーは他社の設計等を模倣し制作しているので音が良い商品も多く存在します。
かといって全部の商品がプロ級のレベルかと言えば決してそうではないですが、価格が安い分そのエフェクトや機材がどういったものかを試すには持って来いのメーカーの1つと言えます。
なので、初心者のイメージがあるという感じかなとお思っています。
今回ご紹介するプリアンプは正直ずっと使える一生物という感じではないですが、使用した感じでは所感は良く、バンドアンサンブルでは全く問題なく使用できるクオリティーです。
では、BDI21 V-Tone Bassのどこが良いポイントかを見ていきましょう!
おすすめPOINT①:とにかく値段が安い
やはり1番のオススメポイントはここですよね!
他社のプリアンプエフェクターはやはり2~4万円程金額がかかってしまいますから、先ずプリアンプがどういうものかというのを試してみる機会の1つとしてこの価格で購入できることは素晴らしいことと言えます。
おすすめPOINT②:使いやすい歪み
これがこのエフェクターをオススメする2番目の理由です。
他に紹介するエフェクターも勿論とても良い歪感ではありますが、若干ファズ気味で荒々しいものだったり、そもそも歪を原音に足すと言うより、言い方が難しいのですが原音はそのままで空間系的に歪みを足す。専門的に言えばセンドリターンで歪を足すようなものだったり、すごく自然な歪を若干乗っけるというものだったりします。
ですので、ロックバンド的なアンサンブルになんの勉強をせずとも、とりあえずいい感じで!という形で使うにはすごく使いやすい使用感になっているなと思います。
やはり金額面でもそうですが、とりあえず買ってみてとりあえずいい感じに使ってみるということができるのがこの機材の良いところです。
まとめ
この商品に関してはとりあえず、何も考えずに手頃な価格で良いものをと考える方にはうってつけの商品かなと思います!
電源は9V電池でも稼働しますが、本体にACアダプターはついていないのでコンセントを使用して電源を取りたい場合は別売りのアダプターを購入する必要がありますのでご注意ください!
なんか....他の記事や商品の説明書きより短いねぇ...
この商品はとりあえず試したい!って人にとってあまりデメリットはないからね!
もちろんもっと良いものや価格が高いもので言うのであれば買って後悔してほしくないから沢山説明はするけれど、手に入れやすいし質も悪くないから、他の商品がやっぱり高すぎる...と思った際は無難にこれを購入しても問題ないと思うぜ!
MXR/M80 Bass D.I. +
Good Points
1. 有名コンプを通したようなザラザラ感のある音質
2. ロックに合う歪
3. DI機能やノイズリダクション等欲しい機能が1つに
Bad Points
1. 歪がディストーションより強く、若干ファズ気味なのでジャンルによっては使いずらさがあるかも
MXRはエフェクターを中心に有名な会社です。Bossと同じく、誰もが1回は持ったことがあるメーカーだと思います。
現在はワウペダルやピックなどで有名なJIM DUNLOPの傘下として商品を製造しています。
筆者の個人的な見解では、とりあえずMXRのエフェクターを買えば間違えない、というよりかはこの感じってMXRのこれだよねと言うようなピンポイントで欲しい・必要なエフェクターと言う印象です。
そんなMXRのM80 Bass D.I. +のどこがおススメポイントかを見ていきましょう!
おすすめPOINT①:欲しい機能がオールインワン
M80 Bass D.I. +にはプリアンプ機能に加え、EQ/歪/DI、加えてノイズゲート機能がついています。
ベースやギターなどは基本的にアンプに繋いだだけでノイズが発生することがほとんどです。ではなぜ演奏中にノイズが聞こえないの?という点が気になるかと思いますが、実は人間ももちろん電気を通すので弦に触れている段階で少し電気が逃げ、ノイズが乗っていないという状態なのです。
SNS等の動画でノイズが乗っていないのも、動画をアップする前のミックスで同じようにノイズゲートやノイズ処理を行ったりしているため実際のノイズは消されています。
ノイズゲートは別個で購入しようとすると8,000~20,000円程度かかってしまうため、ノイズゲートも含めてこの価格でオールインワンになっていることはとても素晴らしいことです。
おすすめPOINT②:ロックサウンドに合う音質とブレンドできる歪
M80 Bass D.I. +は有名高級コンプレッサーを通した様な、ザラザラしていて太い質感を持ち何も設定しなくてもロック等のジャンルに合う音色をしているなと筆者は感じました。
例えば、アイドル楽曲や歪感の少ないクリーン・アコースティックなポップスの録音では、少し使いどころが音色的に限られるなとは思うのですが、ベースを始める理由の多くはやはりロックやスクールロック、ラウド系などのかっこいいバンドで弾きたいという所ですよね!
そういった、いわゆるバンド系のアンサンブルの中では非常に強みを発揮する印象です。
ブレンドのつまみでは歪の具合を後ろから付け足すことができます。
少し説明が難しいのですが、ギターの歪エフェクターの様に原音そのものが変化するという訳ではなく、エコーの様な原音の後ろにある空間に歪が生まれるというような形です。
ですので、楽曲そのものの歪の具合を調整できるので、歪具合を変えれば、幅広いジャンルにも対応できます。
ですが、メタルなどの一部のジャンルで原音そのものに効果を加えたい場合はうーん...という感じです。
また、元々のブレンドできる歪はかなり強いディストーションというか、ファズっぽいニュアンスもあるので、やはり先に挙げた歪があまりいらないようなジャンルでは少し使いずらさを感じるかもしれないというデメリットは押さえておきたいポイントです。
まとめ
欲しい機能がオールインワンですし、各エフェクターの値段を考えればこの価格も納得できます。
その歪や音色から、ロックを中心とした楽曲を演奏したい方にとっては最適と言えるのではないでしょうか!
次にあげる商品もかなりおススメではあるのですが、歪系のエフェクターが別途あっても良いかなぁ....と思う商品なので、ロック以外でも激しい歪を使うようなジャンルを演奏したい、目指している、憧れている方はM80 Bass D.I. +一択でも良いかなぁといった感想です!
ロック以外は絶対に向かないの?
絶対に向かないという事ではないぜ!
ただ、ブレンドの仕組みそのものが音作りと言う点において、正直初心者向けと言うとそうではない気がするんだ....!
だけど、次に紹介するプリアンプだと別途歪エフェクターが必要になりそう....だからこそ、初心者の方が何も考えずに使えるジャンルとしてはロックを中心とするジャンルが一番適正かなと思っただけだぜ!
TECH21/Sansamp Bass Driver DI V2
Good Points
1. アンプがドライブしたような全ジャンルで使えそうな滅茶苦茶自然な歪
2. イコライザー機能が優秀
3. DI機能も〇
TECH21はアメリカのメーカーで、主にサンズアンプを有名としたメーカーです。その他にも単体のDIやアンプ等を開発しています。
サンズアンプと言えばベーシストの中ではまさに定番中の定番で、音のキャラクターの色付けもはっきりしていて、分かる人が聞けばサンズの音じゃんとなる商品です。
ですので、そう言われるのが嫌な方も少なからずいらっしゃってわざとサンズを避ける人もいます。
ですが、それが悪いかと言うとそうは思いません。
プロの現場では様々な音作りや機材が使われますから、確かにサンズアンプを使わずに音作りをする方も多くいらっしゃると思いますが、SNS等でアップロードされている動画はやはりこの記事を見て下さっている皆さんと同じく、様々な情報を得た上で、サンズをエフェクターボードに入れている方も少なくないと思います。
加えて、使わずに音作りをするというのはレコーディングの話の方が多い気がしていて、特にロックバンドではプロの場合でも使う方はいらっしゃいます。
となると、SNS上で見かける動画と同じような音作りをしたければ、逆に言えば必須級になってくるという事です。
勿論好きなベーシストやアーティストがエフェクターボードに関して情報を出していて、そこにサンズが無ければそれはそれで解決なのですが、音作りはまだよくわからないし、とりあえず良い音を出してみたいという方は不特定多数の場所でのライブでも音色への脚色が強ければ、安定していつもの音を使用できるというメリットがありますので、皆がそういうから嫌がる・選ばないというのは逆に少しもったいない部分もあるな思います。
それでは、Sansamp Bass Driver DI V2のどこが良いポイントかを見ていきましょう!
おすすめPOINT①:使いやすいアンプライクな音質とパワー
先程「サンズの音になる」と書きましたが、音質はとても綺麗で使いやすいです。プリアンプとして他のこの機材をシュミレート・エミュレートしている、この音に似ているというよりかは、よりアンプを通して使いやすい音になるという印象です。
具体的な質感としては数値として周波数を出すのが本当は良いのかもしれませんが、聴いた感じでの感想ですと、引き締まるところは引き締まり、高音がギラッとして良い感じで抜け感のあるという感じです。
ですので、誰がどのように使っても良くも悪くも使いやすい音になるという印象です!
おすすめPOINT②:使いやすい歪感
次に歪感ですが、これもまた素晴らしいです。ブレンドのつまみはついていますがこちらはMXRと違い、歪をブレンドするものではなく、あくまでプリアンプと原音のブレンド具合になっています。歪を使う場合はドライブのつまみを使用します。
このドライブのつまみはオーバードライブの様な質感で、嫌味もなくポップスからロックまで様々なジャンルに使用することが出来そうです。
逆に言えばディストーションやファズの様な強い質感ではないので、そういったジャンルを演奏しようとすると別途歪エフェクターを使用するか、MarkBassなどの元々歪を調節できるようなアンプを使用することが前提となってきそうです。
ですので、とにかく色んな設定を研究するより、ぱっと様々なジャンルで良い感じに!という方にはうってつけです!
おすすめPOINT③:EQのシフトボタンもGood!
通常のプリアンプエフェクターについている3バンドEQは、商品によってEQが掛かる周波数帯が決まっていることが多いので、ここの音はまぁいいけど、ここは削って欲しくなかったななど、音作りに詳しくなるにつれて別途EQを使いたくなる様な気がしています。
気がしていますと書いたのは、筆者はベースも演奏できるものの作曲・ミックスが中心なのでEQはDAW上で適切なものを操作すため、エフェクター自体の3バンドEQは使ったことがないからです....!
Sansamp Bass Driver DI V2では、MIDとBassの領域でどこの周波数帯を増減させるかそれぞれ2種類に切り替えることができます。
例えばですがBass(Low)の領域において、バスドラムとベースの関係性を考えるとします。
これは使うアンプや楽器本体、演奏するジャンルにおいて変わってくるので「これが絶対という訳ではない」ということを一応記載しておきますが、基本的には50Hz~100Hzくらいの領域にバスドラムの胴鳴りがあると仮定するとします。
その際にそのバスドラムを邪魔したくないとすれば基本的にはこのあたりを少し削りたいわけです。
もしくは、より低音の重厚感を足したい場合、20~40Hz辺りを少し盛ってあげたい訳です。一応ですがこれも時と場合によるのであくまでこんな場合もあるという1例だと思ってください。
この2つ場合、Sansamp Bass Driver DI V2ではBassのEQ稼働領域をスイッチで80Hz帯と40Hz帯に切り替えができるわけです。そうなるとこのようなものを1つの基準として考えた場合すごく良いですよね!また、この要領でMIDの領域も切り替えることができます!
一応何度も言いますがEQの使い方は時と場合によりますので、いわゆるSNS上に上がっているようなEQレシピというものは本当は存在しません。なのでこの記事でも書きません。先程のはあくまで1例として捉えて下さいね!
結局何が言いたかったというと、音作りを数値で見れるようになり詳しくなった場合でも普通の3バンドEQより、よりベースに特化した形で欲しいところに手が届くようになっています。
まとめ
とりあえずオールジャンルに何も考えずに良いベースの音を出したい!という方はSansamp Bass Driver DI V2で良いと思います!少なくとも買って間違ったとなることは個人的には少ないかなぁと考えています。
仮に間違えたとなるとしたら、先にも挙げた通りパンクやメタル、ラウド系などの激しい歪を使うタイプのジャンルをやりたいという方だと思います。あとはやはりサンズの音がそもそも好きじゃないという方ですかね!
それ以外の方は音作り中級者になっても使いやすい機能がたくさんついているとなると、他に紹介したプリアンプより値段は少し張りますが、1台持っていて損はない商品だと思います!
説明だけ見ると滅茶苦茶良い商品なんだね!
間違いないと思うぜ!
やはりベストセラーになり、定番になるにはそれなりの理由があるからね!皆使っているからという点で避けるのはもったいないぜ!
8:コンプレッサーと、最初に持ちたいコンプレッサー
コンプレッサーもベースでは定番に良く聞くエフェクターの1つですよね!先程様々な説明をしている際に「コンプの使い方を間違っている・もしくは間違った説明を見ている」と書きましたね!
ここでは、その説明について書いていき、また同時に最初に持ちたいコンプレッサーを紹介したいと思います!
コンプレッサーについて
コンプレッサーについてですが、皆さん「コンプは音を均一にする機材」という説明や動画を見ていませんか?
誤解を恐れずにはっきり言えば、それは間違いだと思ってください!確かに機能面で言えば、音を均一にすることは可能です。ですが、音を完全に均一にするとどうなるでしょうか?
例として、Aメロでベースとドラムとボーカルだけのパート、落ちサビでピアノとベースとボーカルだけのパートなど楽曲内でこのような構成になる曲は良くあると思います。
ここでサビの皆が弾いている楽曲の中で1番音量が出る所で音量を均一にする設定をした場合、これらの様なセクションのベースの音量はどうなるでしょうか。結論、大きくなりすぎます。
確かに。と納得した方もいらっしゃるともいます。ではコンプはどういう使い方をするの?という事ですよね!
コンプレッサーは必要以上に音量が出すぎたところは抑え、最低このくらいの音量は出てきてほしいという様に、最低音量と最高音量を設定するエフェクターだと思ってください。
最高音量はスレッショルド(何dbの音量が出た場合)、レシオでどれくらいの割合で圧縮するか。
そしてインプットでは、どれくらい最低音量が欲しいかと言う設定をします。
ですので、インプットとスレッショルドレシオの設定できつくコンプをかければ理論上音を全く均一にすることは可能ですが、先の例の様に音量のダイナミクスを失い、曲中において自分のの弾き方での音量変化等はできなくなります。
ですが、やはり人間の弾き方は毎回毎回まったく同じように演奏することは不可能ですから、ある程度音量を設定できる方が有意義ですよね!なので、皆コンプを使う訳です!
じゃあ、ベース以外も適度にコンプ使った方が良いんじゃない?と思い方がいれば筋が良いです!
ミックス等の作業では場合によってではもちろんありますが、程々に多くの楽器にコンプをかけています!
また、先のプリアンプの説明で、SNS上にある様なEQレシピというのは本当は存在しないと言いましたがコンプも同じく、どれくらいかけるか、そもそもかけるかどうかの選択肢もあるので、コンプレシピも存在しません。
1つの指標として覚えるのは良いと思いますが、あくまで時と場合で使い分けできるようにしましょう!
| メーカー/製品名 | BOSS/BC-1X Bass Comp |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| サウンドハウス価格 | 22,639円(税込) |
| 楽天市場価格 | 25,300円(税込) |
※2026年4月現在の価格
BOSS/BC-1X Bass Comp
Good Points
1. 自然なコンプ感
2. ギラッとした高音で抜け感が◎
Bad Points
1. 周波数的なダイナミクスレンジが狭くなる印象。低音がキュッとするので低音を盛りたいジャンルでは調整が必要。
BOSSはエフェクターを中心に昔から初心者から世界的アーティストなどにも愛される老舗のメーカーです。
よく、Bossのエフェクターを通すとBossの音になってしまうと嫌われる場合もありますが、個人的にはそうは思いません。
確かに一部周波数帯がキュッと引き締まったりすることがありますが、他メーカーの商品でもバイパスエフェクターであればある程度音にキャラクター付けは出てきますので、Bossだからと言って嫌う必要は別にないかなぁと思っています。
コンプにも様々なものがありますが、どうしてBossのこのコンプが良いと思ったかを見ていきましょう!
おすすめPOINT①:分かりやすつまみと見やすいゲインリダクション
先程、音量の設定にはスレッショルドとレシオを使用すると言いましたね!実はコンプには機種によって、インプットとアウトプットのみでレシオを調整するだけの物もあります。
ですが、この機種ではしっかりそれぞれつまみがついているので、どこを操作すればいいか一目でわかります。
そして、つまみの下にゲインリダクションがついていますね!こちらはエフェクターそのもののバッテリー残量とゲインリダクションを切り替えることができます。
ゲインリダクションとは、どれくらい音をつぶしたかを見れるメーターです。
ゲインリダクションが反応しない場合は定めたスレッショルドにそもそも反応していないという事です。因みにそれが全く悪いことではないです。
例えばサビの最高音量に対してコンプを設定した場合はAや落ちサビ等の音量が弱いわけですから反応しなくても良いはずです。
BC-1X Bass Compでのゲインリダクションの見方はその入力された音に対して、スレッショルドとレシオを設定し、実際に圧縮されている具合は緑色のライトが付きます。
1番右にあるレベルのつまみは、コンプがかかった後にその先に繋いである機材に出す音量を調節するつまみであり、それを調節した際にゲインリダクションが赤く光った場合はピークに達しクリップ(音割れ)している状態になっていると言えると判断できました。
ですので、スレッショルド・レシオ・レベルを調整した段階でゲインリダクションが緑色であることが理想です。
加えてリリースのつまみですが、これはコンプが作動してからコンプを解除するまでの時間のことを指しています。
基本的に単位はms(ミリ秒)だと思いますが、リリースを最大にしている場合、次の発音のギリギリまでコンプがかかっていいる状態なので、いわゆるサステイン(音の伸び)が長くなります。
短いと逆にコンプが早く取れますから、割と歯切れよくコントロールできます。これもジャンルによって使い分けすることがオススメなのでレシピなどは存在しません。
例えば、バラードのような1音1音が長いような音符であればサステインが長いほうが良いですし、ファンク等の細かい音符やグルーブを要求されるようなジャンルであれば余韻の管理が大事になってきますからサステインは程々にした方が良さそう。
などの考え方です。これは筆者の考え方なので完全に合っているという訳では無いですが、このように時と場合や自分の音に合わせてオリジナルの設定していきましょう。
コンプはそれぞれスレッショルドやレシオ等の表記やゲインリダクションも様々なタイプものもありますので、基本的な形で視覚的にも分かりやすいBC-1X Bass Compはまさにオススメと言えます。
おすすめPOINT②:程よいバイパス音
先程、Bossの音になるのを嫌う人もいると書きましたが、実はバイパスエフェクターは電源をオンにしなくてもエフェクターに通しただけで音が変わります。これはBoss特有の仕様ではなく、様々なメーカーでも出ており、バイパス音が良いかどうかはその商品によります。
BC-1X Bass Compはギラッとした高音にベースの出て欲しい音域がキュッと引き締まって前に押し出してくれる印象です。
もちろんプリアンプと合わせて使う場合を考えれば、プリアンプにも3バンドEQがついていますから、必要な部分はそこで減衰することもできます。
また、先も記載しましたが、割とギラッとした高音が出る印象なのでコンプ単体で使った場合でも、MarkBass等のアンプ側で歪の調整ができる場合やアンペグ等の素直な音のアンプで使う場合でも周りのアンサンブルに埋もれないような音作りができると思います。
おすすめPOINT③:安すぎず高級過ぎない値段
コンプはエフェクターの中でも最も扱うのが難しいエフェクターの1つです。というのもエフェクトのかかり具合が初心者の方では判断が難しく、楽曲のジャンルによって使いたいコンプも変わってきます。
筆者自身も安いコンプ、高いコンプ使ってきましたがモノによってはやはり値段ではないなと感じる部分もありつつ、大きく外さないのはやはり中価格帯の物かと思っています。
コンプは良いものだと4万円近くの価格になりますから、この価格で手に入れることができ、仮に最初に理解できなくても後々分かるようになった時に使用するのに先ず良い機種になりそうなので、持っておいて損はないかなと思います。
まとめ
見た目で分かりやすく、音も悪くない柔軟なコンプと言う感じです。
コンプには値だけが書いてる物やそもそもスレッショルドなどが無く、インプット・アウトプットで判断するものもあります。
コンプの定番は人によって別のおススメがあるかもしれませんが、使いやすさや音のキャラクターのことを考えると、BC-1X Bass Compはニュースタンダードになりそうだなと個人的には感じています。
コンプの説明、変化の分かりずらさ、今まで見てきた中で一番見たかった情報かも.....
あぁ!コンプは正直プリアンプやマルチエフェクターに比べると、その難しさから最初に欲しい商品ではないかもしれないぜ!
だけどコンプはベースにとっては有益なものだし、そんな難しい中でもだったら初めに持ってても損はしなかなと言うセレクトだったぜ!
初めてコンプを試したいという方は是非1回試してみて欲しいぜ!
9:初めて持ちたいベースの歪エフェクター
コンパクトエフェクターの最後は歪エフェクターについてです。
ベースは歪がかかっていないように聞こえていても、通常の場合は薄く自然な歪を若干かけてあげている方がポップスやハード系以外のロックでは楽曲に馴染み、抜け感も良くなります。
ですが、プリアンプやアンプにはDrive・Gainとして歪を付ける機能がついている方が多いですし他エフェクターに比べれば優先度は低めです。
他のベース専用の歪エフェクターと言うのも定番の機種では激しい歪の物は少なくわざわざ追加して購入するのもなぁと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで紹介したいのが今回おススメするものです。せっかく歪を買うならやはり強い歪が欲しいですよね。
この機種はギターのエフェクターですが、ベースで使用しても強みを最大限に発揮してくれます。
え?ギターエフェクターなの?大丈夫?と思われた方、いらっしゃると思いますが大丈夫です。
エフェクターは確かにギター用とベース用がそれぞれ分かれて販売されていますが、それはギターにはギターのエフェクターしか使用できない。という訳ではありません。
では何が違うの?ということですよね!
取り扱い説明書や仕様には書いていませんので、筆者の感覚になりますが基本的にはギターとベースでは楽曲の中で、出ていたら良い周波数帯、こういったものを音楽の会話の中では「美味しい」と言ったりするのですが、この言葉を使うと美味しい周波数帯が違います。
なので、あくまでその美味しい部分を上手に扱えるような仕様になっている。こういう話だと思います。
個人的にもバイパス音が好きなエフェクターはギター・ベース用問わず通したりしています。
今回紹介する商品も実際に周波数帯を見てみると、ベースのLowが少し削れています。
ですが、他のエフェクターでは削れてしまいがちなMIDや元々少ないHiの成分が格段に盛り上がっているので、その辺りはプリアンプやアンプのEQで上手く調整できれば全然問題なく使えるなと言う感じです。
さて、それでは今回おススメする滅茶苦茶歪むエフェクターを見ていきましょう!
| メーカー/製品名 | PROCO/RAT2 |
| おすすめ度 | ★★★・・ |
| サウンドハウス価格 | 19,800円(税込) |
| 楽天市場価格 | 17,600円(税込) |
※2026年4月現在の価格
PROCO/RAT2
Good Points
1. クランチからファズまで幅広い音作りが可能
2. トゥルーパス形式で原音の衰退感が少ない
3. ブースターとしての使用も◎
4. 他製品に比べ、ディストーションに特化し、ファズ辺りまでの強い歪に特に強い
5. 近年使用者が増えてきている印象がある
Bad Points
1. Rat単体での実用は正直玄人向けな印象
2. フィルターノブの音のキャラクターの変化が大きく、慣れるまでの音作りが大変
PROCOはアメリカのメーカーで、主にエフェクターやケーブルを製造しているメーカーです。
特に有名なのは今回も紹介するRATという商品ですが、世界3大ギタリストと呼ばれているうちの1人、ジェフ・ベックも愛用していた製品です。
ディストーションペダルの中では、BossのDSシリーズに並び定番中の定番の商品となっています。
今回紹介するのはRATの中でも最新のRAT2という商品ですが、そんなRAT2のどんなところがオススメかを詳しく見ていきましょう。
おすすめPOINT①:定番のディストーションサウンド
RAT2は定番の「The 綺麗なディストーション」という感じで、一度は聴いたことがあるし、思っていたディストーション感が手に入るといった所感です。
様々なディストーションを試してきましたが、結局のところ、高級なもの以外では思ってたものと違うかなぁとなり、無難に良いところを使うならRAT2でいいか、と落ち着きがちというところがあるくらいです。
歪はディストーションから弱めのファズくらいの印象で、調整によってはクランチ的なトーンも作れますが、クランチトーン的な自然な歪を目指すならプリアンプのサンズアンプで良いかなと思います。
使うジャンル的にはギターではオールジャンルで使えるものですが、ベースに限って言えばパンク・メタル・ラウド系などのいわゆる激しいロックの様なジャンルでは持ってこいの商品です。
このくらいの歪の質感や使いやすさは基本的には3万円台後半から4万円前後の商品に多い印象があるので、この価格帯で購入できるのはすごく嬉しいことと言えますね!
おすすめPOINT②:オリジナルサウンドを狙える
筆者はベースにRATを使うことは良くありますが、一般的にはやはりギター用のエフェクターをベースに使うことは商品説明の前の導入の通り、少ないとは思います。
特に、サンズアンプを現在持っている。もしくは一緒に購入することを検討していたという方にとっては、元々サンズアンプは音色へのキャラクター付けが顕著な商品ですから、ここを解消して少しでもオリジナルの音色に持っていきたいという方にとっては持っていても良い商品かなと思います!
まとめ
正直、歪エフェクターは記事冒頭や歪エフェクター紹介の導入でも記載した通り、あまり優先度は高くありませんしギター用エフェクターをベースで使うというのも多くの方がやっていることではないと思います。
ですが、使いやすいエフェクターであることや使用している方も少しづつ出てきていることもあり、RATをベースに使用することはニュースタンダードになりそうな予感もしています!
ですので、プリアンプやアンプの自然な歪では無く、もっと強い歪を使用したい!と考える方にはおススメできる商品ですので、歪エフェクターを考えている方は是非参考にしていただきたい商品の1つです!
使う方が増えてきているというのは...?
どんな人たちが使っている傾向があるの?
あくまで個人的な感覚だけど、例えば海外のハードな歪を使うDjent的なサウンドを目指す人だったりとかが多い気がするかなぁ!
ただギターでもオールジャンル使いやすい歪だからこれから普通に使う人も出てくるかも知れないぜ!
10:初めて持ちたいマルチエフェクター
最後はマルチエフェクターの紹介です!本記事冒頭の優先度で、マルチエフェクターはプリアンプに次いで2番目にしていた商品です。
理由としては様々なエフェクトの種類を複数同時に使用できるためです。
音質で言えば比較動画や実際に使用したことのある商品を比較してもやはりコンパクトエフェクターの方が箱感やライブ感があり、個人的にはそちらの方が良いと思いますが、現代の録音では必ずしも箱感やライブ感が必要なわけではなく、時にはベースだけ、十分すぎるアナログ感があったとしても他のソフト音源やシンセサイザーなどとの兼ね合いで楽曲全体の音作りをする際に、そのアナログ感が邪魔になる場合もあるので、その点も加味すればあまりこだわりすぎる必要はないとも言えます。
記事を最初から見ていただいた方は分かっていただけると思いますが、やはりプリアンプもコンプも歪もゆくゆくは全部揃えたいエフェクターですが、初めてエフェクターを買うと言うのに、全部購入すると本記事のおススメだけも約8万円と高額になってしまいますよね。
それに、サンズアンプの様なキャラクター付けが顕著なエフェクターはどこでも使用しやすいですが、学校やお気に入りのスタジオで練習していて、いざライブとなった時に環境も貸し出しアンプも全然違うとなった際には音を作り直さなくてはいけませんが、マルチエフェクターではアンプのシミュレーションもありますし、作った音を保存しておけますから、完全に作り直さくても良いとは正直言えませんが、ある程度の環境であればその1台だけである程度安定した音をどこでも再現できます。
マルチエフェクターはこれら本記事で紹介した必須級の3つのエフェクト以外にも空間系やモジュレーションも加え、今回紹介する商品では97種類のエフェクトが入っており、同時に6種類を並行して使うことができます。
ですので、今後の活動において、2個目のエフェクター等はしばらく考えていないという方はマルチエフェクターがおススメです!
では、数あるマルチエフェクターの中で実際に良いなと思った商品をご紹介します!
| メーカー/製品名 | ZOOM/MS-60B+ |
| おすすめ度 | ★★★★・ |
| サウンドハウス価格 | 15,612円(税込) |
| 楽天市場価格 | 17,900円(税込) |
※2026年4月現在の価格
ZOOM/MS-60B+
Good Points
1. コンパクトサイズのマルチエフェクターで持ち運びしやすい
2. ギターよりもエフェクターの価格が高いので、多くのエフェクターをこの価格で使えるのは◎
Bad Points
1. 他定番のコンパクトエフェクターに比べると音質は少し△
ZOOMは1983年に電子楽器の開発、及び製造/販売を目的とし設立された会社です。
主に、マルチエフェクターやハンディレコーダーとして有名だと思います。
マルチエフェクターに関しては、コンパクトサイズのマルチエフェクターもあり、初心者の方のベースのマルチエフェクターの選択肢として必ず入ってくるほど有名です。
また、ハンディレコーダーに関しては楽器の録音のみならず、近年ではヒューマンビートボックス/ボイスパーカッションや会社の会議のレコード、取材の際のマイクとしても人気が高く、様々な場面で利用されています。
今回は同じZoomから「B1 Four」とどちらをおススメするか正直滅茶苦茶悩みました。
と言うのもB1 FourはMS-60B+より約3,000円ほど安く、エフェクターがどのように繋がれているかなどのパッチの順番やフットスイッチの切り替えなどが直感的に分かりやすかったからです。
ですが最終的にMS-60B+を選んだのは販売開始年がMS-60B+は2024年となっており、音質やその他技術が格段に現代に合う様になっているのと、同時に使えるエフェクト数がB1 Fourより1つ多いのに加え、内臓エフェクト数も初期段階では97種類とB1 Fourに比べ多くなっています。
え?同時に使えるエフェクト数がそんなに大事?と思いましたよね!では、ここからはその説明も加えて老舗メーカーのZoomから、MS-60B+の魅力を紹介していきます!
おすすめPOINT①:圧倒的なコスパ
MS-60B+は約15,000円ですが、初期の段階で97種類のエフェクトがあり、iosの端末であれば専用のアプリから更にダウンロードできます。エフェクトのダウンロードはB1 Fourでも可能なので、初期エフェクトの数だけで言えばさほど重要な比較ポイントではないかもしれませんが、アプリなどが良く分からない、とりあえず追加の事は考えず真っ先に色んなエフェクトを使いたいと言う方は多い方に越したことはないですよね!
それよりも同時に使えるエフェクトの数がB1 Fourより1つ多い6種類であることが直感的に使えるB1 Fourと比べた際の最も大きい決め手でした。
「1つってそんなに大事?」と思いましたよね?大事です。
ベースは主に本記事で紹介している、プリアンプ・コンプレッサー・歪は先ず使います。
そして、マルチエフェクターの導入で書いた通り、ある程度の場所で自分の音を作り直さず、安定してパフォーマンスを出すために、アンプシュミレーターもマルチエフェクターにおいては使いたいですよね。
加えて、ホールや野外等の機材的ではなく環境的な違いも出てきますから、空間系エフェクトの中からリバーブも使いたいです。
さてここまでで5つエフェクトを使用しましたね!ではここで、なぜもう1つ使えることが大事か。その答えはチューナーが使えるからです。
でもチューナーはクリップタイプの物を持っているよ。という方もいらっしゃると思います。
ですが、正直チューニングの精度で言えば物にもよりますが、クリップチューナーよりエフェクターの方が高いことがほとんどです。
ですので精度も高く、余計に荷物を持ち運ぶ必要もなく切り替えだけでいつでも簡単に呼び起せるという点でもう1つはとても重要です。
もし精度の良いチューナーを持っている方は、例えばソロパートでのブーストやバッキングとスラップ奏法での歪の切り替え、場合によってはオートワウ等の使用など痒いところに手が届きます。それが次の決め手と相まって、直感的な操作感と約3,000円の価格の違いを上回りました。
おすすめPOINT②:マルチレイヤ―IRと発売開始年数
先ず簡単に説明できるのは販売開始年数です。
これはエフェクターだけでなくギター・ベース本体やシンセサイザー・電子ピアノなど特定の物に限らずなんでもそうですが、例えばエフェクターで言えばIbanezのTSシリーズなどは古くからあるエフェクターの1つですが、販売開始年数によって基盤の中身や細かい作りなどが異なり、現代の物とビンテージの物では音の質感は違ってきます。
同じく老舗のBossも通常の物に加えて「技」と言われるシリーズや「技craft」というシリーズもありますよね!
要するに、新しい方がより現代に合い、手に取ってくる方にとって使いやすい仕様になっているという事です。
ですので、どうしてもこの機材の音が好きだ。どうしてもビンテージの音が好き・コレクションしたいという方でなければ最新機種を買う方が筆者的には良いと思っています。
もう1つはマルチレイヤーIRです。これも最新の製品だからという点の1つです。
IRは今回はアンプシュミレーターにおいての話ですが、他にもリバーブ等で見られる仕様の1つです。
IRは実際に音をシュミレートするだけでなく、実際にアンプが鳴った後の空気感を録音して音を鳴らした瞬間にそれを呼び起こし、より実際に近い音を再現できる仕様です。
リバーブにおいては例えばお風呂場・ホール・スタジオなどそれぞれの響き方を実際に録音していて、それを使用するという事ですね!
では?IRのマルチレイヤ―とはなに?という事ですよね!
音を鳴らすと言っても、強く弾いた時・普通に弾いた時・弱く弾いた時で、正確に言えば若干ですが鳴りや響きが違う訳です。MS-60B+ではこの3段階を録音することにより、よりリアルで、より演奏の強弱に追従したIRを使用できる形になっています。
やはり気持ちいの良い音で練習することは意欲が上がりますから、相対的に練習も増え上達も早くなるという事です。
まとめ
マルチエフェクターはもっと高価な商品もありますし、高価になれば音の解像度であるサンプリング/ビットレートが上がっていきますからより音質の良いものもありますし、悩んだB1 Fourの様に直感的に使用しやすいものもあります。
ですが、現代に合う音や同時に使用できるエフェクト数・最新技術の使用・安心できるメーカー・価格によるコスパ。この最初に悩む四天王をクリアするマルチエフェクターで絞るとそう多くはありません。
MS-60B+はそれらを全て満たしていますから、初心者の方や最初に持つエフェクターでコンパクトでなくても良いなと思っている方にとってはまさに1番おススメの商品と言わざるを得ないでしょう!
ふーん....。マルチエフェクターは滅茶苦茶便利そうだね!!
あぁ!便利なのに加えて色んなエフェクトを勉強できるから、先ずはマルチで触ってみて、このエフェクトはもっと質の良い・狙った音が欲しいという場合にその部分のエフェクターをピンポイントで買うというのが悩んでいて何も買わないというよりかは断然おススメだぜ!
まとめ
さて、今回は初めて持ちたいベースエフェクターとしてエフェクトの説明から、定番商品が何故良いか、それからニュースタンダードなりそうな定番から少し外れたエフェクターまで様々紹介してきました!
筆者的には初心者の方が持つエフェクター、ベースは初めてから少し経つけれど初めてエフェクターの購入検討をしているという方向けにご紹介してきましたが、定番商品という点ではもっと多くの商品があると思います。
**ベースの音作りは「料理の味付け」に似ています。素材(楽器)の良さを活かすために、どのスパイス(エフェクター)をどれだけ足すか。現場で求められるのは、常に「アンサンブルを支えつつ、埋もれない音」です。今回紹介した最小限のセットを使いこなして、最高の低音を響かせてください。**
この記事が面白い、勉強になったという方は商品を検討していなくても音楽の知識を紹介している記事は他にもたくさんありますので是非他の記事も見ていただければと思います!
本記事の内容は、実際の制作・宅録環境での使用経験や、複数の機材・手法を比較した上での判断をもとにまとめています。
環境や目的によって最適解は変わる為、あくまで一つの現実的な指針として参考にして下さい。
